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「自分をマネジメントすることを通して人をマネジメントする」


目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「仕事は生き方である」
〇本文    「人をマネジメント理論はその対象により多様である」
〇編集後記 「マズローの5段階欲求とは?」
………………………………………………………………………………………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。


令和5年8月9日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「仕事は生き方である」

■人生どう生きるかによって
仕事に向かう内面の動機は人それぞれです。

組織で支持されたことを行うか。

自分がどういう動機をもって仕事をするか。

仕事と人生は切り離すことはできません。

■マズローの5段階欲求に従って人は仕事への動機が決まるので
人生のどの段階かその時々の状況によって
働きた方が異なります。

マネジメントとは人の使い方ではなく
自分の使い方と考えた方がよさそうです。

そもそも、人は自分しか動かせない。

■自分の人生は自分で決めるものであり、
他人によって左右されるものではない。

人間は人と人との関係の中で存在しているので
自分をマネジメントすることを通して
人をマネジメントできる。


■さて、
本日のテーマ
==============================
「人をマネジメント理論はその対象により多様である」
(「明日を支配するもの:21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==============================

■人のマネジメントには唯一正しい方法があるという
前提は間違いである。

有名な人のマネジメント理論にX理論とY理論の二つを対比し
X理論は指揮命令の古い考えかたであり
人間は自分の考えで自律する存在であるとするY理論の
ダグラス・マクレガーが正しいとした。

ドラッカーもその少し前「現代の経営」で
同じことを言っていたと暴露する。


■ところがその数年後
エイブラハム・マズローがマクレガーとドラッカーの間違いを指摘した。

人の仕事に取り組む姿勢には
5段階のレベルの欲求があるとした。

マネジメントの仕方は
そのレベルによって異なるべきことを明確に示した。

その立論には圧倒的な説得力があった。

しかし現在マズローでさえ
注目する人はあまりいない。

■人とそのマネジメントについては
諸々の前提がある。

例えば、組織に働く者は
その組織に生計とキャリアを依存するフルタイムの
従業員であるとする前提である。

また従業員は誰かの部下であるとの前提である。

しかしながらこれらの前提は第一次世界大戦の頃は
現実的で意味があった。

今は無効になっている。

■今では組織に働く者が大半だとは言え
パートタイム、
アートソーシングの委託先の従業員、
派遣社員、
契約ベースで働く人など多様である。

しかもその彼らが
最も高度な知識労働者であることが
多くなっている。

知識労働者に成果とあげられるように
マネジメントすることが重要である。



〇編集後記(マズローの5段階欲求とは?)
===========================
マズローの5段階とは人間の欲求は「生理的欲求」、「安全の欲求」、
「社会的欲求」、「承認欲求」、「自己実現欲求」の五段階に分けることができる。
 最下層の「生理的欲求」から、一段づつ欲求を満たしていくことで、
最終的には最高位の「自己実現」に向かっていくという理論です。
===========================

SCMとは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/m0bp55q16202416dn9vfm




そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。

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