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未来は予測できない,つくるもの
発行部数: 9,817部  発行日: 2025年07月02日
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「未来は予測できない,つくるもの」



目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「不確定の未来はフィードバックが補完する」
〇本文    「未来は予測できない,つくるもの」
〇編集後記 「 すでに起こった未来」
………………………………………………………………………………………………………………………………


いつもお読みいただきありがとうございます。


令和7年7月2日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「不確定の未来はフィードバックが補完する」

■未来も自分も分からない。
何かをすることに決めたならば、何を期待するかをただちに書きとめておく。
9か月後、1年後に、その期待と実際の結果を照合する。

ドラッカーは、これを50年続けている。
そのたびに驚かされている。

これを行うならば誰もが同じように驚かされる
(引用:プロフェッショナルの条件)

■フィードバック分析とは、
自分の強みを見つけるための自己分析です。

強みとは、ドラッカー曰く、人が生まれながらにして、
並外れてできることです。

しかしその強みは、簡単に見つけることはできません。
そこでドラッカーは、強みを見つけるための方法として、
フィードバック分析を提唱したのです。

■仕事で成果を出せる強みは何なのか。その答えを知るためには、
仕事をしながら自己分析を定期的に行っていくしかないでしょう。
ですから、社会人になっても自己分析が重要なのです。

また、人間の認識能力には限界があります。
過去の出来事であれば、当時のままを思い出すことは困難です。
どうしても、現時点から見たバイアスがかかってしまいます。

一方、フィードバック分析であれば、タイムラグなしで、
ありのままの自分を分析することができます


■さて、
本日のテーマ
==============================
「未来は予測できない,つくるもの」
(「明日を支配するもの:21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
==============================

■世界全体について
根本的変化が続く時代に入っていることは
確実である。

単に経済の変化ではない。
技術の変化でもない。

■人口の変化であり、政治の変化であり、
社会の変化であり、
哲学の変化であり、
世界観の変化である。

従来の経済理論や社会理論は
役に立たない。


■そのような時代にあって明らかなことは
変化を無視し明日も昨日を同じように見なすことは
無理である。

変化の時代にあって
前に時代に成功した組織は
明日も昨日も同じであるという幻想にとらわれかちである。

企業にしろ教育、医療その他の分野で
少なからざる者がそのままで
生き延びることはできない。


■変化は予期できない。

成功への道は、
自らの手で未来をつくることのよってのみ
開ける。

新しい現実という制約の下で
未来は生みだせるし、
つくり出せる。

自ら未来を作ろうとしない方がリスクは大きい。


〇編集後記(すでに起こった未来)
=========================
「すでに起こったこと」を観察すれば、そのもたらす未来が見えてくる。
ドラッカーはそれを「すでに起こった未来」と名づけた。
「重大な変化は、価値観の変化、認識の変化、
目的の変化など予測不能なものの変化によってもたらされる」(『すでに起こった未来』)。
ドラッカーの言葉、「未来を予測する最善の方法は、未来を創ることだ」は、
私たちに深い示唆を与えてくれます。 
この言葉は、単に未来を待つのではなく、
自らの行動で未来を切り開くことの重要性を説いています
=========================

ホームページご覧ください。

https://k.d.mail-magazine.co.jp/t/ce7j/o06vhno1g5stgxm50s


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本メールの返信でよろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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