◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第832号
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「日本発のボトムアップ経営」
目次
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〇前書き 「カイゼン」
〇本文 「ボトムアップによる実験」
〇編集後記 「小集団活動とQCサークル活動」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和6年7月17日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「KAIZEN」
■KAIZENは改善、カイゼンが元である
経営用語として国際的に通用しています。
戦後デミングによる品質改善QCが
統計的手法で日本に導入されましたが
日本では経営品質向上手法として
一般化しました。
■現場現実現物という3現重視で
理論空論を排除する運動として発展しました。
日本ではTQCとして普及し
米国ではTQMと命名されました。
日本語では総合的品質管理ですが基本的には
同じものです。
きっかけはデミング博士ですが
日本発のボトムアップ経営です。
それがテイム・ブラウンの
デザイン思考にも影響を与えていると思います。
〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「ボトムアップによる実験」
「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
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■自然食品やオーガニック・フードの世界最大の小売りチェーン
ホールフーズマーケットは
各店舗の従業員を小さなチームに分け
顧客により良いサービスを提供するために実験を奨励している。
陳列アイデイア、厳選商品の選択など
店舗近隣にあった特色をだせるようにした。
■全従業員が企業全体のビジョンを理解し認識し
ビジョンに貢献するようにした。
ボトムアップによる実験の成果を
無秩序なアイデイアのままに
うやむやにしないために何が必要か。
トップの役割が重要なのだ。
企業のピラミッドのトップにいる人々が
ィノンベーションへの強い意識を持つことで
ピラミッドの下にいる人々からよりよいアイデイアが
返ってくる。
■トップとボトムが共鳴する必要がある。
実験への慎重な許可を求める提案と
異様な興奮した集団からクールなプロジェクト提案があれば
熱意が伝わる後者が興味を引く。
失敗も多い。
失敗を恐れるよりも
情熱・熱意がプロジェクトを成功させる。
■「過ちは人の常、許は神の技」という格言を
心に留める必要がある。
かって日本のものづくりが
「ジャパンアズナンバーワン」としてもてはやされた時代、
現場のQCサークルの熱意ある活動が奨励された。
現場もトップもカイゼンに情熱を燃やした。
〇編集後記(小集団活動とQCサークル活動)
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小集団活動とQCサークル活動
小集団活動は、製造業をはじめとして、
様々な業種の企業において導入されているカイゼンチーム活動です。
小集団活動の代表格はQCサークル活動です。
小集団活動とは、職場内あるいは共通の目的を持った関係者が、
改善チームを作り行なう活動のことを指します。
部門毎のチームやサークル、部門横断チーム等の小集団など、
活動の目的に応じて様々な形態があります。
小集団活動の推進方法は次の通りです。
・5人から10人くらいの少人数のグループを編成する
・共通テーマや目標を決めて、活動を行なう
・メンバーそれぞれが役割を持つ
・定期的にミーティングを繰り返す
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https://k.d.mail-magazine.co.jp/t/ce7j/n0xyd9p1t3mp9v609hrEQ
そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。
ホームページご覧ください。
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