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右脳を活用するビジュアル・シンキング
発行部数: 9,912部  発行日: 2024年09月18日
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「右脳を活用するビジュアル・シンキング」



目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「右脳と左脳」
〇本文    「アイデイアを表現するためのビジュアル・シンキング」
〇編集後記 「視覚的な思考法(ビジュアルシンキング)」
………………………………………………………………………………………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。


令和6年9月18日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「右脳と左脳」

■イノベーションには
右脳と左脳の思考を使うことが
大事だと言われていまっす。

左脳は
・論理的で冷静
・筋道立てて考える
・客観的な分析が得意
・デジタル派
・計算が得意
・几帳面

左脳は言語や計算力、論理的思考を司る脳です。

右脳は情報を知識として認識し整理する役割を果たしています。

左脳は主に言語や数的処理を司る脳なので、
記憶脳力は右脳に比べると劣っています。


■右脳は
・感情表現が豊か
・感性がするどい芸術家
・人の気持ちを汲み取れる
・空間認知に長けている
・アナログ派
・暗記が得意

右脳はイメージ力や記憶力、想像力やひらめきを司る脳です。
視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚の五感に関係し、
感情をコントロールしています。

音や色の違いを認識したり、
物事に感動したりするのも右脳の働きによるものです。


右脳の働きが活発なのは、
言葉がまだ未発達な3歳前後の幼少期。

成長するにつれてだんだんと言語を司る
左脳が活発に働くようになり、左脳優位になっていきます。

■利き手と脳は関係があると言われています。

左利きは右脳派だそうです。
ケランジェロやピカソ、モーツァルト、ベートーベン、アインシュタインは
左利きだったといわれています。

レオナルド・ダ・ヴィンチに至っては両手利きだったとか。

ビジュアル・シンキングは右脳を活用するようです。


〇本文
■さて、
本日のテーマ
===========================
「アイデイアを表現するためのビジュアル・シンキング」

「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
===========================

■デザインの専門家は絵を描くことを学ぶ。

絵を描くのは浮かんだアイデイアを
図式化するのではなく
表現するためだ。

アイデイアは言葉や数値でも表現できるが
アイデイの機能的特徴と感情的要素を
両方同時に表現できるのは
ビジュアルの「絵」だけだ。

■アイデイアを正確に描くには
どんな緻密な言語表現でもできない
判断が必要である。

どんなに美しい数式でも
解決できない審美的問題も対処する必要がある。

絵を描くには高度な判断を要する。

■ビジュアル・シンキングには様々な形態がある。

数人の生化学者が長いカンファレンスを終え、
ホノルルの夜のカフェテリアでくつろいでいた時、
カクテル・ナプキンを取りだした。

繁殖するバクテリアの動きを
大まかな絵にして意見交換した。

数年後彼らはノーベル賞受賞に
ストックホルムに言った。

偉大な発見がビジュアル・シンキングから生まれた。


■創造的問題解決の手法には
マインドマップなど視覚的枠組みを提案するもの
が多い。

レオナルド・ダ・ビンチのスケッチブックは有名だ。

彼は路上で立ち止まり理解したい物事を
書き留めることが多かった。

絵を描くことのよって考えていた。

日本でも川喜多二郎のKJ法は
メッセージをグループ化して図解する
ビジュアル・シンキングと言える。




〇編集後記(視覚的な思考法(ビジュアルシンキング))
===========================
図解やグラフィックレコーディングをビジネススキルとして
取り入れて、会議の進行やチーム内での
協働を改善するには絵を描くことが重要です。
視覚的な思考法(ビジュアルシンキング)は、
複雑な問題をクリアにし、組織あるいはチーム内の
コラボレーションを促し、イノベーションに火をつけます。
ビジュアルシンキングのテクニックを
ビジネスの現場へシンプルに導入する。
まず、「すぐに真似できる絵の描き方」「絵のボキャブラリーの
増やし方」で絵を描くことへの恐怖心を取り払い、
あらゆるビジネスシーンに沿った、絵や図の具体的な活用方法を
身に着けます。
===========================
https://k.d.mail-magazine.co.jp/t/ce7j/n0zipzp1u3ft9xd3657eC




そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。


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