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「現場もマネジメントの一角」




目次
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〇前書き  「【観察・理論・実験】（発想法：現実からプロトタイプ実証実験）」
〇本文　　「改善活動による少人化：現場もマネジメントの一角」
〇編集後記「3現主義」
………………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。

令和3年1月13日水曜日メルマガ配信します。





〇前書き「【観察・理論・実験】（発想法：現実からプロトタイプ実証実験）」




■今年最初のドラッカーコミュニテイカレッジ＃6
「正しい答えより正しい問い」で1月9日開催しました。



戦略づくりのマネジメントを体系化するにあたり
戦闘における生き残りにおいて戦士がどのように対処したか
2つの事例をご紹介しました。

ゼロ戦のパイロットであった逆井三郎の
全体絶命の状況から生還した手順と

朝鮮戦争での勝因からジョン・ボイド
が編み出したOODAが重なっていること。

さらに孫子の兵法を御紹介してドラッカーの戦略論に繋げました。

ドラッカーは
現場に何をすべきかの答えがあると
「現場もマネジメントの一角」と言いました。

現状認識が
戦闘における生き残りの第一条件というのと
重なります。



■次回第7回「観察・理論・実験」
（発想法：現実からプロトタイプ実証実験）

1.システムデザインとプロジェクトマネジメント
2.ドラッカー
3.森信三
4.弁証法（ソクラテス、プラトン、アリストテレス、ヘーゲル）
5.梅棹忠夫
6.川喜多次郎
7.野中郁次郎

マネジメントも現場重視の古典的方法論と重なります。


ドラッカーコミュニテイカレッジ＃７「観察・理論・実験」
（発想法：現実からプロトタイプ実証実験）で1月23日開催します。

ご関心ある方は以下のURLからお申込みください。
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/k0k19so0qybbuvyiaaOTa




〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「改善活動による少人化：現場もマネジメントの一角」

「トヨタ生産方式のＩＥ的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年）」より
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

■省力化とは機械を使って力を省くという意味で
技術進歩に必要なこと概念だが
部分的局所的な自動化による工数削減でも省力化という。

部分的局所的な省力化しても
機械毎に人の数が同じであれば工数削減により
直接人件費は変わらない。

人の稼働率が下がるだけで
間接人件費が膨らむだけで人件費は変わらない。

■人数を省く省人化とは
10人でやっていた仕事を2人省いて8人でやることであるが
トヨタでは人を省くという表現を避けて「少人化」という。

同じ生産量に対して5人でも3人でも仕事がこなせるようにする。

5つの工程それぞれ1人必要なら5人が必要だが
3人でこなすためには自分の担当工程に余裕があれば
他工程を応援する必要がある。

工程毎に定員を儲けない「非定員制」ともいう。


■「少人化」（「非定員制」）はひとり一人の創意と工夫により
改善活動によって行われる。

モノと機械と人の相互の関係を最も熟知しているのは
現場現実である。

組織の上層部がコスト削減のために省人化するのではなく
改善活動によって「少人化」するのである。


■トヨタを代表する日本的経営とは
現場主義で集団主義と言われている。

この集団主義とはドラッカーのいう
「現場もマネジメントの一角である」という
自律経営とも言える。

トップと現場を区別しない。

指揮命令するものとされるものを分離しない。

哲学的表現では「主客分離」ではなく
「主客統合」である。

豊田綱領では「上下一体の家族主義」経営である。



〇編集後記（3現主義）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
日本を代表するトヨタには3現主義（現場、現状、現実）
という原則があります。現場には、ムダがあり、改善すべき
ヒントがあり、経営のすべてが埋もれています。
犯罪捜査も犯行現場にすべてがあると言います。
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■ホームページご案内

SCM（サプライチェーンマネジメント）とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/k0k1aso0qybbuvyiaatEX


■以下の動画は回転摩擦抵抗の多いミニ四駆で走行速度が
１０％程度向上しました。

↓


今岡テクノロジー『制振装置R2O』ミニ四駆実験
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/k0k1bso0qybbuvyiaaUyg


２つのイノベーション
「在庫削減と欠品防止の両立」
「負荷運転でもアイドリングに近い軸振動抑制」


そしてこれらの研究開発を鼓舞した２つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/k0k1cso0qybbuvyiaa8ig


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https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/k0k1dso0qybbuvyiaaYou



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