◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第540号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「宇宙の法則:病気の発見と治療のメカニズム」
平成30年11月14日水曜日のメルマガ配信します。
■11日日曜日、若年性認知症家族会の有志16人が
会員の一人の松戸にある自宅に集まり
広い庭でバーべキュウパーテイしました。
12時に集合し18時解散という長時間の懇親会は
それぞれの悩みとどう対処したか
当事者としてお互いに情報交換しました。
早期発見・早期治療が医学の常識だとすれば
この病気の場合は
「早期発見・早期絶望」という場合もある。
■しかし、
早期発見は早期覚悟でもあり
介護人生にどう向き合うかの覚悟も早ければ早いほどいい。
受けれれられない現実も受け入れなければ
修羅場が続くだけである。
ものづくりにおいても
設備や現場の「早期異常発見が早期の処置」につながります。
■異常発見から処置までには
異常の原因が分かっていなければなりません。
病気のメカニズム(動特性、ダイナミックス)が分からなければ
治療はできない。
経営資源の時間がキャッシュを生むが
メカニズム(動特性、ダイナミックス)が分からなければ
利益は創れない。
回転軸振動の
メカニズム(動特性、ダイナミックス)が分からなければ
振動を抑制できない。
■ホームページも、ものづくりの永遠の課題である
「在庫と欠品のジレンマ」「動力源の回転軸ブレ」という
異常の原因に焦点を当てました。
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0wahzt0ytt74tb0kqnlQ
エッジの効いた2つのテーマのセミナー体系化しました。
1.「セミナー:SCMスマートファクトリーものづくり利益体質改善」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0waizt0ytt74tb0kqZ4w
2.「セミナー回転軸運動の力学と動力費削減技術(特許)」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0wajzt0ytt74tb0kq1mu
そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。
3.「セミナー:もの創り製品開発イノベーション」
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0wakzt0ytt74tb0kqFvL
4.「セミナー:主体性あるひとづくり(ドラッカー)
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/h0walzt0ytt74tb0kqtXW
■さて、
本日のテーマ
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「異常の発見とその処置」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
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■仕事というものは
人間の「意思と方法」によって支えられている。
自動化されてもIOTによるスマートファクトリーでも
機械もコンピュータもは意思と方法を自分で判断しない。
意思と手法は人間の仕事の本質である。
■オートメーションという言葉はもう古いが
オートメ―ションの条件は
「機械が異常を発見しその処置も自動的に行う」
というものであった。
トヨタ生産方式の「自働化」とは
元々織機に異常があれば自動的に止まる仕組みを作ること
から発想された。
現場でトラブルがあれば管理者ではなく
現場で止める自律管理システムである。
その意味でオートメーション(自動化)
ではなくプレオートメ―ション(自働化)
であると言える。
■さてスマートファクトリーというコンセプトは
オートメ―ションという文脈で考えると
どのように位置づけられるのだろうか?
異常を発見するとは
運転状態をセンサーで把握することである。
処置の自動化とは
センサーで測定したデータによって
最適制御することと言える。
■ロケットや宇宙船の機械システムの制御モデルである
現代制御理論では
3つの切り口からシステム問題を定義して最適解を得る。
・システムの動特性
・システムの制約
・システムの目的関数
現代制御理論のフレームワークで
スマートファクトリーを設計するときキーとなる技術は
センサーでリアルタイムで動特性を把握することであろう。
異常の発見のみならず生産速度と出荷速度
その差分積分である在庫を測定しながら
生産速度と稼働時間を観る。
処置の自動化はサイバー空間で
最適化することになる。
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imaoka@bizdyn.jp
今岡善次郎
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