◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第461号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「環境に合わせて適応するイノベーション」
5月10日水曜日のメルマガ配信します。
勤務者にとって
連休が終わり忙しい日々に復帰されたことと思います。
僕のような自由業の方は
連休中でもまとまった仕事をされた方も
いらっしゃると思います。
■5月3日
施設に入所している妻に子供達家族と
食事介助がてら面会しました。
3人の子供達とその連れ合い、孫3人と僕と妻を入れて
総勢11人は現在の僕の家族です。
皆で近くのファミリーレストランで
食事を共にするのは嬉しい時間です。
次の日は共働きの次女夫婦は又休みで
夕方から3世代4人で寿司を食べて家族カラオケに
興じました。
連休中も論文執筆で集中していましたが
いい息抜きができました。
■かっての家族であった父や母が亡くなり、
子供達が自分の家族をつくり、
ジージジージとなついて話ができて一緒にカラオケが
楽しめる孫娘が僕の家族に加わる。
1つの家族から3つの家族が生まれ、
それぞれ以前の家族とは
スタイルの全く違う生活をしている。
1人独居生活しながらその変遷をじっくり味わう
連休となりました。
企業組織も毎年退職者がいて新入社員がいて
時代環境とともに徐々にスタイルが違ってくる。
環境に合わせて適応するイノベーションが
健全な組織を形成していくのです。
さて、
本日のテーマ
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「システム改善のイノベーションは連鎖反応」
「システム再構築入門」(金田秀治、ぱる出版)より
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■業務改善とシステム構築は連動して進化する。
ICT(情報通信技術)を使わない業務改善もあり、
業務改善とは関係ないICTのシステムもある。
金田氏は両者が一体になるシステムイノベーションを
大野耐一氏の思想を引きついて実践した。
経営システムのサブシステムである
生産システムを改善することが
経営改善であり、イノベーションである。
■人間も企業も外部環境の変化に対応して行かなければ
死んでしまう。
又外部環境の変化を危機としてではなく
機会とするイノベーションを続けるには
システム構築は一回限りではなく
仕事の改善と連動して連鎖反応でシステムを
進化させなければならない。
大野耐一氏はトヨタ生産システムのイノベーション
にリーダーとして20年、模索を続けたという。
■ところが多くの企業ではイノベーションが成功しない。
システム構築に時間がかかり過ぎる。
1つのサブシステム構築に3年かかると
関係するサブシステムが3本あれば10年近くかかる。
リーダーが変わる。
リーダーが変わるとシステムの構想や狙いが
変わってしまう。
サブシステムの連鎖反応による進化が止まってしまう。
■システムの機能は環境変化にともなう
経営改善と連動しなければならない。
ITベンダー任せの提案は手法優先であり、
経営と連動した現場の要件が反映されない。
システム構築とは言え、
経営が分かりシステムの狙いをしっかり把握している
リーダーと
そのリーダーを支えるトップマネジメントがいて、
システム改善の連鎖反応がうまく行き
イノベーションが成功する。
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今岡善次郎
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