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第447号
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「セミナーで公開します:先人が気付かなかった世紀の発見か爺の妄想か」
2017年2月1日水曜日、今年もすでに1か月経過しました。
■28日の土曜日は京都大学の機械工学卒業OB会の関東支部
の新年会に参加しました。
山極京大総長の講演「猿・ゴリラの社会と人間社会」
椹木教授による講演「機械と人間からなるシステム」
2つの講演と
総会報告の後、新年交流会で卒業年度の違う世代と
交流を楽しみました。
山極総長によると
猿は強いボスを中心にした縦社会で助け合いや分け合う共同体ではないが
ゴリラは車座になって餌を分かち合う共同体である。
人類の発生系統からみると
猿よりゴリラの方が人間の遺伝子との共通点が多い。
しかし人間社会が共同体社会を喪失して猿化している。
動物社会を観て人間社会にとって役立つ新しい知見を
いろいろ発見した学者だと思いました。
■山極総長を知るためにネット検索で名言録を見つけました。
大発見を成し遂げるまでに、
気の遠くなるような思考実験があったはずである。
それは決して与えられた問いから生まれたわけではないし、
競争によって得られたわけでもない。
まだ先人の気づかない真実を探し求めたいという
野心を持ち続けたことが、
その大発見を生み出したのである。
■僕も大発見かどうかわからないですが
工作機械のドリルやスピンドル、
車のや電車の車輪やモーターの回転軸の振動による
品質低下やエネルギー損失を半減させる可能性のある原理を
発見したと思っています。
「ひかるひかる」「まわるまわる」で現代社会に欠かせない電気製品の
コマーシャルがありました。
「ひかるひかる」は照明エネルギーを半減させた
ノーベル賞のLEDがありますが、
まわるまわるエネルギーロスはそれより大きい。
回転機械の振動制御技術は半世紀前から多くの知見が発見されている。
先人が気が付かなかった真実があるかもしれないと、
高校時代の物理学や大学教養時代の力学など
ニュートン力学まで遡り
ある発明の現象を観て3年間の思考実験を繰り返しました。
■日本機械学会や各種研究会で発表しておりますが
この度一般向けセミナーで公開します。
出願済み特許にも触れます。
専門家の方も非専門家の方も用途や市場性に関心ある方の
ご参加お待ちしています。
回転軸振動制御の方法と用途についての
詳しいことや申し込みは以下のURLで参照して下さい。。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/g03vl2r05siuagbzbbxif
さて、
本日のテーマ
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「西洋の理性主義は自意識過剰の価値観である」
「日本人の価値観:生命本位の再発見」(立花均、ぺりかん社)より
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■古来から西洋は肉食であった。
人間と動物の間に境界があるから肉食主義は
人間を特別な存在とする理性主義には
馴染む価値観である。
動物も野菜も穀物も人間とは違う自然物だから
食べることに何も罪悪感を持つ必要がない。
しかし生命本位に考えると動物を殺して
その肉を食べることに抵抗があるのは自然の心理である。
■生命に根本的な価値を認めることと
動物の命を奪ってその肉を食べることは
一見、相いれないように見える。
日本では敬虔な仏教徒は肉食ではなく
精進料理を食べる。
多くの日本仏教の説明では
動植物の生命を頂いて人間の生命を維持しているという
自然への感謝の念を抱くという理性で
この矛盾を解決している。
■西洋では健康問題とへ別に肉食をしない宗教的教義からくる
ベジタリアンがいる。
生命が特別な存在であるならば
肉食を否定し、しかも動物に由来するミルク、チーズ、卵なども
食べない徹底ぶりである。
日本人は「曖昧」である。
人間も動物も物も森羅万象の1つであり
人間はその中に埋没している一部であり、
人間を特別扱いしていない。
だから肉や魚介類を食べることに抵抗がない。
■西洋人と日本人の食文化への拘りを観ても
日本人の特徴が対西洋人との比較で浮かび上がる。
理性主義は人間が自分自身を意識することの
極めて強い自意識過剰の価値観であると
立花先生は解説する。
トランプ米大統領の雇用政策や移民政策を観ても
徹底している。
自由貿易、人権尊重、グローバル化から
正反対の方向に大統領権限の力がニュートン力学の第3法則である
作用反作用の力学で働いている。
日本の伝統的な価値観とは違う
自意識過剰な徹底ぶりである。
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今岡善次郎
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