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「イノベーションはイメージ作りから」


2016年12月14日水曜日、
今年も後2週間を残すのみとなりました。

■今年は振動問題の研究で力学原理を追求し
大きな進展がありました。

又需要変動に対応する生産システムの最適化も
力学原理を利用し日本機械学会で発表しました。

力学とはdynamicsダイナミックス(動原理)であり、
これにより時間軸で変化する動きを予測できるのです。

科学的な自然のルールが数学的表現ができるので
コンピュータでシミュレーションできます。

頭の中ではアニメーション動画のようなイメージが
浮かぶことで発想しました。

又不明瞭な現象が確認できます。


今週末「流通楽座」というSCM関連の研究会でも講演します。

メルマガ読者の方で参加ご希望の方は人数の関係もありますので
imaoka@bizdyn.jpまでご連絡ください。

主催者のメール添付します。

_________________

各位

高寺@楽座会事務局です。
いつもお世話になります。
12月の流通楽座会のリマインドです(長文にて失礼します)。
12月の同会は、いつもの定例とプログラムを変えまして、つぎのプログラムにて開催します。

14:00〜15:30 講演会(無料)
15:30〜17:30 忘年会第一部 光英さんの会議室にて紀文さんの食材で開催します(会費:1,500円)。
18:30〜    忘年会第二部 紀文産業の鈴木さんのご仲介で銀座のバーにて開催します(会費:3,000円)。
   当日連絡先: 090-2904-2650 ymy.masato@ezweb.ne.jp

講演会は今岡善次郎様による
「需給力学でモデル化するサプライチェーンマネジメント」です。
忘年会の当日参加、途中からの参加も歓迎致します。
皆様、奮ってご参加下さい。

【講演会】

1.日時 12月17日(土)14:00〜

2.講演者 株式会社21世紀ものづくり日本 今岡善次郎 様
      ご経歴は下記

3.演題 「需給力学でモデル化するサプライチェーンマネジメント」
      概要は下記

4.開催場所 新宿 光英システム社
     https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f098pgv0nq1ji6tr6b03Z

5.講演概要(引用:今岡様のご紹介文)

 サプライチェーンマネジメントの狙いは2つあると考えます。
1)コストや効率という部分最適のKPIではなくキャッシュ利益という全体最適の指標であること
2)需要という変動する外乱に対して供給量を時系列的に制御すること
です。

 部分最適は変動する需要と切り離してクローズドなシステムの最適化であり、
全体最適は変動需要を考慮するオープンシステムの最適化と考えられます。

与えられた需要に対して最適な時系列供給と能力と安全在庫をシミュレーション
できる需給力学(ダイナミックス)モデルを開発しました。

古希を前にした博士課程の大学院生として学会にて講演した研究成果を披露させて下さい。

回転軸振動力学と需給力学のメタファー(比喩)を使います。
力・加速度を需要力(営業力)、受注力
速度を生産速度、出荷速度、利益速度、
変位を在庫残高、資金残高とするメタファーが成り立ちます。

5.今岡善次郎様プロフィール(引用:今岡様ご自身による紹介文)

 東京農工大工学府大学院博士課程後期社会人コース院生
 株式会社21世紀ものづくり日本代表
 SCMコンサルタントの傍ら、東京農工大大学院MOT客員教授、
 多摩大学大学院MBA客員教授、法政大学理工学部兼任教員等歴任し、
 ドラッカーマネジメント塾主催など
 マネジメント力学の体系化に関心を持ってきました。

<著作>
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f098qgv0nq1ji6tr6bYj4

【忘年会第一部】 
  光英さんの会議室にて紀文さんの食材(おでん)で開催します。
  参加費は、1,500円です。
  基本的な飲み物とおつまみは事務局で用意しますが、お酒、おつまみの持ち込みは大歓迎です。

【忘年会第二部】 
  紀文産業の鈴木さんのご仲介で銀座のバーにて開催します。
  概算の参加費は、3,000円です。
  お店は、「ゆえん」 東京都中央区銀座8-5-9民友ビル2階
  です。

以上です。


-------------------------
〒100-8141 
東京都千代田区永田町2-10-3 東急キャピトルタワー
株式会社三菱総合研究所
高寺 正人
tel  03-6705-5078
fax 03-5157-2168
携帯 080-6771-9217
masat@mri.co.jp
-------------------------
【地図】https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f098rgv0nq1ji6tr6bzDz





さて、
本日のテーマ
====================
「システムイノベーションは技能ではなくイメージから」
「システム再構築入門」(金田秀治、ぱる出版)より
==================

■日本的経営が最強と言われていた時代に
代表的コンセプトに
トヨタ自動車の「ジャストインタイム」や本田技研の「わいわいがやがや」
があった。


理論中心の技術論からみるとよく分からない表現である。

言葉で表現すると「ジャストインタイム」は
必要なものを必要な場所に必要な量だけ必要な時にあるようにする、
と定義される。

そして滞留(在庫)を無くし、機会損失を無くし、工程間同期化により
流れを作る生産として定義される。


■「わいわいがやがや」または短縮して「わいがや」と
言われるのは部門を超えて発生する課題を
部門横断、上下左右の組織の壁を無くして
一か所にあつまり「わいわいがやがや」と議論して
情報交換、意見交換しながら課題解決する。

今の言葉で言えば「クロスファンクションの情報共有」であるが
そんな技術論では片づけられない。

いずれも技術論のみの情報共有ではなく、
興味や関心など心情的な価値観が交換されるのである。

企業文化や企業風土も含まれる。

■「ジャストインタイム」や「わいがや」など一言でイメージが掴める。

イノベーション発想には
システムのイメージを描くことから始まる。

金田氏はこれは技能や技術ではなく「センス」の問題だという。

システムのイメージは「動き」を伴う。

経営とは動的(動く)ものであって時間軸で固定する静的な
ものではない。

Static(静的)ではなくDynamic(動的)であるのは
生きものの特徴である。

それは人間の感覚系で言えば左脳の論理ではなく、
右脳を含む視覚系で考え組織で共有することである。


■ジャストインタイムのイメージで伝わる
トヨタ式生産システムは効率やコストダウンのシステムではなく
その本質は変動需要に動的に適応するシステムである。

僕はイメージは掴んでいたが表現するには難しく、
誤解が多いと考えていました。


今回日本機械学会の最適化シンポジムで発表したのは
数学的には時間軸での変化である動的モデルで
シミュレーションできることでした。

機械学会に次いで上記の流通楽座で
プレゼンテーションさせて
頂きます。





●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


■■■■■寄付金のお願い■■■■

いつもご寄付ありがとうございます。

何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。

これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。

年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。

寄付金(お布施)箱(口座)

三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 21世紀ものづくり日本


■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
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株式会社21世紀ものづくり日本
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f098ugv0nq1ji6tr6b0GO

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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。