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第392号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「日本発21世紀ものづくり日本の手法」
おはようおざいます。
12月23日水曜日天皇誕生日の朝を迎えました。
今年も後1週間残すのみとなりました。
■2005年始めて社会人大学院で客員教授拝命したのは
東京農工大学大学院MOTで2010年までの6年間勤務しました。
多摩大学大学院では2010年から今年2015年まで6年務めました。
同時並行期間を含めて11年間社会人向けに
大学院で教育を担当したことになります。
又ドラッカー今岡塾を、現在休講していますが、
私塾として4年間自宅事務所で開催しました。
■今期で多摩大学大学院の客員教授を辞すにあたり、
最終講義と兼ねて
新たなチャレンジとなる構想を発表するイベントを
開催することにしました。
題して
「日本発21世紀ものづくり日本の手法」
プレオープンイベント
■イベント内容
ものづくり日本の現場経営の原点は古事記のものづくり・ことづくり・くにづくり
を包括するマネジメント思想にあり、
現代のマネジメントの神様、P・F・ドラッカーの社会生態系思想と重なります。
ドラッカーや現代のドラッカーと言われる
ヘンリー・ミンツバーグをフレームワークにして世
界に発信できる日本的経営の方法を語ります。
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/e0c7x1w00pyoh6cc4dgSu
多摩大学大学院での最終講義と
4月オープン予定の21世紀義塾のプレオープン交流会を兼ねます。
■時間
2016年1月18日
18:30〜19:30 講義「日本発21世紀ものづくり日本の手法」
19:30〜21:00 交流会
詳しくは以下ご覧ください
↓
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/e0c7y1w00pyoh6cc4d3aG
さて、
本日のテーマ
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「塾という教育システム」
「システム再構築入門」(金田秀治、ぱる出版)より
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■金田氏はコンピューターだけではなく
人間を含む経営システムをシステムと呼び、
システムエンジニア(SER)をイノベーターと見ていたようだ。
そのような人材をどのように教育するのか?
金田氏は西洋の教育システムを古代ギリシャ時代から
中世ローマ時代、17世紀〜20世紀の近代にかけて
調べた。
そしたら大まかに古代は身体の教育、中世は話術の教育、
近代は知識の教育に重点が移っていると観察した。
■明治以降西洋に影響された日本の教育システムは
西洋近代の知識中心となって
話術などコミュニケーションや説得術は疎かになった。
話術、話し方については
明治以前の日本の寺子屋や藩校ではあまり重視されていない。
むしろ軽率な話術より沈黙な誠意を重視した。
日本の組織では対話やデスカっションが上手くない。
イノベーションは独り天才の仕事ではない。
並の人間がコミュニケーションを通して
並外れた仕事をするのである。
■金田氏によると改善屋(イノベーター)に最も必要な能力は
「システムの問題点が観えてくること」である。
そして忍耐力と説得力である。
これらは知識ではなく、「術」である。
ドラッカーに言わせると「習慣」である。
知識の「学」はスクールだが「術」あるいは習慣は
明治以前の日本の教育である寺子屋や塾が機能していた。
■術や習慣は専門に分かれた知識ではなく
人間的要素が入った現場で鍛えられる。
スクール(学校)であればテキストと教師が入れば
出来るが、
「塾」は人生の師でなければならない。
師そのものが、その体験がテキストである。
師もまた弟子から学ぶ。
相互交流の塾がいいのではないか。
最も大事な教育は「問題点が観える」ようにする術、
あるいは習慣である。
その次が説得力である。
説得力は真摯な思いと論理である。
自主的な活動の中でこれらの教育が
必要なのではないかと思う。
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今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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