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第388号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「21世紀ものづくり日本のひとづくり」
11月25日水曜日の朝を迎えました。
これから季節忘年会やいろんな行事で飲み食いする
機会が増えますね。
健康に気を付けて
楽しい人生を送りましょう!
■22日日曜日には2つのイベントに参加して
社会的交流を楽しみました。
お昼はNSK研究会という戦後日本の産業を発展させた
鉄鋼業界OBを中心としたIE(インダストリアル・エンジニアリング)
専門家の集まりに新しく会員として入会し、
始めて総会、懇親会に参加しました。
平均年齢は70歳を超え、
現役時代はものづくり現場の品質改善、経営改善に貢献し
ものづくり日本を支えた人々の集まりです。
■現場こそマネジメントの一角だと言ったドラッカーの
言葉通り、米国起源のIEが日本に導入されて
現場の問題から経営全体の問題解決するマネジメント手法となった。
政府・銀行・家庭のトータルの対外的金融資産が
世界一であるのは
低迷していると言われる日本の
ものづくりが相対的に未だ世界一であることの
結果である。
ものづくりが日本の経済力を高めたという事実は
自虐的日本的経営ダメ論の評論家によって無視されている。
こめづくり、ものづくり、ひとづくりが
一体となった日本的経営は21世紀のマネジメント教育に欠かせません。
現在別のプロジェクトで休講しているドラッカーマネジメント塾
を再開し、
21世紀のマネジメント体系化を探究することは
微力ながら僕にとっても残された使命だと思っています。
■夕方からは若年認知症家族会の定例会とその後の二次会
に久しぶりに参加しました。
妻がアルツハイマー発症した時、
この家族会で知り合った家族会員は同じ苦しみや
喜びを共有する同志でした。
僕もそうだったように初期の段階は
病気になった本人と一緒に参加して同じ修羅場経験者が
体験を共有し癒されます。
二次会の懇親会の後は
三次会のカラオケまで付き合いのが
習慣となっている家族会でした。
さて、
本日のテーマ
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「ひとづくり:知識社会の教育」
(「ポスト資本主義社会」P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■ドラッカーは知識社会における教育について
学校教育だけではなく、
ポスト資本主義時代の教育、ひとづくりについて
熱く語っていました。
350年前に西洋で作られた学校が
それ以前と全く異なったように
ポスト資本主義社会の学校は20世紀から続いている教育と
全く異なる要件が必要であると。
今までは知識、読み書きの語学、
就業前教育、学歴重視だったがこれからは全く異なる。
■生活と仕事に必要な知識だけではなく、それを使う方法に関する
知識の双方を教えなければならない。
現状のMBA教育を批判しているヘンリーミンツバーグが
学校は知識という部品を教えているが多様な部品の
組み立て方を教えていないといっていることと同じである。
又日本では梅棹忠夫が
「学校は知識を教えるけれども知識の作り方は教えない」
と言っていることとも同じである。
また、学歴や年齢や国籍関係なく
生涯継続教育でなければならないと。
■また教えることと学ぶことは相互関係である。
恐怖感を与えて脅したり、教師の権威で威圧して
崇めさせる教育は前世紀の遺物である。
日本では明治時代に西洋の知識を貪欲に
吸収するために強圧的な教育が盛んだったが
知識社会の教育は自律的で自由な創造性を育むことが
時代の課題を解決するひとづくりになる。
■学校教育が独占であってはならない。
ポスト資本主義社会における教育は企業、政府機関、
非営利組織、個人の私塾などが連携し、
教えることと学ぶことが同時並行になる
多様性が求められる。
教師の果たすべき役割は
動機づけし、アドバイスし、
激励することであるとドラッカーは言う。
教師はカリスマであってはならない。、
相談相手になることである。
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今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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