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第387号
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「世紀の大発見か老人の妄想か 」
秋も深まり
11月18日水曜日の朝を迎えました。
皆さまお元気ですか?
■先日14日土曜日お昼、
昭和45年京都大学工学部機械系学部
卒業の同窓会がリーガロイヤルホテル京都で開催され
東京から参加しました。
入学は昭和41年4月だから50年前の18歳のころ知り合った
120人のうち現在68歳〜の高齢者になった
30人程が集まりました。
参加者は一人ひとりマイクの前で近況を
非参加者は近況報告メールのコピーが配布され
それぞれの人生を垣間見て再会を喜びあい
大変楽しい時間を過ごしました。
。
■50歳過ぎて医学部再入学して医者になった人もいれば
息子が売れっ子の作家になって宣伝する同期生もいた。
工学者として大学教授として任期と終えた同窓生や
悠々自適な年金暮らしの人、ボランテアの社会貢献している人、
まだ現役で研究や仕事をしている人、
様々でした。
■僕の順番が回ってきて、シルバーベンチャーとして
取り組んでいる回転体の芯ブレ自動補正による
低騒音と低炭素社会実現のビジョンを語り、
何人かの振動論の専門家の協力とご指導を仰ごうと
画策しました。
「世紀の大発見か老人の妄想か」と
前置きしてこれは決して老人の妄想ではなく
世紀の大発見を世に広めるミッションを追及していると
主張しました。
モーターなど回転体の機械システムに
外力が加わる振動現象を古武術のメタファー(比喩)
で仮説理論を作りました。
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さて、
本日のテーマ
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「脳死は人の死と言えるか?」」
「日本人の価値観:生命本位の再発見」(立花均、ぺりかん社)より
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■日本は教育や医療技術の水準が高いが
脳死を人の死として受け入れられない人が多い。
欧米の理性主義では人間は「理性を持った動物」であり、
理性を司る脳が死んでしまえば身体は動物と同じだと
考えることができるという。
あるいは理性のない臓器は、心臓でも肝臓でも
機械の部品と同じ物であり、部品を取り換えるように
臓器移植に抵抗がない。
■動物も物と同じだから動物が死んでも葬式をすることに
西洋人は違和感を持つという。
日本では脳は死んでいても心臓が動いており、
息をしていれば「生きている」と考えるのが自然である。
西洋の理性主義的、合理的な考えに日本人は違和感を
持ちながらもどこかでそれを受け入れようと
努力する二律背反の心理もある。
■心と身体を分けて考える理性主義の西洋医療が外科手術を
発展させた。
日本の外科手術は生きた人の体にメスを入れることへの
行為に慎重さがあって高度に発展したと言えるかもしれない。
中国大陸の文化であった宦官と纏足が日本が取り入れなかったのは
そこに「肉体を物とする」割りきれない日本人の
感性があったといえる。
■立花氏は人間と動物と物の3つを生命か理性を価値基準として
分類するという分かりやすい日本人論を展開して
くれます。
生と死、臓器移植、葬式など人間の生活の根本的な
ところで生き方を考えさせてくれます。
企業組織を考えるとき企業が合併や買収によって
分離統合する場合も
臓器移植と同じいのちの問題として
大事に扱うか、機械部品のように
扱うかで大きく異なるであろう。
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今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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