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第382号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「ドラッカーとヘンリー・ミンツバーグ」
おはようございます。
1014日水曜日,朝の配信が夜になってしまいました。
今日はお昼は暑いくらいでしたが、夜はひんやりして気持ちの
いい秋の夜ですね。
■連休最後による社会人向けビジネススクールで
今秋期の講義第2回目行いました。
この日は僕が共感するマネジメント思想家
ドラッカーとヘンリー・ミンツバーグを取り上げました。
講義後1時間、グループ別対話、その後全員から各自の自慢、反省、
そして質疑、僕からのアドバイス、
楽しい時間を過ごしました。
反省ばかりではなく、自慢も必要です。
仕事はいきいきと楽しくやることが大事です。
■TOC(制約理論)、トヨタ式経営、日本の江戸時代の近江商法、
二宮尊徳など多くの日本源流のマネジメントには
社会生態系の共生の思想があります。
内外の思想家で共生社会生態系マネジメントに使える
思想は強力な道具、又は部品です。
思想は一部の知識人が独占して知識をひけらかすために
あるのではなく、ひとり一人が自律して
社会の役に立てるためにある。
成果と責任を果たす人材を育てることが
マネジメント教育の目的だと思います。
僕自身も自戒しなければ
ならない。
さて、
本日のテーマ
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「学校は成果と責任を負うべきである」
(「ポスト資本主義社会」P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■21世惰性が紀も15年たった今、ドラッカーが20世紀末の
1990年代の初期に書いていたことは現実になっている。
学校は労働集約的な存在から
資本集約的な存在に変わっている。
学校の社会的地位と役割がますます重要になってきている。
■従来学校は社会的に仕事をしていない
子供や学生を労働力として供給する機関だった。
今は多くの大学が大学院や市民講座を設けて
社会人向けの教育機関をなっている。
仕事しながらMBAを取る社会人や市民講座に通う
人も増えている。
知識社会においては
学校は社会に対して成果と責任を負うべき存在である。
■西洋が16世紀から17世紀に世界の覇権を握ったのは
学校だった。
学校がグーテンベルグの印刷機という技術革新を
利用して知識を普及させたことが
社会に大きな影響を与えた。
イスラム圏も中国も大陸の大部分は
印刷技術を社会に普及させなかった。
印刷による市民への知識の普及は知識階級の権威を
お脅かすものとみた。
西洋は知識を社会の道具として
広めたことが世界のリーダーシップを握る原動力であった。
■印刷技術という道具は今はインターネット、facebookなど
ICTに相当するが、その技術そのものの進展ではなく、
教育や産業に引き起こす変化の方が重要である。
教育や仕事の方法を変える。
権威を脅かすと考える知識階級は新たな存在観を
示し奇をてらった珍説で自己満足のナルシストになるか、
知識という道具が氾濫する時代において
道具に振り回されず成果と責任を負う存在になるか、
分かれていく。
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今岡善次郎
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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