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第376号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「思想を含め知識は道具である」
おはようございます。
9月2日水曜日、
猛著から一転雨模様の秋の気候になりました。
気温の変化に気を付けて
風邪を引かないようにしましょう!
■シルバーベンチャー立ち上げましたが
理念を継続するためには次世代に引き継ぐ組織や仕事の方法論
を確立しなければなりません。
ものづくり、ひとづくり、ことづくりのマネジメントは
知識の生産性を上げなければなりません。
あらゆるプロジェクトはものづくりマネジメントが
基本的原理です。
■知識は資源、資材、材料でしかない。
大学を含めてあらゆる教育機関は材料を提供しているに過ぎない。
教育機関が提供しなければまた
自分が持っていなかれば必要に応じて外部から調達する。
最終製品とは誰かにために(顧客)どんな価値を提供するか
を問わなければならない。。
社会貢献、環境改善など正義を創ることが
最終製品となる。
「製品」を創るのは各自、各社の自立的行為である。
コンサルタントは寄り添って支援するだけ。
さて、
本日のテーマ
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「思想を含め知識は道具である」
(「ポスト資本主義社会」P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■ドラッカーのマネジメントとは人の人生や組織を
社会貢献に使う方法論です。
ポスト資本主義時代にはますます
知識の生産性を上げることが重要になっている。
企業経営だけではなく
社会問題や政治や環境問題、医療や介護、健康問題において
知識の生産性を上げなければならない。
■ドラッカーに言わせると
必要でありながらほとんど行われれていないことは
すでに知られている知識の生産性を上げる教育である。
我々は、おそらく全員が知っていることの
ほんの一部しか知識を動員していない。
多様な知識を道具箱にしまい込んで
道具として活用していない。
知識を専門分野別に分類して保管し
しかも仕事も専門分野ごとに分類してしまっている。
■企業も政府機関も大学も道その使命を仕事をすることではなく
道具箱を立派にすることであると思いがちであると言う。
僕もビジネススクールの教員としてドラッカーの説に頷ける。
知識としての道具を教えている。
近年社会人学生に対する修士論文指導を頼まれて気づきがありました。
論文指導となると
各自の人生や仕事がテーマとなります。
一方で
道具として学んだ多くの知識と論文に必要な知識を直接に結びつかない。
逆に学んだ知識を無理に使うと
自分でも腑におちなない実践や決断につながらない
空虚な論文になる。
■道具は多様な分野に存在する。
経営の分野に生物学や哲学や工学理論が役立つこともあり、
医療や介護にものづくり現場の方法論が役立つこともある。
あらゆる知識や思想は使わなければ道具箱に入って
そのうち忘れてしまう。
ビジネススクールの修士論文は自己の実践の振り返りであれば
道具の利用だけではなく
新しい道具としての理論の切っ掛けともなる。
思想、知識は道具である。
実践によって進化する。
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今岡善次郎
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。