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第367号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「籠の中の鳥、日本はいつでるのか?」
おはようございます。
7月1日水曜日、2015年、平成27年も半分経過しました。
時間は無常にも過ぎていきます。
すべてが順調いくこともあれば
壁にぶつかる場合もある。
ものごとが進まないのは
考える時間が必要であることを知らされている
と思えばすべては大丈夫!
■ギリシャのデフォルトの危険が迫ってきました。
世界経済のカネの流れが停滞するなか
EUは北と南が分断されいつ崩壊するかわからない。
アメリカも再び
サブプライム現象で延命しているようです。
籠の中の鳥日本はいつでるのか?
鶴と亀がすべって、
後ろの正面、・・・日本!
といくか?
■27日神渡人間学の集まりに参加しました。
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ものづくり・ことづくり・ひとづくり
そして21世紀日本のくにづくり
ひとと世界をつなぐ「日本の世明け」が来るか。
さて、
本日のテーマ
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「知識経済と日本的経営」
(「ポスト資本主義社会」P・F・ドラッカー、ダイヤモンド社)
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■ドラッカーは知識の生産性について
20世紀の終わり、英国、ドイツ、米国、日本について
比較観察していました。
英国は歴史的に科学技術の知識の生産量は
第2次大戦後もリーダーだった。
抗生物質、ジェット機、コンピューターなど多くの発明をした。
しかし、それを製品化、産業化することができなかった。
それをドラッカーは知識の生産性が低いと分析した。
■ものづくりの発明を事業化・産業化することにおいて
アメリカは英国を凌駕した。
工作機械、コピー機、FAX、PCなど新しい技術と産業化したのは
アメリカだった。
しかしアメリカも先行はするけれど、
重要産業において日本企業がその技術を改良し市場を開拓し
ただ指をくわえてみるだけになった。
そしてマイクロソフトやグーグルや、アップルのような
GNP、雇用に大きく貢献しない分野で世界を凌駕している。
■ドイツは工業の分野でも銀行や保険いおいて
世界市場で高い生産性を発揮した。
しかし、ドイツはIT,バイオテク、電気通信、先端技術の分野において
知識は増やしたが、産業化するための知識の生産性は
高いとは言えない。
■実は日本は古い知識の製造業においても
新しい知識を基盤とする分野の置いても
知識は導入しながらも産業化においてもっとも進んだ。
知識の発明、概念化において日本は出遅れている。
知識そのものの輸入において日本は純輸入国ではあるが
産業化においては日本は生産性がもっとも高いと
ドラッカーは評価している。
日本人が欧米信仰する中で逆にドラッカーは日本を評価する。
これからの時代は知識を作り出すことよりも
環境や社会の健全化のために資源をどう活かすかという
マネジメントの生産性が中心的な課題になる。
知識は資源の一つに過ぎない。
すなわち、科学技術や科学的マネジメントのツールを
どこから入手しようとも社会のために
事業化し産業化して人類の福祉に貢献する
マネジメントが課題である。
それこそ日本的経営の出番である。
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今岡善次郎
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。