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第358号
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「諸行無常の社会」
おはようございます。
4月29日水曜日、昨日は気温が上がって夏のような気候でしたね。
4月は気温の変化が激しいですね。
■26日日曜日、
母の49日の法要で帰省してきました。
多くの親族に再開し
昔と変わらない大家族の温かい交流を味わいました。
昔と大きく異なるのは
親族の顔が入れ替わっていることです。
昔は
父や母が法事に主役で叔父伯父、叔母伯母が中心で
兄弟や姉妹や従兄弟従姉妹がそれに従って
参加していた。
今は
父や母や伯父や伯母がいなくなって
姉妹や従姉妹が中心になり
甥や姪やその子供たちが賑わいを添えている。
■こうして家族の人間社会も同じ様相をしていても
1人ひとりの人間は入れ替わっているのですね。
企業組織も日本社会もマネジメントも政治家も入れ替わているが
文化や思想はそんなに変わらない。
良い文化を残し、悪習は絶たねばならない。
人間が住みよい社会を作る社会改革も
人が2世代入れかわる数十年を要すことも多い。
しかしながら常に変化している。
我々が生きているのは
諸行無常の社会です。
さて、
本日のテーマ
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改善魂「そこに山があるから」
「システム再構築入門」(金田秀治、ぱる出版)
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■イノベーション人材を育てることは
これからのどんな社会になっても重要です。
大野耐一氏の下で金型システム改善した金田氏は
イノベーションできる第二の大野耐一を育てるプロジェクトに
関わったという。
金田氏によると作業改善者は演習を通して何とか
育てることはできるが
複数の作業がつながったシステム改善、すなわちイノベーション人材は
容易に育成でないという。
■実際に苦労しながら体験し、体験して味わう快感が
必要だという。
登山家が登頂に成功した時の快感が
次々と世界の山に挑戦するように、
イノベーションの成功体験こそが人材を育てる。
一度うまくいくとその快感を求めて
又やってみようと思う。
欧米のHR(人事)でる経済的動機付けの目標管理で
イノベーションはできない。
■登山家は、なぜ山に登るかと聞れて
「そこに山があるから」と答える人種である。
なぜ起業するか、なぜ経営システムの改善をするか
と聞かれれば
誰かのために(顧客や社員のために、または社会のために)
何とかしなければならないと
行動に入ってしまう人種がイノベータ―である。
経済的な動機は否定しないが
それだけでは行動に入れない。
■現場の一部である作業改善ではなく
顧客の顧客である組織連鎖のシステム改善がイノベーションであるから
何年もかかるプロジェクトとなる。
システム改善である事業開発は
知識教育の研修では人は育たない。
あらゆる問題が起こる現実に体験しなければ
人は育たない。
ビジネススクールの論文ゼミに相当する
個別のプロジェクトにかかわる実習を体験できる
ものづくり日本21世紀塾を企画しています。
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今岡善次郎
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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