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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


『仕事の哲学』 

ドラッカーの本質はどう生きるか
どう仕事をするかの問いに答える姿勢にあります。

5月2日と4日
カフェ「ドラッカ―マネジメント塾」は
多様な参加者で盛り上がりました。

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0lo9lu0lljer80e6oJJh

●5月2日木曜日の
カフェ「ドラッカ―マネジメント塾」では
日本の大学で経営学を学んでいる中国人女学生が
初めて参加しました。

マネジメントにおける国民性の違いなど
塾参加者の中で中国人と仕事した経験など
グローバルなマネジメント論に話が及びました。


●4日土曜日のカフェ塾では
現場改善と海外20カ国の製造現場の教育訓練で
多くのプロジェクトXを成功させた鈴木甫さんに
2回目参加して下さいました。

ドラッカーマネジメントのカフェ塾でのお話を伺うと
鈴木さんの実体験は、
僕の仕事観、マネジメント観と共感するもの
があります。

かって強かった日本のモノづくりの精神が衰えていることを
危惧しながらも、
日本人と欧米、アジア、中東など文化の違いを理解して、
これからの日本の産業とグローバルな国際貢献を
どうすべきかという義務感から活動されています。

●2日間での参加者にはIT業界で活躍されている方、
野球用具のネット販売会社の社長、
公認会計士、
大手卸業の経営者、カメラ業界、ガス業界、精密機器業界、
医薬品業界、
そして福祉業界とそれぞれ異分野の
ドラッカーを繋ぎにして
異業種交流会のようでした。


ドラッカーと代表的日本人の話の後では
どんな仕事でも共通する話題で盛り上がります。

どう生きるのか、何のために仕事をするか、
利益とは何か
仕事の哲学があってはじめて
強い仕事への熱意が生まれる。

●皆さん自分の体験と知識で話しが多方面に展開しました。
ドラッカー、欧米人のマネジメント、
二宮尊徳、永平寺のマネジメント、中東のイスラエル人、
レバノン人、スメール文明と日本の関係、韓国経済、ガイヤの法則、
過剰在庫と欠品のSCM問題、
出世するやつしない奴など、
お酒の勢いで話は多方面に盛り上がりました。

午後3時から講義始めて関係のある話題が次々飛び出しましたが、
ドラッカー哲学に沿った話題で気持ちの良い交流でした。

●気がついたら午後10時になっており、
塾長の私の方から終了の宣言をして
7時間のカフェ塾は、
あっという間に経過しました。

参加者の堀越さんがブログに報告してくれました。


http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loalu0lljer80e6oYU5


次回は5月11日土曜です。

■■■2013年春期第4回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■


週末コース5月11日土曜15:00〜
平日コース5月30日木曜18:30〜

週末コースと平日コースが間隔が離れています。

また平日は18:30開始ですが
週末土曜日は15:00です。

ご注意ください。


●テーマは以下の二つです。

テーマ1 「精神 戦略 実践の三位一体の自律人材」
テーマ2 「精神の領域 人と人とのつながり」


ドラッカーに入る前に事例として
赤字から一転収益性を業界世界一を実現した
株式会社小松製作所 取締役会長 坂根 正弘 氏の
インタビュー記録からから
学びましょう!

日本的「正義」「誠」精神の領域を維持しながら
米国でのマネジメント体験から
欧米人に得意な戦略と
現場現実の実践の三位一体のを組み合わせた
マネジメントの成功事例と言えます。

詳しくは最後をご覧ください。



さて、
本日のテーマ
===================
1.仏教の異端者
2.2つのリベラリズム
3.ダイバーシテイ(多様性)とイノベーション
===================
 
1.仏教の異端者


■禅を世界に広めた鈴木大拙師は
「親鸞はもしかしたら釈迦教の異端者ではないか」
と言ったそうです。

仏教の経典に書いてあることを
そのまま解釈しないで
自分の考えで言うことが釈尊に忠実であると
親鸞は考えたのではないかと。


■親鸞は父母の追善供養の念仏を行わなかった。

その心は
すべての生命あるものは父母兄弟であると
見なした。

父母だけ特別視して念仏するのではない。


■肉親的な恩愛を超えて
より大きな恩愛に生きるのだと。

人間は肉親とのつながりを超えて
あらゆる人々、
大自然の中で生きている。

ここの日本的仏教の本質があるように思います。

■個人は「孤立」して悟るのではなく
人間として社会の一部として、
自然の一部として
成仏する(悟る)と言うのです。

現代でも多くの日本人が知る親鸞は
日本の風土文化の中で仏教を庶民の生き方
マネジメントに貢献したのではないでしょうか。


2.2つのリベラリズム


■ドラッカーは「産業人の未来」で
リベラリズムには2つあると
述べています。

リベラリズムとは社会の制約からの自由を
主張します。


■フランス革命などの啓蒙思想や共産主義や絶対主義
につながるリベラリズムは
理性万能主義が元になっています。

理性が人間がよって立つ原点であり
自由もそこから作るのだという考え方です。

一方理性によらないリベラリズムもある。

アメリカのリンカーンに代表されるリベラリズムは
反絶対主義、反理性主義のリベラリズムだという。

自由は理性の問題ではないと。


■人工的な理性で理論武装した自由か、
精神的な心により所をおいた自由か。

2つのリベラリズムの違いはキリスト教など宗教を基盤にした
自由か理性万能主義を基盤にしたものかの違いだと
ドラッカ―は言います。

■ドラッカーの見解は教条的な理性主義は
リベラリズムの敵だというものです。

要は宗教的かどうかより、
東洋的に言えば「徳」「誠」「仁」がある
リベラリズムの方が
理論的なリべラリズムよりも
社会が安定するということだとろうと思います。

社会は「頭」よりも「心」なのです。

 

3.ダイバーシテイ(多様性)とイノベーション

■日産の最高意思決定機関である
エグゼクティ―ブコミッテイはダイバーシテイ(多様性)
を意識しているそうです。

グローバルな販売、製品企画、財務、生産、研究開発、品質
それぞれの分野のトップメンバーが
月一回集まり重要案件を討議する。


■CEOのカルロスゴーン氏を核として
構成メンバーの半分は日本人以外の外国人であるという。

トップクラスだけではなく、
社員の国籍も国際化している。

海外拠点も日本人社員から
現地人社員に切り替えが進んでいる。

■ダイバーシテイ(多様性)は人種や国籍だけではない。

性別、年齢、教育、キャリア、家族構成、
価値観、経験など多岐にわたって多様な採用を心がけている
という。

ダイバーシテイは巧くマネジメントしないと
発散と混乱に陥る危険性があります。

異なった考え方意見を受け入れつつ
統合するのはマネジメントです。


■ダイバーシテイ(多様性)のマネジメントの秘訣は
ビジョン(理念)と使命でしょう。


日産のビジョンは「人々の生活を豊かに」

ダイバーシテイは新しい価値を生み競争力の源泉に
しようとの決意が感じられます。

シュンペーターは
イノベーションは異質な組み合わせで
起こると言いました。

●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


フェースブック始めました

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loblu0lljer80e6oFwW

友達募集!

申請して下さい。


ドラッカーマネジメント塾グループ
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loclu0lljer80e6o5mQ


塾生募集中(友達募集中)


■■■2013年春期第4回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■

テーマ1 「精神 戦略 実践の三位一体の自律人材」
テーマ2 「精神の領域 人と人とのつながり」


ドラッカーに入る前に事例として
赤字から一転収益性を業界世界一を実現した
株式会社小松製作所 取締役会長 坂根 正弘 氏から
学びましょう!

日本的「正義」「誠」精神の領域を維持しながら
米国でのマネジメント体験から
欧米人に得意な戦略と
現場現実の実践の三位一体のを組み合わせた
マネジメントの成功事例と言えます。



5月4日第3回カフェ塾の様子を
facebookでご覧ください。

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0lodlu0lljer80e6oQVs




●概要と目的


・テーマ1「精神 戦略 実践の三位一体の自律人材」


儒教のマネジメントの原理は「修める(治める)」
事にあります。

そこには
「修身・斉家・治国・平天下」には共通する原則がある。

すなわち個人の生き方マネジメント、
家族や組織のマネジメント、
国や社会のマネジメントは
「知・仁・勇」の三位一体の人間力が必要とされるという
ものです。

個人も組織も社会の
それぞれ自律する小宇宙の生命です。

俯瞰的マネジメントのドラッカーを
三位一体の構造で紹介します。



・テーマ2「精神の領域 人と人とのつながり」

三位一体の内の精神の領域の基本は
人と人の繋がりです。

理性と身体を
根源的に統一しているのは
感性である
(「感性論哲学」芳村思風)

感性を精神、理性を戦略、身体を
ロジスティクス実践と捉えると
芳村思風先生の感性論哲学も三位一体の
フレームワークを強化する哲学です。



●麻婆豆腐に
野菜たっぷりの肉に魚介類の焼肉、
ビールに焼酎で交流会行います。

スポット参加大歓迎!

フルコース終了者は半額2,000円で
毎回誰か参加しています。



詳しくは最後のチラシのURL
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loelu0lljer80e6ovgA
ご覧ください。


お申込み頂いた方もいますが、

コース変更も含めて

お名前とコース選択(木曜、又は土曜)し

imaoka@bizdyn.jpにメールして下さい。

場所、アクセス、時間、料金はチラシをご覧ください。

チラシ
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loflu0lljer80e6o9Gt



スポット参加大歓迎!


お申込はお名前とコース選択(木曜、又は土曜)し
imaoka@bizdyn.jp
にメールして下さい。


■■■■■寄付金のお願い■■■■

メルマガ初刊から4年半経過しました。

経費ご負担の寄付金制度導入して2年になります。

何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。

又これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。

年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。

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株式会社ビジダイン
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0lojlu0lljer80e6oqsy
多摩大学大学院客員教授
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0loklu0lljer80e6olSO
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。