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                   第252回   
     ★ドラッカーから学ぶ一流の仕事術★ 
     
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『「心」を中心とするフレームワーク』 


   
●7日の日曜日
朝ご飯抜きの長女夫婦とランチを共にして
浴風会病院の妻に会いに行きました。

次女夫婦も病院で集まり5人で面会。

春晴れの新芽が芽吹く美しい構内を
車椅子の妻と6人で散策しました。


●日差しの強い午後でした。

目を開けないが刺激を避けなければなりません。

長女が持っていたサングラスを
妻の目にかけると、
意外にファッションとして
決まっている。

●みんなで手を叩いて声をかける。

「おかあさん」「おかあさん」
「かっこいい!」

微かに反応がある。

ドクターによると
声を出さなくても目を開けなくても
本人は家族が来ていることを分かっている。

脳科学の本によると
喜怒哀楽の心と言葉や会話を司る脳の部位は異なる。

「心」は
論理の「頭」や行動の「身体」よりも
人間の存在の中心なのです。


ドラッカーマネジメント塾においても
「心」を中心とするフレームワークで構成しています。

「心」を司るという
脳科学の知を利用します。


■■■2013年春期第1回
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」ご案内■■■

明日11日木曜日
カフェ「ドラッカーマネジメント塾 平日コース」開幕します。

6日土曜日は春の嵐の予報でしたが
週末コース盛況に終了しました。


http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik19u0kle67qfe0fuo5


●テーマは以下の二つです。

テーマ1 ドラッカーの俯瞰的マネジメントとは 
東洋哲学 脳科学との関係

テーマ2 ドラッカーの人間観、人間学
真摯さ、自律、責任感、正義・・・

マネジメントとは何か?

競争に勝つことか。
指揮命令することか。
組織を動かすことか。
収益を上げることか。

戦略だけがマネジメントではない。

ドラッカーがマネジメントを発明するまでの
人生のビジョンは何だったかから始めます。

ピーター・センゲやオットー・シャ―マー
そして仏教など東洋思想、
脳科学で裏打ちされた「人間学」

基本的なとことから
マネジメントを語り、
本塾の目指すところを紹介します。


麻婆豆腐に
野菜たっぷりの焼肉
ビールに焼酎で交流会行います。


詳しくは最後のチラシのURL
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik29u0kle67qfe0f7oX
ご覧ください。


お申込はお名前とコース選択の上
imaoka@bizdyn.jp
にメールして下さい。


さて、
本日のテーマ
===================
1.善人と悪人
2.政治と社会(制度と人間)
3.系列からの自立:自社の立ち位置を考え直す
===================
 
1.善人と悪人

■「善人なほ往生をとぐいはんや悪人をや」

とは、

善人でも救われるのだから
悪人が救われないはずがない

と言う意味です。

親鸞の言ったことかと思っていましたが
法然が最初に言ったキャッチコピーだそうです。


■善人とか悪人とかその定義は
現代と違うようです。

善人とは自他ともに認める
立派な人間のことだそうです。

凡夫に対する「仏」か小人に対する「君子」
とも言えそうです。

だから善人は誇り高く自意識が強い。

悪人は煩悩の塊(かたまり)で
自分は罪深い人間であることを知っている。


■松原泰道師は
「善人なほ往生をとぐ、いわんや悪人をや」を
自意識の否定、道徳への批判と
解釈してくれます。

善人は「仏」や「君子」のごとく
理想像であり実在しない。


■自分を悪人だと言う人は自虐ではなく
喜怒哀楽を持つ普通の人間であり
理想を求めて修業している正直な人であると。

どの社会でも
自分が正しくて人を批判する「善人」が
たくさんいる。

悪人の方がリーダーとして
期待が出来るというのです。



2.政治と社会(制度と人間)


■「産業人の未来」で
ドラッカーは重要な民主主義の概念を述べています。

多数派が少数派を支配したり、
与党が野党を無視して圧政をするのを
避けなければならないと。

政治とは別の社会の秩序が必要である。

自由な政治と自由な社会を
統合させなければならないと
言いました。

■「政治」と「社会」と言う概念を
日本人は明治以降西洋から
学びましたのでピンときません。

簡単に言えば
村の掟(おきて)と村人への温情を
両立させなければならないということでしょうか。

村八分は二分の温情を残そうという
政治と社会の統合でした。


機能集団と共同体の統合とも言えます。


■英国は17世紀の名誉革命で圧政と戦い
民主主義を勝ち取った。

アメリカはイギリスからの独立戦争で
自由な政治と自由な社会を勝ち取った。

しかし、

日本は民主主義を戦いで勝ち取ったのではありません。

明治維新で西洋の民主主義を導入したが
所詮借り物のシステムだった。

明治以降の教育を受けた政治家や軍人は
借りものの政治のシステムを社会と統合出来ずに
日本を誤った方向に導いたと言う解釈は
間違っていないと思います。

明治の西洋かぶれと戦後のアメリカかぶれは
共同体社会の核である「日本の心」を
曖昧糢糊という単語で切り捨てる。


■ドラッカーは政治や社会を考えながら
どうしたらいい社会になるか?
悲劇や愚行を繰り返さないで済むか?
を考え続けました。

社会の中で働く一人ひとりの自由意思、
経営者の社会における位置と役割が
集積されて社会を形成するのだと考えました。

そこには「心」が介在します。

政治や社会をマネジメントに置き換えると、
制度(システム)だけではなく
人と人とのネットワーク社会の絆が
重要だと言うことです。

理性と感性、
知性と感情
頭と心

これを切り離すことで
悲劇が生まれる。

理性と感性は統合されていなければならないのです。

民主主義の政治も
組織のマネジメントも
制度としてのシステムと人間社会が
統合されていなければならないということが
ドラッカーから読みとれます。



3.系列破壊のサプライチェーン再編

■部品メーカーを資本系列に組み入れた
強固なサプライチェーンとするか、
資本系列から外して切り離し
やや弱いサプライチェーンとするか?

日産の場合、
系列破壊と称して
持ち株売却して成功を収めた事例が多いそうです。


■自動車照明器具の市光工業は
フランスのヴァレオが買収し、
自動車座席の池田物産は
アメリカのジョンソンコントロールが買収した。


それぞれ日産の系列から離れたが日産との取引は
続いていると言う。

しかも日産以外のトヨタ他、欧米の自動車メーカーとも
顧客にしている。


■人と人の関係も
仕事の密着度、生活の互助関係で
広げ過ぎても孤立しても具合が悪い。

ある程度のメリハリがないと、
誰とも深く付き合うことはできません。


■日産の系列破壊の成功は
サプライチェーンの課題を教えてくれます。

あちらもこちらもという
日本人が重点的絞り込みが出来ない
弱みを認識させます。

簡単に切り捨てない、
重点分野を絞り込む
一見矛盾するものを統合しなければなりません。



●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


フェースブック始めました

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik39u0kle67qfe0foCs

友達募集!

申請して下さい。


ドラッカーマネジメント塾グループ
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik49u0kle67qfe0fVTR

塾生募集(友達募集)


●第5期2013年春
コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」

明日11日木曜日「平日コース」開幕します。

6日土曜日は春の嵐の予報でしたが
週末コース盛況に終了しました。


http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik59u0kle67qfe0fyzQ


●テーマは以下の二つです。

テーマ1 ドラッカーの俯瞰的マネジメントとは 
東洋哲学 脳科学との関係

テーマ2 ドラッカーの人間観、人間学
真摯さ、自律、責任感、正義・・・

マネジメントとは何か?

競争に勝つことか。
指揮命令することか。
組織を動かすことか。
収益を上げることか。

戦略だけがマネジメントではない。

ドラッカーがマネジメントを発明するまでの
人生のビジョンは何だったかから始めます。

ピーター・センゲやオットー・シャ―マー
そして仏教など東洋思想、
脳科学で裏打ちされた「人間学」

基本的なとことから
マネジメントを語り、
本塾の目指すところを紹介します。


麻婆豆腐に
野菜たっぷりの焼肉
ビールに焼酎で交流会行います。


詳しくは最後のチラシのURL
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik69u0kle67qfe0fVrR
ご覧ください。


お申込はお名前とコース選択の上
imaoka@bizdyn.jp
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場所、アクセス、時間、料金はチラシをご覧ください。
チラシ
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ik79u0kle67qfe0fjE2



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多摩大学大学院客員教授
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0ikc9u0kle67qfe0fmrg
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。