◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第241回
★ドラッカーから学ぶ一流の仕事術★
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『コミュニテイカフェ』
●多摩大学大学院ビジネススクールで
月2回程度SCMの講義を行っています。
受講生は実務者である社会人が多く、
活発な談議は講義終了後の居酒屋での酒宴まで
続きます。
職場の仲間とは違って
深刻な話は全くなく世間一般の
楽しい話題で花を咲かせます。
●21日月曜日も
夜10時過ぎて品川キャンパス近くの居酒屋で
7人の酒宴を楽しみました。
これも
コミュニテイカフェという
交流会です。
最初のビール一杯無料など
特価サービスメニューを組み合わせて
約1,000円で抑える特技をもつNさんが
場を盛り上げてくれます。
そのコストパフォーマンスの
マネジメントは見事です。
■■■2012年秋期
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」第8回最終回■■■
●今週下記の通り開催します。
2012年秋期の最終回です。・
平日コース1月24日木曜日18:30から
週末コース1月26日土曜日15:00から
です。
●テーマは以下の二つです。
テーマ1 「ドラッカーとトヨタ式経営他日本式経営」
ドラッカーの人間の本質に基づくマネジメント原理と
ゴールドラットが学んだトヨタ式経営を展開した大野耐一
から「仕組み」「人と組織」について学びます。
シックスシグマとその日本での元祖TQC
を比較します。
テーマ2 「ドラッカーと日本的経営の神髄」
ドラッカーのマネジメントは決して
欧米のビジネススクールのような
論理的戦略中心のマネジメントではありません。
内村鑑三が欧米に紹介した代表的日本人の中で
二宮尊徳、上杉鷹山、中江藤樹などの思想に
ドラッカーと共通するマネジメント思考が見出せます。
そしてそれは
米国の新しいマネジメント法則を発見した
ジムコリンズなどとも共通しています。
2012年秋コース最終回ですが
単独のスポット受講でも楽しめます。
ご参加お待ちしています。
お申込はメール返信でお願いします。
アクセス等チラシをご覧ください。
↓
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0dyt8t0il0g4ypvhsXdM
さて、
本日のテーマ
===================
1.身(からだ)と口(くち)と意(こころ)
2.自由とは責任と義務
3.コミットメントの文化
===================
1.身(からだ)と口(くち)と意(こころ)
■「人間の本質は何か」の問い
に対する空海の答えはこうです。
現実の人間は
迷い、悩み、強欲、罪深さなど煩悩に
覆われている。
しかしその奥に
光り輝く純粋な人間性が秘められている。
誰でも
現実の生身のままで立派な人間になれるのだと。
■人間誰でも仏性を持っている。
迷いを超えて悟りに入ることができる。
霧を払って真実が見える。
生命は限りなく輝きを増す。
空海は生命を謳歌しています。
■現実の人間が仏性を持つようにするには
どんな修業が必要か。
凡夫が仏になるために、
「身密」「口密」「意密」の三密の修業のカリキュラムを
空海は開発しました。
身(からだ)と口(くち)と意(こころ)
を使う修業です。
■現代社会に意訳すると
身(からだ)を使った実践力と、
口(くち)を使った言葉による思考力と
意(こころ)を使った人を慈愛力
と言えます。
身密では手で印を結ぶ
口密では真言宗を唱える
意密では一心不乱に仏を観ずる
という修業法を編み出したそうです。
現代風の修業法の秘訣を
ドラッカー始め東西の賢人からの学び続けて
皆様にお伝えしたい。
2. 自由とは責任と義務
■ドラッカーはヒトラーの社会を観察して
人間理解を深めました。
人間は生まれながら
本能として自由を指向していない。
選択の自由から来る負担と責任から逃げる。
人間は勝手にさせるならば
自由を選ぶという説は事実ではないと。
■自由は楽しいものではありません。
自由は幸福でもない。
自由は安定でもありません。
又自由は平和でもないと
ドラッカーは言います。
人は責任を負いたくないからです。
■自由は無くても
幸福や安全や平和はあると言うのです。
独裁による幸福
独裁による平和
誰かに言われた事だけしかしない。
誰かがやってはいけないと言われたらやらない。
しかし、
そんな幸福と平和は持続するだろうか。
■独裁者が賢者であっても
人間であるかぎり
不完全であり弱く罪深く、強欲であるという
現実は否定できません。
そんな状況で一人ひとりが
責任と義務をともなった自由を持たない社会は
危険なのです。
東洋では
仏道、儒道、神道、武士道など
自由な人間が
慈愛、仁、義、礼に基づく生き方を説いて
責任と義務を大切にしました。
現代において自由は
責任と義務と切り離されているかもしれません。
3.コミットメントの文化
■個人主義の西洋文化に対して
集団主義の日本文化の強みは
組織のマネジメントに有利な場合が多いのは
明らかです。
個人の利益より
会社の利益を優先する場合が日本人には
欧米人より多い。
■日本人の集団主義は弱みもあります。
自分ひとりの手柄にすることへの
遠慮や躊躇(ちゅうちょ)があり、
あえて責任を取ることへの逃げがある。
■ゴーンは日産再生のために
組織や個人にコミットメントを求めました。
計画を立てるだけで実現されなければ意味が無い。
販売目標を達成すること、
原価低減するためには目標設定だけでは
達成できない。
一人ひとりが自分の役割に責任を持つ。
目標に対してコミットメントする。
すなわち目標達成に向けて行動に責任を持つ。
■ドラッカーは各自が目標を自律的に設定し
自分で軌道修正のフィードバックを行うことの重要性を
言いました。
与えられた目標ではなく
自分でコミットする目標が大事なのだと。
コミットメント文化とは
計画(ことば)に対して行動(からだ)で
責任をとることだと解釈できます。
●ご質問ご意見は気軽に
返信でご意見よろしくお願いします。
imaoka@bizdyn.jp
今岡善次郎
■■■2012年秋期
コミュニテイカフェ「ドラッカー塾」第8回最終回■■■
●来週下記の通り開催します。
2012年秋期の最終回です。・
平日コース1月24日木曜日18:30から
週末コース1月26日土曜日15:00から
です。
●テーマは以下の二つです。
テーマ1 「ドラッカーとトヨタ式経営他日本式経営」
ドラッカーの人間の本質に基づくマネジメント原理と
ゴールドラットが学んだトヨタ式経営を展開した大野耐一
から「仕組み」「人と組織」について学びます。
シックスシグマとその日本での元祖TQC
を比較します。
テーマ2 「ドラッカーと日本的経営の神髄」
ドラッカーのマネジメントは決して
欧米のビジネススクールのような
論理的戦略中心のマネジメントではありません。
内村鑑三が欧米に紹介した代表的日本人の中で
二宮尊徳、上杉鷹山、中江藤樹などの思想に
ドラッカーと共通するマネジメント思考が見出せます。
そしてそれは
米国の新しいマネジメント法則を発見した
ジムコリンズなどとも共通しています。
2012年秋コース最終回ですが
単独のスポット受講でも楽しめます。
ご参加お待ちしています。
■新宿から丸ノ内線6分 新中野駅徒歩3分の
自宅事務所です。
●コミュニテイカフェ「ドラッカーマネジメント塾」は
経営の神様ピーター・F・ドラッカーを
「精神・戦略・実践」の「形」(かた・フレームワーク)
で理解し、 東西の知を関連付けてマネジメント思考を
身につけることを目的とします 。
それによって、
禅に通じると言われる武道や茶道などと同じく、
「道」とも言うべきマインドセットを形成して
行動に好循環が生まれるように支援します
マインドセット形成は
MITのピーター・センゲの「学習する組織」で
述べている
自己マスタリ―( personnel mastery) であり、
日本語では「修業」に相当します。
飛び入りスポット参加大歓迎です。
90分1限*2限=180分講義と
手作り麻婆豆腐にビールに焼酎
コミュニテイカフェ
セットで4000円です。
フルコース参加者の終了者の再参加は
2000円です。
居酒屋に行く感覚で
こちらへ参加しませんか?
お申込はメール返信でお願いします。
アクセス等チラシご覧ください。
↓
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0dyu8t0il0g4ypvhsWQv
■■■■■PDF電子書籍販売のお知らせ■■■■■
1.教材書籍「ドラッカーマネジメント塾」2012年春期
第1限〜第16限(各限20枚〜30枚)
2.メルマガ編集書籍
社会生態学マネジメント
「介護体験で学ぶドラッカー」
社会生態学マネジメント
「エッセー生き方に役立つドラッカー」
3.書籍ノンフィクション小説「壊れる思い出のエレジー」
注文は下記のチラシから
チラシ「電子書籍}
↓
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0dyv8t0il0g4ypvhsKfs
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メルマガ初刊から4年半経過しました。
経費ご負担の寄付金制度導入して2年になります。
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個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。
又これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。
金額やお名義は問いません。
請求や領収書など入金管理はしません。
一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。
年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。
寄付金(お布施)箱(口座)
三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
口座番号 5324740
口座名義 株式会社 ビジダイン
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株式会社ビジダイン
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多摩大学大学院客員教授
http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/c0dy08t0il0g4ypvis8GT
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部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。