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事が起こらなくても心身の可動率を上げるのが人生100年時代の目標

発行部数： 8,652部　　発行日：2023年05月17日
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「事が起こらなくても心身の可動率を上げるのが人生100年時代の目標」


目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「喜寿76歳の誕生日に思う」
〇本文    「組織構造は仕事の種類によって異なる」
〇編集後記 「階層構造のメリット・デメリット」
………………………………………………………………………………………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。


令和5年5月17日水曜日メルマガ配信します。




〇前書き   「喜寿76歳の誕生日に思う」


■今週の月曜日5月15日は76歳の誕生日を迎えました。

ひとり暮らしには慣れた身ですが
子供達家族、孫が集まってお祝いしてくれたのが
とても嬉しかったです。

毎日のルーチンで3年前に逝った妻、
そして亡き父母を仏壇で
先祖への感謝、神仏への感謝の供養します。

先祖代々から子孫への命の連鎖を
喜寿76歳の誕生日に思いました。


■コロナ禍にめげず、
自然免疫力つけるルーチン、食事、運動、
そして楽しい生活を心がけ人生100年目指して生きて行きます。


収入を伴う仕事はなくても
自分にとって家族にとってまた社会にとっても
何かあるとき対応できる心身を養っておく。

■トヨタ生産方式に
「稼働率より可動率」という原理があります。

需要がないときでも何時でも稼働できるような
生産体制を保持する「可動」状態を維持することです。

事が起こらなくても心身の可動率を上げるのが人生100年時代の目標です。



■さて、
本日のテーマ
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
「組織構造は仕事の種類によって異なる」
(「明日を支配するもの：21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社）より
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

■組織にボスは必要か？

階層構造は古いとのマネジメント論が流行しているが
最終決定を行い、組織メンバーが従う者を必要とする。

船が沈没しかけている時に、船長が会議を開くのでなく
命令する。

全員がその命令に従う。
階層と服従が命綱となる。

■しかし同じ組織が、ある時には議論を必要とし
ある時にはフラットなチームを必要とする。

伝統的な組織論では
組織内部はいずれの部分においても同質であって
全体が同じように組織されなければならないとした。


■組織論の元祖フェヨールは
製造業では同じ機能別階層構造を想定した。

GMのスローンは分権化した事業部をすべて同じ形にした。

GEが1950年代に大々的な組織改編において
研究開発チームも量産品の製造部門も同じ構造にした。

■西洋の組織論は理想的な組織を追求して
以前の組織論を否定する。

ドラッカーによると
あらゆる組織は内部に
多様な組織構造を併せ持たなければならない。

ある種の研究開発で
個々の専門家がそれぞれの役割を果たす機能別組が必要とされる。

同じ企業でも研究開発のテーマにより
最初から役割分担しないチーム型組織が相応しい。

二つの組織構造を同じ研究所の中で
併存させる必要がある。



〇編集後記（階層構造のメリット・デメリット）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
階層構造のメリットは次のようなものです。
権限と報告のラインが明確
各層の役割と責任が明確
組織の中での自分の役割や他のメンバーの役割、それらの関係を容易に理解できる
従業員のモチベーションを高めるキャリアパスが明確
従業員が自分の専門分野に特化し、専門性を高めることができる
従業員への細やかな指導や管理が可能
チーム、部門、組織全体に対する忠誠心という文化を形成する
多くの従業員からなる組織を効果的に管理できる

一方で階層構造には以下のようなデメリットがあります。
何層にも渡る命令系統により、意思決定が遅くなる
階層間の意見の相違や矛盾した指示が、業務に支障をきたす可能性がある
階層間およびチーム間の水平的なコミュニケーションに遅れが生じる
環境や市場の変化に適応し、順応するための柔軟性が低い
斬新なアイデアは複数の階層の承認プロセスを通過することができず、棄却される可能性が高い
トップレベルの経営陣と従業員との間に距離や乖離が生じやすい
部署が他部署と分断し「サイロ」化する恐れや、部署間の対立が生じる可能性がある
多重のマネジメント層を支えるための費用がかかる
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝


■ホームページご案内

SCM（サプライチェーンマネジメント）とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/m0lg14p142zf9zfsk00iJ




そしてこれらの研究開発を鼓舞した２つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。
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https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/m0lg24p142zf9zfsk0FQO


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