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第826号
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「イノベーションマネジメントの手法」
目次
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〇前書き 「アリストテレスの3つの思考法」
〇本文 「分析(アナリシス)」と「総合(シンセシス)」
〇編集後記 「帰納法と演繹法」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和6年6月5日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「アリストテレスの3つの思考法」
■古代ギリシャの哲学者アリストテレスの弁証法には
Induction(帰納法)、Deduction(演繹法)、Abduction(発想法)
があります。
Induction(帰納法)とは
ボトムアップ、現実から思考(原理)への
一般化であり、
Deduction(演繹法)とは思考(原理)から現実への
応用です。
■又あまり知られていないが
Abduction(発想法)という思考法があります。
異なる情報から新しい思考を引っ張り出すこと定義され
帰納法の一種で現実の領域を異分野に広げることです。
最新のイノベーションマネジメントの手法である
テイム・ブラウンのデザイン思考も
アリストテレスの延長にあると思います。
■人類は古くから人間社会を進化させたいと
望みながら世界中で戦争やテロ、飢餓、貧困が無くならない。
日本はそれでも平和を維持しているが
グローバルに繋がっている世界で
周辺の国からの脅威は無くならない。
テイム・ブラウンの主張するように
世界を変えるには手法もさることながら
一人ひとりが強い意志を持つことが
必要ではないでしょうか。
■
〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「分析(アナリシス)」と「総合(シンセシス)」
「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
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■発散的思考と収束的思考の補足概念として
一般的に使われている用語が
「分析(アナリシス)」と「総合(シンセシス)である。
分析的手法を用いて
複雑な問題を分解しより詳しく理解する。
そして
詳しく分析した部分を繋ぎ合わせて
アイデイア全体を生み出し集約的行為
総合が必要である。
■データを収集分析したら
全体を俯瞰し意義あるパターン、方向性を
見つけ出す。
分析と総合はいずれも同じくらい重要で、
選択肢を生みだして決定を下す。
分析と総合は欠かせない重要なプロセスである。
■フィールドでのインタビュー
データ収集、競合他社の調査、製造プロセス、特許など
事実やデータ収集によって膨大な情報を
蓄積する。
そして
ある時点で集中的な「総合」すなわち
デザインの段階に取り掛かる必要がある。
■大量な生のデータから価値あるデザインをする「総合」は
基本的にはクリエイテイーブな行為である。
デザイナーは
物語りの達人と考えることが出来る。
説得力があり
一貫性があり
信頼性がある能力が問われる。
発散的プロセスと収束的プロセス
とともに
分析的プロセスと総合的プロセスは
どう違うか?
分析的プロセスは発散的であり
収束的プロセスはは総合的である
とも言える。
〇編集後記(帰納法と演繹法)
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ウキペデイアの説明によると
帰納(きのう、英Induction)とは、個別的・特殊的な事例から
一般的・普遍的な規則・法則を見出そうとする推論方法のことです。
「人であるソクラテスは死んだ。人であるプラトンは死んだ。
人であるアリストテレスは死んだ。
したがって人は全て死ぬ」。つまり、帰納は一般化に基づく。
一般的にいって帰納は、あくまでも確率・確度といった蓋然性の導出に留まる
地上で太陽を観測し、三日かけて次の観測事実を得たとする。
「一昨日も、昨日も、今日も、太陽は東の高い山の脇から上ってきた」。
ここから次のように結論するのが枚挙的帰納法である。
「太陽はいつも、東の高い山の脇から上る」。
演繹(えんえき、英deduction)は、一般的・普遍的な前提から、
より個別的・特殊的な結論を得る推論方法である?
「人は必ず死ぬ」という大前提、「ソクラテスは人である」
という小前提から「ソクラテスは必ず死ぬ」
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