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「視野を広くしっかり見ることが安全運転の基本」



平成30年2月7日水曜日のメルマガ配信します。


今日も,
お読みいただきありがとうございます。

今週は平年より3度くらい寒い日々が続いています。

東京でも最低気温が氷点下近く、最高気温が6〜7度です。

インフルエンザが流行しているようですので
お互いに気をつけましょう。

■4日日曜日は運転免許更新のために
70歳以上が義務付けられている高齢者運転講習会を
中央線武蔵境にある教習所にて受けました。

教習所コースで運転するのは免許取得した18歳以来の
52年ぶりで懐かしさを感じました。

高齢者の事故が増えている。

動的視力や夜間視力が落ち、視野が狭くなるそうだ。

アクセルとブレーキを間違えるなど
見て判断し操作する一連の運転操作に乱れが出る。


■講義を受けながら考えました。

「道路状況全体を見て
交通ルールや事故の状況についての知識を元に判断し安全運転の操作する」のは

仕事でも研究開発のマネジメントでも
「現実現場を観察し実験測定し分析し、知識を総動員し、決定し実践する」ことに
対応する。

運転でも仕事でもミスを避けるには
「見て判断し操作する」プロセスを確実に踏まえなければならない。


現代のプロジェクトマネジメント論では判断の道具でしかない
知識重視であり
「見る」現場現実を直視しない傾向がある。

視野を広くしっかり見ることが安全運転の基本ですね。




さて、
本日のテーマ
====================
「人間はミスをするのを前提とするポカヨケ方式」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
==================

■不良品を作らない日本的方式で
有名なのが「ポカヨケ」という
うっかりミスを防止する手法がある。

最初の頃は「バカヨケ」と言われていたが
バカではなくても賢い人でもミスをするので
だれでもうっかりポカをするというので
「ポカヨケ」となった。

■うっかりミスを防止する対象療法は
注意力を集中して作業をすることであり
作業者に心配、気遣いを強制することになる。


間違いのない部品を選んだり
加工精度の誤差があったり
順番を間違えたり
ふと作業手順を忘れたりする。

人間の頭は目の前にあることだけではなく
他の仕事を考えたり、家族のことを考えたり
過去のことや明日のことが頭をめぐる。


それを無理やり集中させるのはある意味で
心配を増やすことや過重労働にもなる。


■ポカヨケの本質はこのような対症療法ではなく
現場の作業者が「気を使わなくてもいい、注意力のいらない」
を仕掛けをシステムとして作ることである。


間違えることが不可能な仕組みである。

間違って部品を取り出そうとすると
部品保管箱の蓋があかないようにすれば
間違うことができない。


間違った操作をすると
機械が止まってしまう仕掛けを設計する。

「ポカヨケシステム」はAI(人工知能)による自動運転の
ロジックの先駆けとなる思想である。


衝突しそうになったらアクセルが効かないだけではなく
ブレーキが作動する。

■組織や社会のマネジメントにも
応用できないだろうか?

需要特性が分かっているサプライチェーンマネジメントおいて
作りすぎると生産システムが動かないSCMとか。

狂気の政治リーダーが核戦争のボタンを押すと
発射しない核兵器とか。

システムの動的特性(ダイナミックス)が
分かり評価関数が定義できれば
「ポカヨケ」は日本発の優れたシステムと言える。




●ご質問ご意見は気軽に
本メールの返信でよろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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