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時間短縮はイノベーションの鍵
発行部数: 9,900部  発行日: 2024年10月09日
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「時間短縮はイノベーションの鍵」



目次
………………………………………………………………………………………………………………………………
〇前書き   「ドラッカーとトヨタ式生産方式」
〇本文    「時間制約の中でデザイン思考に役立つポストイット」
〇編集後記 「時は金なり」
………………………………………………………………………………………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。


令和6年10月9日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「ドラッカーとトヨタ式生産方式」

■ドラッカーによるとイノベーションは時間短縮による。


仕事からではなく時間から 始めよ。

成果をあげるのものは仕事から入らない。

時間から始める。

■ドラッカーの「時間」観

?   自分の時間を奪う非生産的な要求を退 ける
?   目的とは関係の無い日常業務に時間が とられないようにする
?   時間が最も希少で最も失いやすい資源 である
?   成果の制約となるものは最も欠乏した時 間である

■またトヨタ式生産のイノベーションは時間短縮にあった。

無駄時間削減の改善には
?   レイアウトで移動時間を短縮した
?   整理整頓でムダな探す時間を短縮した
?   段取り替え時間の短縮が小口多頻度生産で 流れをつくった
?   ジャストタイム(JIT)で在庫時間をなくした
?   設備保全で(TPM)で可動時間を増やし生産 能力を上げた

時間短縮はイノベーションの鍵である。


〇本文
■さて、
本日のテーマ
===========================
「時間制約の中でデザイン思考に役立つポストイット」

「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
===========================

■ビジュアル・シンキングの延長にあるのが
3Mのポストイットである。

当初はくっつかない接着剤として
失敗作見なされていた。

ところが発明者の同僚が
教会の賛美歌集からしおりがずり落ちないようにするため
この接着剤を使うことを思いついた。

はがしやすい接着剤はいたるところに
用途があった。

■デザイン思考家たちはプロジェクトルームの壁に
いろいろは発散的に多岐にわたる洞察を
ポストイットに記録して貼り付けた。

そしてそれらを意味あるパターンに並べ替える。

並べ替えるとははがして又貼る作業である。

はがしやすく再び貼れるのが
ポストイットの特徴である。


■どんなプロジェクトにもデッドラインがある。

発散思考に時間がかかっても
アイデアを深め収束しなければプロジェクトは
完成しない。

はがしやすく簡単に並べ替え、グルーピングでき
関連性を表示できれば多くの洞察を
短時間に収束させることができる。


■日本でも川喜多二郎のKJ法は
メッセージをカード化しグループ化して
ソリューションを導く手法として有名である。

ポストイットも一種のカードであるが
接着剤であるため
広い面積を取るテーブルを必要とせず
壁に展開できる。

デザイン発想プロセスの生産性を上げる
イノベーションと言える。


〇編集後記(時は金なり)
===========================
時は金なり(ときはかねなり、英語: Time is Money)とは、
1748年にジョージ・フィッシャーが出版した
『The American Instructor: or Young Man's Best Companion』で
ベンジャミン・フランクリンの言葉として紹介された格言である。
フランクリンによるエッセイ『若き商人への手紙』で
「時は金なりであることを肝に銘じなさい
(英語: Remember that time is money.)」と述べていることに由来する。
===========================
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そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。

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今岡善次郎


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