◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第790号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「知識労働者はゲリラ戦の兵士であり全員が意思決定するエグゼクティブである」
目次
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〇前書き 「現場もマネジメントの一角である」
〇本文 「知識労働者の仕事の動機付け」
〇編集後記 「組織と責任」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和5年9月20日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「現場もマネジメントの一角である」
■科学的管理法の元祖デカルトは
部分に分けて分析に重点を置いたが、
設計する段階で多くの人間的要因を見落とす。
近代科学の欠点をもたらした。
仕事を要素に分解し仕事の論理に従って配列するとき、
計画と実行、改善と実務は分離しなければならないという
分業論は科学的迷信である。
■科学的管理法の盲点の1つは、
1人ひとりに要素動作を要求する組織化であり、
人の特質に反してお粗末な機械とみなすものである。
総合されたもので失ったものは意思・個性・感情・欲求・情熱である。
科学的管理法は人間の本質を無視して
知識労働社会で矛盾が生じている
■現場もマネジメントの一角である。
現場に遺伝子があり、
上部組織は全てこの遺伝子によって規定される。
知識労働者はゲリラ戦の兵士であり
全員が意思決定するエグゼクティブである。
意思決定は可能な限り下の階層、
可能な限りその意思決定が実行される現場に近いところで行う必要がある。
■さて、
本日のテーマ
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「知識労働者の仕事の動機付け」
(「明日を支配するもの:21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■知識労働者は金銭だけで動機付けできない。
知識労働者の動機付けは
ボランティアの動機付けと同じである。
ボランティアはまさに報酬を手にしないがゆえに
仕事そのものから満足を得なければならない。
■何にもまして
知識労働者には挑戦の機会を与えなければならない。
組織の使命を知り
それを最高の価値と信じられなければならない。
訓練を受けられなければならない。
成果は何か理解できなければならない。
■これからの時代は
命令と服従という関係ではなくパートナーの関係でなければならない。
人をマネジメントすることは
仕事をマーケテイングすることを意味する。
マーケテイングとは
組織が何を求めるかではなく
組織の顧客が何を望むか、顧客の価値は何かを一人ひとりが追求し
目的は何か、成果は何かを考えることであり実行することである。
■100年前のフレデリックテーラー以降は
肉体労働の生産性が中心的テーマであったように
これからは知識労働の生産性が中心的課題である。
人をマネジメントすることではなく
リードすることである。
その目的は
一人ひとりの人間の強みと知識を
成果につなげることにおいて生産的たらしめるとである。
〇編集後記(組織と責任)
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組織と言う道具はあらゆる道具と同じように、1つの使命を持って
専門分化することで遂行能力を上げることができる。
個人の強み、主体性、卓越性が、集団の強みと仕事ぶりの源泉
となるように仕事を組織化する必要がある。
知識労働者の生産性向上には力や指揮命令ではなく
「責任と貢献」を基盤に組織を構築する必要がある。
命令や指揮ではなく一人ひとりの自律性と責任と強みを基盤にした
組織が専門的使命を持つ時、強力な道具になる(ドラッカー)
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SCMとは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/m0kmhjq16205r4u64fPrP
そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。
ホームページご覧ください。
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
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