◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
第704号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「宗教も政治経済も健康管理もマネジメント」
目次
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〇前書き 「宗教・薬・マネジメント」
〇本文 「平準化ミックス生産」
〇編集後記「鈴木正三・石田梅岩」
………………………………………………………
いつもお読みいただきありがとうございます。
令和4年1月26日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き「宗教・薬・マネジメント」
■江戸時代の石田梅岩の商人道「心学」や
鈴木正三の「四民日用」(士農工商の役割分担を仏業とする)
はドラッカー流のマネジメントと同じです。
混乱・無秩序・争いは「病気」と見ます。
仏教、儒教、神道の神仏需3教思想はあくまで
「薬=方法論」であるとしました。
江戸時代末期の農村改革を指導した二宮尊徳の
報徳思想も神仏需3教思想でした。
■ユダヤ教の旧約聖書にも食事や日常の生活における
健康管理の規定が多く述べられているという。
企業のマネジメントも個人の生き方も
政治経済も人間や組織社会の「病気」を予防し、
罹った病気を治すことと言えます。
宗教も薬も広い意味でマネジメントのツールとなります。
■ものづくりにおいて必要に応じて多品種少量の製品を
不良品を出さないで安く作るのは
段取りを上手く組み時間を有効に活用するには
修練という精進が必要になります。
世の中いろんな仕事があり人の役に立ち、
人の仕事のおかげでお互いに助け合っていると
言えます。
■■第1回2022年1月29日土曜日午後14時今岡ドラッカー塾開催
テーマ「ドラッカーの社会生態学マネジメント」ご案内
アジェンダは以下の通りです。
・コミュニテイカフェ「今岡ドラッカーマネジメント塾」2022の狙い
・社会生態系とドラッカー
・生態系と日本的経営
・サプライチェーンマネジメントの原理
・あるべきマネジメントとは何か
日本人として
秘めた力を発見し、役割や使命を自覚し、
全力を尽くす場を発見し
人生を奥深く有意義に送れるようにすることを目的とします。
、
社会生態学マネジメントとは
自然生態系が個の生物、種、群れとしての命が繋がっているように
社会も個人、家族、組織、社会も命の複合体として
マネジメントする思想です。
古典の論語「大学」では「修身・斉家・治国・平天下」という
古典思想があります。
自らの身を修めて家が整い、家を整える者にして初めて国が治まり
国を治める者が世界を平和にできる。
また成果をを出すためには「大学」では
「物に本末あり、事に終始あり、先後する所知れば即ち道近し」
(事には原因と結果があり、順番を間違えなければ成功する)
「現実観察から解決実践を重視する「答えより問いのドラッカー思想」と
という思想が対応します。
古典の論語「大学」は
ドラッカーの社会生態学マネジメント思想を彷彿させます。
年間12回の講義でいつの時代にも役立つ普遍的なマネジメントを
共に考えて行きましょう!
詳しくは
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■場所アクセス:〒164-0011東京都中野区中央5-3-11ロイヤルプラザ中野606
丸の内線新中野駅徒歩2分荻窪方面出口でて杉山公園交差点から中野通りを北に1分左側柴田屋酒店の隣
今岡の携帯番号090-2538-7867
■対面受講料(講義後カフェ懇親会付)
全コース(12回)一括55,000円、各回スポット5000円 以下の口座にお振込みの上
申し込みフォームに名前、アドレス、申し込み区分を記載の上本メール返信して下さい。
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三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
(普通)口座番号 5324740
口座名義 株式会社21世紀ものづくり日本
オンラインZOOMのみでのご参加の場合は一括50,000円、
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■お申込みフォーム
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コース選択:一括(12回) 又はスポット
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〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「平準化ミックス生産」
「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
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■「小ロット多頻度生産」が
トヨタ生産方式の原理である。
伝統的な効率至上主義が
大ロット大量生産によるコスト削減だった事に対する
パラダイムシフトともいえる。
生産設備を製品毎に専用化することで
設備の効率を上げるテーラーの科学的管理法は
欧米のように自動車産業の市場規模が大きいときは効率的であった。
■日本の自動車産業の勃興期は日本の市場規模は
小さく、用途により、多品目の車種のニーズがあった。
大量生産するとコストは下がるが
需要はないので売れ残る。
少量だけ作って高価格にすると
少ない需要だけで産業は立ち上がらない。
この二律背反の目的を両立させるのが
平準化ミックス生産である。
■生産設備という経営資源よりも貴重な経営資源は
人間である。
人間という汎用な能力を専門家に限定して
効率を上げることが近代の科学的管理であった。
一人の人間の一生は一つのことに専念せよという
教えがある。
しかし人間社会には様々な課題や需要がある。
専門毎に問題が発生するわけではない。
■専門とは1工程をこなすだけで
製品を完成させることができない機械を同じで、
専門家はより大きな目的を成し遂げることはできない。
又は一人専門家は多様な専門に通じることで
目的を達成することができる。
生産設備を使って多品目を生産するには
需要の大きさに合わせて
平準化ミックス生産させることで
大量生産と同じコストで少量の多品目を
生産することが可能となる。
段取り替え時間の短縮と
多能工化という経営プラクテイスは
マネジメントのパラダイムシフトと言えます。
〇編集後記(鈴木正三・石田梅岩)
===========================
何の事業も皆仏業なり。一切の所作、皆世界のためとなる。
諸職人なくして世界の用所調べからず、武士無くして世治まらず、
農人なくして食物あるべからず、商人無くして世界の自由成らず、
あらゆる事業出来て世のためとなる(「四民日用」鈴木正三)
混乱・無秩序・争いは「病気」である。
仏教、儒教、神道・・・神仏需3教思想はあくまで
「薬=方法論」であり絶対視しない(鈴木正三→石田梅岩)
(「日本人を動かす原理「勤勉の哲学」(山本七平、PHP、昭和54年)
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■ホームページご案内
SCM(サプライチェーンマネジメント)とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l0j17ao1e05bqokn31reb
そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。
ホームページご覧ください。
↓
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l0j18ao1e05bqokn31aPz
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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。