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第424号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「文武両道のイノベーションが甲子園につながった」
2016年8月3日水曜日,不安定な気候も
いよいよ今日から夏本番の暑い晴れが続きそうです。
今週から高校野球全国大会が甲子園で開催されます。
戦前は高等女学校で戦後男女共学になった進学校、
我が母校の出雲高校が島根県大会で初優勝し
甲子園発出場の快挙を決めた背景には何があったか。
■先週の土曜日出雲高校同期生で関東在住の野球部OB4人
を加えて10人が川崎のサロン「鳥尾屋」で祝賀会開催しました。
元出雲高校野球部キャップテンだった鳥尾屋君は
プロの歌手で一旗揚げる志をもって活躍して
今は川崎でカラオケ教室兼サロンの経営者だ。
元出雲高校野球部ではショートやセカンドを
守っていた武田君は
大手鉄鋼メーカーに勤務していい仕事をした。
小学校時代から野球をやっていたという。
今回初めて知って驚いたことは
武田君と僕は
お互いに小学校6年生の時、出雲市の小学生大会で
彼の今市小学校と僕の神門小学校が
決勝戦で対戦したことだった。
彼はピッチャーで僕はキャッチャーだった。
話しが盛り上がった。
■さて
出雲高校野球部は戦後昭和24年に創立されたとき、
教員の中で野球を知っている人はいなくて
出雲市市役所の職員が監督として指導していたという。
試合でのバントのサインは
監督がバンドを触るなどシンプルだった。
地元では山高と言われるように
小高い高台にあるグランドで練習した。
進学校でありながらクラブ活動は熱心だった。
■僕は剣道部だったが、弓道部や庭球部、
柔道部、陸上部など県大会やインターハイなどそこそこの
成績を残していた。
実は僕も剣道部県大会の個人戦トーナメントで
準決勝まで行って校内新聞に掲載されたことがある。
今回母校が甲子園出場を決めた監督や選手とは面識はないが
文武両道の伝統が残っていることにOBとしては
感激です。
高校野球の女子マネージャーがドラッカーを知って
甲子園出場決めた小説がヒットしたように
甲子園出場もイノベーションです。
文武両道のイノベーションが甲子園につながった。
さて、
本日のテーマ
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「イノベーションのマネジメント」
「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■企業家は生産性の低い、成果が乏しい分野から
生産性が高く、成果の大きい分野に資源を動かす。
日本風に言えば、
時間とカネとエネルギーのムダを無くして
より役立つ分野に仕事をすることが
企業家の役割である。
無駄があること自体がリスクであるので
リスクを減らすことが企業家の仕事である。
■企業家精神はリスクが伴うという
一般の評価とは違って
企業家は、敢えて成功の確率が低いことに
挑戦することが正しいとは必ずも言えない。
リスクに挑戦することが正しいのではなく、
可能性を実証する兆候があるのなら
リスクを最小化する戦略を練るのが
企業家精神の発揮どころだ。
■ドラッカーの観察によると米国の産業史に中で
AT&T、IBM,P&Gの技術開発、製品開発、新事業の成功事例を
上げてイノベーションの原理を述べているが、
企業家の多くが自分がしていることを理解していない。
方法論を持たないから初歩的なミスが多い。
基本的な原理を守らない。
実践だけではなく理論も必要である。
ドラッカーの観察眼でみると
イノベーションのマネジメントで成功する法則があるようだ。
■ドラッカーの思想では
イノベーションのマネジメントは
体系化できるという。
リスクをマネジメントできるという。
西洋人であるドラッカーの思想を
僕自身が展開してきた「力学」の視点から考察してみたい。
技術者として「力学」を
経営コンサルタントとして
「経営力学」と「サプライチェーンマネジメント」を
体系化した経験に基づき、
日本のものづくり、ことづくり、ひとづくりの
思想を重ねながら、イノベーションのマネジメントを
再度展開して行きます。
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今岡善次郎
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