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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　第620号
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「人間50年、下天の内に比べれば夢幻の如くなり」




目次
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〇前書き  「感染者の9割は無症状」
〇本文　　「風邪とインフレエンザと新型コロナウイルス」
〇編集後記「集団免疫」
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令和2年6月24日水曜日のメルマガ配信します。



〇前書き「感染者の9割は無症状」


■21日の日曜日は夏至の日であり、父の日であり
大安の日でした。

久しぶりに長女家族と次女家族、2人の孫の6人が集まりました。

6階の自宅マンションからの夜景を見ながら
手巻き玄米寿司で夕食楽しみました。

緊急事態自粛要請が解除され
都道府県の往来も徐々に元に戻りつつあります。

アフタコロナの世界は変わると世間は大騒ぎだが
2〜3年すればこの時代の異常は忘れられ元通りの
社会になると見ています。


東京では夜の繁華街の検査強化で感染者が増えているが
日本では明らかにピークは過ぎており、
医療崩壊は免れました。



■マスコミの報道は限られた専門家の意見で
どこも横並びで恐怖を煽っていますが

本メルマガでその知見を紹介している
奥村康先生の見解こそ正解だと見ています。

順天堂大学特任教授の奥村康氏が語る。

日本人の多くが広い意味での免疫を獲得しており、
これから集団免疫が徹底されていくというのは、
少なからぬウイルス研究者の共通見解だ。


「新型コロナでは、PCR検査で陽性反応が出た人でさえ、9割以上は無症状です。
それは、感染後5日〜1週間で抗体ができるからです」

集団免疫というと、
まず犠牲者を出さねばならない恐ろしい考え方のようにも聞こえるが、
専門家のあいだでは、ほとんど常識的な考えだという。



■「集団免疫」をどう獲得するか。

インフルエンザをみれば分かります。
ワクチンを打っていない人も、
抗体検査をすれば必ず引っかかる。

電車や街中で知らず知らずのうちにかかり、
症状が出ないうちに治ってしまう。

奥村氏は、すでに日本人の多くは知らず知らずのうちに
抗体を獲得しているはずだと言う。

「たいていの人は、感染をしなくてもコロナの集団免疫はできます。
私は今やマスクすらする必要がないと考えています」

■感染者が減れば解除、
また増え始めたら「緊急事態宣言」、減ったら解除、
ということをいつまでも繰り返すのは愚の骨頂だ。

感染者が一定程度続くのは覚悟せねばならないが、
なにしろ基本的には無症状か軽症なのだ。

ただし、重症化してしまう人、亡くなりそうな人は、
全面的に守らなければならない。


「高齢者や基礎疾患のある人を徹底的に守って、その代わり、
若い人になるべく感染してもらうのが、
正しい『集団免疫』のあり方です。

如何でしょぅか？

多くの人は異論暴論だと感じるでしょうが
僕は至極共感します。

「人間50年、下天の内に比べれば夢幻の如くなり」

宇宙生命の中で人間の生命は一瞬の花火のようなもの
如何に輝かせるか。





〇本文
■さて、本日のテーマ
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「風邪とインフレエンザと新型コロナウイルス」
(「免疫力アップが全て「健康常識はウソだらけ」
奥村康WAC　BUNKO）より
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■インフルエンザは風邪の一種だと思っていたし
一般にそう思われているけれど
奥村先生によるとそれは間違いだそうです。

100年前の1918年〜1919年に世界で流行したパンデミック
スペイン風邪と言われているインフルエンザは
感染者6億人、死者5千万人の犠牲者が出ています。

インフルエンザも風邪も
ウイルスですがウイルスの種類が全く違う。


■風邪のウイルスは40種類知られていますが
それによって人が死ぬことはない。

インフルエンザウイルスは
高熱が出て気管支炎、肺炎、細菌性脳炎など合併症を引き起こし、
体力のない高齢者や基礎疾患のある人、幼児など死ぬことがある。

新型コロナウイルスは無症状で感染するという点が
あるが症状はあまり変わらない。

新型コロナウイルスとは
新型インフルエンザ言ってもいいと思います。

インフルエンザとしての名称がないのは
まだワクチンも治療薬もないことだろうと思います。


■健康な人間にも
身体の至るところにウイルスが存在しており
人間と共存している。

生態系において微生物、あらゆる植物、動物が共存しているように
人間の体内には腸内細菌の他
肺にも心臓にも血液にもウイルスが存在しており

必ずしも生体にとって病気をもたらすだけではない。

人類の進化の過程で
遺伝子にもウイルス由来のものが混ざっているらしい。


■現在世界の英知がワクチン開発を競っており
1年以内にはワクチンも治療薬も普及して
新型コロナウイルスも人間社会に共存するのは確実です。

風邪とインフルエンザと
新型コロナウイルスの違いと共通点を認識して
恐怖心で委縮することなく

明るく前向きに活動することが
ひとり一人の免疫力を高め
社会もより強靭になるこことでありましょう。





〇編集後記（集団免疫）
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集団免疫（しゅうだんめんえき、英: herd immunity,  social immunity）
とは、ある感染症に対して集団の大部分が免疫を持っている
際に生じる間接的な保護効果であり、免疫を持たない人を
保護する手段である。多数の人々が免疫を持っている集団では
感染の連鎖が断ち切られる可能性が高く、
病気の拡大は収まるか緩やかなものとなる。あるコミュニティにおいて
免疫を持っている人の割合が高ければ高いほど、
免疫を持たない人が感染者と接触する可能性は低くなる[ウィキペディア]。
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