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◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆


「イノベーションとは技術よりも人間の認識の問題」



7月26日水曜日のメルマガ配信します。

梅雨明けとは言え、湿度の高い猛著は集中力を低下させます。

高温多湿が身体に及ぼす
負荷に対して強靭な体調調節が大事ですね。

■マスコミは連日、
加計学園問題で言った言わないの不毛な
議論をしている。

前川前文部科学事務次官の「加計ありき」発言を
マスコミと野党が安倍政権批判に利用しており、
安倍政権も一貫した姿勢で対処できていない。

日本における獣医学の遅れと獣医学会と役所の
権益の問題こそ国会で国益のために
政治家が議論すべきなのに
時間と税金のムダとなっている。

■動物も人間も生命科学の対象であり、
IPSやSTAP細胞、遺伝子技術など世界レベルでの
イノベータションが起こっている。


獣医や行政の専門家は国民の健康や
生活の安全を確保するための知見を増やし
その体制を改善することが使命であるはずである。

仕事の方法や価値観が変わらなければ
最新の知見や発明が活かされない。


ドラッカーのマネジメントの定義は
「知見や人材など社会的資源を顧客(人々)の福祉と安全という
価値に変換すること」である。

政治家も行政も獣医など専門家も
しっかりとマネジメントして頂きたいですね。

イノベーションとは技術よりも人間の認識の問題かもしれません。



さて、
本日のテーマ
====================
「ニーズに基づくイノベーション:3つの条件」
「イノベーションと企業家精神」(P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)」より
==================

■ニーズが分かって
世の中を変えるイノベーションには3つの条件が必要だと
ドラッカーは言う。

1つは、何がニーズであるか明確に理解されることである。

2つは、イノベーションに必要な知識が手に入ることである。

3つは、それを使う人の仕事の方法や価値観に合致していることである。


どれが欠けてもイノベーションは成功しない。

特に3つ目は
何故素晴らしい発明がイノベーションに成功しないかを
示唆してくれる。


■エジソンの電球もイーストマン・コダックの写真機も
世界で初めての週刊誌「タイム」も
なんとなくあるニーズや知識を語る専門家の中で
上記3つを徹底的に考えて成功した。

現在なら恐らくAI(人口知能)による幅広い分野での
イノベーションがこれに当るだろう。

なんとなく世の中を変えるとマスメデイアで
多くの専門家が語っている。

知識も脳科学で得られた知見からくるデープラーニングとか
IOTとかビッグデータで語られている。


■今、AIは医師の診断処方、金融専門家の投資アドバイス、
弁護士の仕事の分野で研究されている。

事例検索などデータベースと自己学習のアルゴリズムで
専門家の技能を超えるかもしれない。

そこで重要なのが3つ目の条件である
それらの専門家の仕事の方法や価値観に合致しない限り
イノベーションはできない。

専門家が仕事の方法や自分の提供する価値を変えるか
又は
AIが現状の方法の範囲内で使える手法を提供するか
どちらかである。


■回転抵抗相殺技術による回転軸振動制御のニーズは
明確である。

工作機械や研磨盤での加工精度を上げることであり、
自動車の転がり抵抗によるエネルギ―ロスや
電動機のスピンドルにかかる機構間の摩擦や回転速度変動に
よる電気エネルギーロスを
半減させることである。


知識は慣性力や衝突、弾性力、粘性力などの
力学の元である高校物理で習うニュートン力学と
高校数学で学ぶ微分方程式の現実的思考実験で
充分である。


問題は振動専門技術者の仕事と価値観に合致しないという
事ではないかということかもしれない。

振動専門家は大きく分類すると
共振を回避する技術と
回転中心がずれる偏心を無くすバランス技術
に分かれる。

振動とは交互に振れることであり、
振れとは何らかの力によることは
ニュートン力学の基本である。

その振れの元である
回転抵抗を相殺すれば振動は抑えられる。

論文を書き、実証実験も成功したが
理解してもらうには
やってみようというイノベーターを探すことに
じっくりと時間をかけます。

興味ある方のご連絡お待ちしています。



●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。