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「日米ものづくりハイブリッド:技術とイノベーションのセミナー」


2016年8月17日水曜日,お盆明けで
残暑のなか、皆さまお元気でしょうか?


■僕は、自分で確信している
回転軸振動を低減する理論を機械学会に投稿して
一段落しました。

続いてこの技術を
自動車や電車他の騒音や回転エネルギーロスを削減する
実機並びにCAEによる実証データを積上げなければなりません。

一般的向けのセミナー開催の準備とともに
この技術が社会に受け入れられるために
事業イノベーションのプロジェクトマネジメント
に備えます。


■過去10年以上のMOT(技術経営)やMBA(ビジネススクール)
、4年間の社会人向けのドラッカーマネジメント塾、
コンサルテイング経験を活かします。

同時に、
スタンフォード、ハーバード他の
米国MBA,MOTコースで使われているという
「技術とイノベーションの戦略的マネジメント」
(ロバート・バーゲルマン、クレイトン・クリステンセン他)
を参考にします。

そもそも米国のMBAにMOTコースが追加されたのは
日本の製造業が米国の製造業に脅威を与えたことがきっかけ
になっています。

日本には戦略が無いというアメリカ人経営学者と
それに同調する日本人経営学者がいる一方
アメリカの優良企業がなぜ日本からのイノベーターに苦戦しているか、
歴史的な事例分析と日本的経営の一貫性の分析など
いろんな視点が網羅されている。

日米のものづくりの考え方の
ハイブリッドが強力な武器となります。


■上記を反映した
JTC(日本テクノセンター)主催の
セミナー(9月15日)をご案内します。

題して
「MOT(技術経営)の基礎と技術開発への効果的な活かし方」
詳細はこちら

http://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/f09bx1u0lq5wopgnwnH33


米国的な戦略論とオペレーションの二律対比と
日本的な現場指向論について考えます。


なお主催者によると
講師である僕の紹介(メルマガ読者は該当する)であれば
10%割引特典がありますので
興味ある方是非上記のURLからお申込み下さい。



さて、
本日のテーマ
====================
「シームレスに生命と理性を繋ぐ」
「日本人の価値観:生命本位の再発見」(立花均、ぺりかん社)より
==================

■古来日本では儒教や仏教が、
明治以降では西洋の科学思想や哲学が
外来思想として日本に入った。

日本古来の自然崇拝の生命本位は
理性主義の外来思想をうまく取り入れてきた。

神仏習合とか、和魂洋才とか
日本人は得意である。

■生命本位とは人々の生活感覚そのものである。

本能があり、喜怒哀楽があり、
人間は日常感情に振り回される。

仕事やスポーツにおいての成果も理論だけでは
成果が出ない。

感情と理論は折り合いを付けなければならない。


■理性主義を発達させた西洋でも生命主義を否定しない。

現実に感じることを否定すれば
理性主義は人生や社会の矛盾を理解できないので
人は生き行けない。

そこで折り合いをつける。

そこで西洋では、
「人間は動物の1種だ、しかし、
神の知性が与えられている」とするのである。


■多神教、自然崇拝の日本人は
自然も人間も同じ生命の一部だと考えるから
「神の知性」を必要としない。

だから日本は理性主義思想を
独自に発達させることが無かった。

外来思想から理性主義を取り入れた。

神という知性を「繋」(つなぎ)にする必要はなく
シームレスに生命と理性を繋いで
日本のものづくり、くにづくりを
展開してきたと言える。



●ご質問ご意見は気軽に
返信で意見よろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


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科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。