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第853号
★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★
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「早期にプロトタイプを作り実験し早めの失敗は成功への近道とするとする」
目次
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〇前書き 「イノベーションのマインドセット」
〇本文 「早い段階で何度も実験できるプロトタイプ」
〇編集後記 「プロトタイプ試作品」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和6年12月11日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「イノベーションのマインドセット」
■イノベーションのマインドセットについたドラッカーは言う。
計画は必要だが
当初の計画に執着しない。
変更をバージョンアップと捉える。
早期にプロトタイプを作り実験し、
早めの失敗は成功への近道とする。
■いろいろな制約を喜んで受け入れる。
予期せぬ事態を歓迎する。
予測可能性が大きいのは
先が見えるより何が起こるか分からない方が
面白い。
■リスクを取り、実験を奨励し、意欲を削がない。
チャレンジし能力を最大限発揮できる場が必要である。
成功には報酬があるのは必要だが
失敗を許す文化も必要である。
■イノベーションには役割を固定しないで
全員の役割を許す文化が必要である。
前もって許可をもらうよりやってみて後で許可をもらう。
むしろ許可を必要とする官僚文化ではなく試行錯誤する
分化が尊重されるべきである。
〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「早い段階で何度も実験できるプロトタイプ」
「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
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■何か創ろうと、
じっくり計画を練る方が良いと言う考えもある。
しかし実際には
模型やシュミレーションに時間を費やすこと
つまりプロトタイプから入るのは
より早く成果につながる。
■アイデイアを「実物化する」
よりも頭の中で「考える」方が
時間が掛からないかもしれない。
しかしそれは
一発で適切なアイデイアを生みだせる
天才のみに当てはまる。
■深く考えなければならない
複雑なケースにおいては
考えるだけで時間が過ぎる。
下手な考え休むに似たりという
コトワザもある。
いろいろな選択肢がある場合
早い段階で何度も試行錯誤の実験を繰り返すのが
最善である場合が多い。
■アイデイアを形にするのが早ければ早い程、
それを検証し、改良する。
試行錯誤の過程で
知見が深まる。
最適ソリューションに狙いを定めやすくなる。
プロトタイプは
早い段階で何度も実験できる利点がある。
〇編集後記(プロトタイプ試作品)
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プロトタイプ(英: prototype)、最初の、形にしたもの。
それを土台にしてさまざまなパターンを生み出してゆくための、
最初のもの,試作品。
prototypeの接頭辞「proto- プロト」の意味は「最初の」である。
機械分野や航空機分野では「試作機」「試験機」「実験機」などとも言う。
車の業界では「試作車」とも。
まずはプロトタイプを1個作ってみることで、
ようやく新しい技術や新しい機構の検証や試験を行うことができ、
大量生産に入ってしまう前に問題点の洗い出しができる。
何回か繰り返し、もし納得できるレベルに到達すれば、
ようやく試作段階が終了したと見なすことができる。
工業分野で何か新しい技術を活用した部品や製品を作ったりする際、
頭の中にあるイメージだけをもとに完璧な設計を行う事は難しく、
その図面通りにいきなり生産ラインに乗せて大量生産を行うということはできない。
通常は試しに1個ないしは数個、手作業でよいので、
とりあえずアイディアや図面の一部分、あるいはアイディアを簡素化したものでよいから、
とりあえず実体化(物体化)したものを作ってみて、
まずはそれに手で触れてみたりそれを動かしてみたりして、
それが心で思い描いていた通りに動くのか、
あるいは逆に実物として触ってみると使い勝手が悪いものなのか
、まずは実物化したもので確かめてみる、ということを行う。
そのようにして、最初に作るものがプロトタイプである。
そのため実用性やデザインは考えず基盤や内部機構がむき出しで、
武骨な見た目の事も多い。
これには改良や改造で手を加えやすいと言うメリットもある。
(ウキぺデイア)
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