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第838号
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「変化の兆しを観て機会とする」
目次
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〇前書き 「変化に対応するイノベーション発想法」
〇本文 「変化を機会として捉えるチェンジ・リーダー」
〇編集後記 「近代進化論のチャールズ・ダーウィン」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和6年9月11日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「変化に対応するイノベーション発想法」
■日本の代表的発想法の大家
川喜多二郎は3つの科学を提唱しています。
他人の経験からの知識を利用する「書斎科学」
体験や観察から知識を得る「野外科学」、」
仮説をつくって現実に適用し検証する「実験科学」
これらはイノベーションに必要な方法論である。
■これらはまたアリストテレスの弁証法にも対応しています。
書斎科学は演繹法に
文献から人や組織の体験や原理を組み合わせる。
野外科学は帰納法に
現実の体験や観察から原理や法則をまとめる。
実験科学は発想法に
仮説をつくって現実に適用して検証する。
■変化は先ず現実に表れる。
現実の観察に変化の兆しを観る。
変化の兆しを観て機会とすることが
乱気流の時代のイノベーションになります。
■さて、
本日のテーマ
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「変化を機会として捉えるチェンジ・リーダー」
(「明日を支配するもの:21世紀のマネジメント革命」
P.F.ドラッカー、ダイヤモンド社)より
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■変化はコントロールできない。
変化は不可避である。
今日のような乱気流の時代にあって
変化は常態である。
■変化はリスクに満ち
楽ではない。
悪戦苦闘を強いられる。
しかし、変化の先頭に立たない限り
企業、大学、病院にせよ
生き残ることはできない。
■急激な変化の時代に生き残るには
自ら変化の担い手、
チェンジ・リーダーになることである。
あらゆる組織にとって
チェンジ・リーダーになることが
21世紀の中心的課題である。
■チェンジ・リーダーとは
変化を機会として捉える者である。
変化を恐れず変化を敢えて求め
変化を機会として認識し、
変化を意味あるものとする。
その為の仕組み
変化を機会と認識する手法
変化のための手順
変化しない継続性との両立
をマネジメントすることが必要である。
〇編集後記(近代進化論のチャールズ・ダーウィン)
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現代においては変化というのは常態です。
変化はリスクにあふれていて楽ではなく、
悪戦苦闘をさせられるからです。
しかし、この変化に果敢に立ち向かい
自ら変革の担い手になるチェンジリーダーが
求められています。
近代進化論の祖であるチャールズ・ダーウィンはこう言っています。
「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き残るのでもない。
唯一生き残ることができるのは変化できる者である。」
チェンジリーダーが行うべき主要な三つの仕事として次のものが挙げられます。
あらゆる分野で廃棄と改善を進める
製品、サービス、プロセス、顧客、用途など事業に
関わるあらゆることについて根本から点検し、
廃棄すべきものは思い切って捨てるという意思決定を行います。
さらに改善すべき事項を見つけ出し、改善をし続けることが重要であります。
次世代の新しい芽を見つけ育てる
組織における問題点だけでなく、
次世代に向けて新しい芽となるものをいち早く発見し、
育てていかなければなりません。
売上や利益で予想以上の成果があがりつつあるものや、
研究開発や顧客情報で成長の可能性のある芽を発見し、
その詳細な要因を探り、
事業拡大の可能性のあるものについて検討し、実行に移していきます。
組織の隅々にまでイノベーションを可能にする
組織の隅々に至るまで、小さなイノベーションを
可能にするような仕組みを作り、実践していきます。
いきなり大きなイノベーションを起こすのではなく、
パイロットスタディで試してみることも
成功への確率を高めることになります。
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体系化しました。
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