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第814号
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「「3人寄れば文殊の知恵」コラボレーションの法則」
目次
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〇前書き 「セレンディピテイの法則」
〇本文 「デザイナーとユーザーのコラボレーション」
〇編集後記 「3人寄れば文殊の知恵」
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いつもお読みいただきありがとうございます。
令和6年3月13日水曜日メルマガ配信します。
〇前書き 「セレンディピテイの法則」
■セレンディピテイの法則とは
「好機は備えある心に宿る」
という格言です。
何か面白いことはないかと
探しながら旅をしていると
何気ない観察からいろいろ発見があった。
これをイノベーションの心構えとして解釈すると
常に目的意識をもって森羅万象を観察していると
思いもよらない現象に
アイデイアのヒントが隠されている。
■これに触発されイノベーションの原理を
追求するといろいろな格言が生まれます。
虚心になって観察することの重要性は
「好機は自由な心に宿る:観察の法則」
集中と継続に対しては
「好機は粘る心に宿る:粘性の法則」
トヨタ生産方式における「何故を5回」は
「好機は細部を配る心に宿る:因果の法則」
と一般化できます。
■又部分最適ではなく俯瞰的に観ることの重要性は
「全体最適は離れて観る心に宿る:鳥瞰の法則」
「好機は根幹に馳せる心に宿る:枝葉根幹の法則」
運は人と人の繋がりから生まれることに対して
「好機は関係をつくる心に宿る:ネットワークの法則」
「3人寄れば文殊の知恵」
というのもコラボレーションの法則と言えます。
〇本文
■さて、
本日のテーマ
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「デザイナーとユーザーのコラボレーション」
「デザイン思考が世界を変える」(テイム・ブラウン、千葉敏生訳早川書房、2019年)」より
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■デザインの流れ
洞察→観察→共感において
個人から集団の知恵、すなわち集合知を利用できないか。
デザイナーという創造者とユーザーである消費者の
境界を融合させることで
斬新な奇抜なコラボレーションが
出来る可能性がある。
■消費者対創造者でもなく
消費者を代表する創造者でもなく、
消費者と手を取る創造者でなければならない。
かっては消費者は分析の対象であった。
それどころか
強引なマーケテイングの不幸な餌食であった
かもしれない。
恐怖心や虚栄心に付け込んで
消費者に売り込んでいた。
■消費者の元におもむき、
生活や体験を観察し、得られた洞察から
新しいアイデイアを生みだす。
デザイナーが消費者のために創るから
デザイナーが消費者とともに創るへ
シフトすることで画期的な製品が生まれる。
■消費者、顧客の幸福、安らぎ、快適性が
企業を成功に導く。
創造者と消費者のコラボレーションを高める
イノベーションの仕組みは
いろいろ模索されている。
ワークショップ、共同体験など、個人の枠を超える努力、
あらゆる機会を探索する。
コラボレーションの中で
「機会は備えの心に宿る」
を追求する。
〇編集後記(3人寄れば文殊の知恵)
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一人や二人ではなかなかうまくいかない場合でも、
三人目の知恵や視点が加わることによって互いに刺激し合い、
当初は思いもよらなかった発想が浮かんで、
問題の解決につながることがままあります。
「文殊」は、仏教で知恵をつかさどる菩薩で、
「文殊の知恵」とまでいうのは誇張表現ですが、根底には、
三人集まることで発想の質的転換がなされることがある。
なお、英語には、類似のものにTwo heads are better than one.
(二つの頭は一つにまさる)があります。
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