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ES組織づくりの 有限会社人事・労務メールマガジン
【社長のための経営・人事わいがやクラブ】
2026/4/30 第391号
https://www.jinji-roumu.com/
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上野公園を舞台にした新人研修を本日から明日までの2日間で実施しています。
準備のため、この一ヶ月は上野公園に行くことが増え、歩き巡るたびに、公園内のスポットがどんな背景・意図があってそこにできたのかなど、深掘りできる楽しいひとときとなりました。
初めて知ったスポットやおすすめしたいひと休みどころなど、新たな発見がたくさんありました。そして、例えば上野東照宮一つとっても、そこを深掘りすることで他の場所〜日光東照宮や仙台東照宮などとの違いと、つながりが急に浮かび上がり新たな物語が見えてきました。
上野公園は広大で、見どころも多く、歴史の奥行きを感じられる場所です。
おすすめは擂鉢山古墳と子ども図書館。
上野に来た際には、ぜひ足を運んで、その空気感を味わってみてください。
今回はまず新人・若手対象とした新入社員研修として実施していますが、今後またこういった地域を舞台にしたこころみを進めていければと思っています。
■□━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
〔1〕 「マルシェの法則」から考える、これからの組織とエネルギーの循環
〔2〕今回のピックアップ記事
〔3〕有限会社人事・労務のオススメ情報
〔4〕学びの動画配信サービス
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〔1〕 「マルシェの法則」から考える、これからの組織とエネルギーの循環
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こんにちは、矢萩です。
私はよく「マルシェの法則」というお話をさせていただきます。
私たちが運営する「田心(たごころ)カフェ」では、年に2回、浅草の秋葉神社境内で「秋葉神社マルシェ(浅草田んぼマルシェ)」を開催しています。
パーマカルチャー実践者の四井真治さんは、著書『地球再生型生活記 ― 土を作り、いのちを巡らす、パーマカルチャーライフデザイン』の中で、以下のように述べています。
「個体である生命は群れや生態を形成し、個から経営という散逸構造を入れ子構造上に発展させることで、個の集まりに続く仕組みの命が機能するようになります」
この言葉は、これからの会社の在り方を示しているように感じます。
これからの組織は、
トップダウンで設計されるものではなく、愛してやまないものを起点とした小さな「群れ」があつまることで立ち上がっていくものになる。
このように思うのです。
この秋葉神社の境内というフィールドには、この地域を深く愛する人たちが集まってきます。
それぞれが自分の「愛してやまないもの」を持ち寄り、場を大切にしながら、訪れる方々と直接顔を合わせ、自慢の商品や作品を届ける。そんな温かな時間が流れています。
私たちのブースでは、お野菜や無添加の燻製などを販売していますが、他にも多様な個性が集まります。
心を込めて制作されたアクセサリー
障害を持つ方が描いた力強いアート作品
地元の伝統野菜、江戸千住葱
大人も子どもも楽しめる紙芝居
ここには、単なる「売り買い」以上の何かが存在しています。
出展者の方々には、事前にお伝えしていることがあります。
「ここは、決して儲かるような大きな祭りではありません」と。
浅草には、三社祭や合羽橋道具街まつりなど有名なお祭りやイベントがありますがそこに出店するのとは、目的が異なります。
儲かるかどうか、効率が良いかどうか。そんな基準を超えて、「それでもこの場所に出展したい」という強い情熱を持っている方にこそ、来ていただきたいのです。
実際、そこに集まるのは、損得勘定ではなくこの地域でご自身や会社さんが「表現したい」「つながりたい」という純粋な思いを持った方々ばかりがあつまります。
面白いのは、そこでのエネルギーの動きです。
お客さまがブースを回るのはもちろんですが、出展者同士も深くつながり、思いを語り合い、お互いの品を購入し合います。そこで交わされる売買は、私には「贈与」に近いものに見えるのです。
お金は単なる対価ではなく、お互いの思いを循環させ、関係を編み込んでいくためのツールとして機能しています。
「思いが流れやすくなること」こそ、お金のなりたちの原点なんだと。
マルシェの風景を見ていると、そう確信させられます。
このマルシェ法則は、これからの「会社」や「組織」のお金を生産性をそれぞれの愛してやまないことで包み込みながら会社という場が回っていくという、1つの方向を私は示せたらとおもっています。
制度やルールで縛るのではなく、場とつながり個人の内側から溢れ出すエネルギーが重なり合った結果として、組織という形が出来上がっていく。
そして、その健全な循環の中に、自然とお金も流れ込んでくる。
効率や管理を優先するのではなく、こうした四井さんやJUNKAN-AIDAのコミュニティメンバーで話している「いのちの循環」としての組織を築いていきたい。
かつての日本には「講(こう)」や「結(ゆい)」といった共同体の仕組みがありました。
それと同じように、まずは「愛してやまないもの」を持つ個人が集まる。
それぞれが自律的に結びついて「系(エコシステム)」となり、そこに一つの「場」が立ち上がる。
マルシェの境内に流れるあの心地よい空気感を、日常の仕事や経営の中でも体現していく。そんな挑戦を、これからも続けていきたいと思っています。
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◆◆ 辻信一氏と考える「脱成長」と社会の再生 ―― 映画『サティシュの学校』上映 & 柏の葉での農・食・対話 ◆◆
経済成長の先にある、本当の「強さ」と「豊かさ」とは何か? 映画鑑賞と土に触れる実体験を通じ、分断された社会を再接続する一日です。
■ 【第一部】辻信一氏トーク & 映画上映 文化人類学者・辻信一氏をゲストに、映画『サティシュの学校』を鑑賞。 効率や競争を優先する「フォース」から、つながりを育む「パワー」へ。 大学という場から、これからの社会の在り方を静かに問い直します。
■ 【第二部】土に触れ、種をまく「共生」の実践 舞台を畑へ移し、農作業・食事・音楽を共に楽しみます。地域や組織の中に、新しい変化の種をまくための再接続の場です。
【開催概要】
『あいだに種をまくーThe Art of Slowing Down: Re-connecting With Life』
日時:2026年5月23日(土)11:00〜15:00
場所:東京大学 柏キャンパス 環境学棟1階ラウンジ・畑
参加費:1,500円〜(昼食代込/恩送り枠・互助枠あり)
詳細・お申し込みはこちら
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<今回のピックアップ記事>
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・組織のAIDAマップ 制度は、頭からではなく、場から生まれる。
https://note.com/j_r_community/n/n7be3150fed13?sub_rt=share_pb
・地域資源の共有「CAP」
https://www.g-hataraku.com/2095-2/
・秋葉マルシェを開催!
https://hatarakuba.com/marche/2024/
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□『協同労働』が描く新たな社会の未来像――“みんなでつくる仕事”の可能性
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□“コミュニティ経営”の視点で今年をふりかえり2025年を望む回
https://esr-j.com/kokohore-studio-202412/
<TERAKOYAオンライン一覧>
https://esr-j.com/category/terakoya/
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