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ES組織づくりの 有限会社人事・労務メールマガジン
【社長のための経営・人事わいがやクラブ】
2026/10/01 第396号
https://www.jinji-roumu.com/
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【近況】
突然ですが、みなさんは普段、しっかり野菜を摂れていますか? 一日の野菜摂取目標量は350g以上。目安としては、生野菜なら両手いっぱい、加熱した野菜なら小鉢5皿分ほどと言われています。 先日、我が家でちょっとした“異臭騒ぎ”が起きました。 朝、まだ寝ている夫の寝室の前で、子どもたちが眉をひそめながら何やら相談中。話を聞くと、部屋に入った娘が「臭くて入れない!」と逃げ出し、代わりに弟が挑戦するも即退散。そんな騒ぎで目を覚ました夫が扉を開けた瞬間、我が家には黄色いけむり(※イメージ)が漂いました。 加齢臭なのか、ストレス臭なのか…。
ここ数ヶ月、夫は仕事が忙しく、早朝出勤に加え残業続き。帰宅後も菓子パンやスナック菓子を片手に仕事をする毎日で、食生活は完全に野菜不足でした。 もちろんニオイの原因は食生活だけではありません。でも、抗酸化作用のある野菜をしっかり摂っていれば、ここまで“サビついた”状態にはならなかったのでは、と家族の健康を担う立場として反省しました。
そこで夫には、普段の昼食に「ちょい足し野菜」をお願いすることに。忙しいと、つい健康は後回しになってしまいますが、サラダやスープ、野菜ジュースなど少し意識するだけでも違います。 これからは秋野菜がおいしい季節。旬の野菜を楽しみながら、毎日の食事に取り入れていきたいですね。 弊社が運営している「田心カフェ」でも、栄養満点のお野菜を取り揃えています。お近くに来られた際は是非お立ち寄りください!
https://hatarakuba.com/tagokoro-cafe/
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【第18回 日光街道 太陽のもとのてらこや】
〜歩くことから始まる、土地・人・学びとの新たな出会い〜
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毎年、勤労感謝の日に向けて開催されてきた「日光街道 太陽のもとのてらこや」。日本橋から日光まで147kmの街道を歩きながら、土地の歴史や文化、そこで暮らす人々と出会い、学びをめぐらせていく取り組みです。
18回目を迎える今回は、こたえを急がず、まだ見ぬ可能性に耳を澄ます。オープニングは、小林範之さんを迎え「日光街道・三猿と ネガティブ・ケイパビリティ」をテーマに特別講演を行います。道に残る庚申信仰を手がかりに、これからの生きかた・歩みかたを一緒に考えませんか。
◆オープニングセミナー:2026年11月7日(土)10:45〜12:20
会場:(有)人事・労務3階セミナールーム/オンライン
→詳細・申込:
https://jinji-es.com/goodjob/261107.html
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■□━ INDEX ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■
〔1〕フリーランス法から考える、これからの企業と「公共善」
〔2〕今回のピックアップ記事
〔3〕有限会社人事・労務のオススメ情報
〔3〕学びの動画配信サービス
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〔1〕フリーランス法から考える、これからの企業と「公共善」
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フリーランス新法が施行されて、まもなく2年になります。
近年は「フリーランス・トラブル110番」への相談も増えており、フリーランスとの取引をめぐる問題は、一部の業界だけの話ではなくなってきました。
これからの時代、企業が仕事を担ってもらう相手は、正社員だけではありません。
専門的な仕事をフリーランスへ委託することもあれば、社員が副業として別の企業の仕事を請け負うことも増えています。
副業についても、二つの会社と雇用契約を結ぶ形だけでなく、一方を雇用契約、もう一方を業務委託契約とするケースも少なくありません。
副業の方も、雇用関係だと、社会保険や残業の問題など複雑になり副業は、委託のみを認めている会社も増えてきています。
副業の受け入れ側も委託のケースは増えていくでしょう。
ただし、ここで注意が必要なのは、労働者性の問題です。
契約書に「業務委託」と書けば、それだけでフリーランスになるわけではない
ということです。
実態として、会社から指揮命令を受け、勤務時間や場所を拘束され、仕事を断る自由も乏しいような場合には、契約名称にかかわらず労働者性が認められる可能性があります。
だからこそ、これからの企業には、
「雇用なのか、委託なのか」を実態に即して整理し、そのうえで適切な契約を結ぶこと
がますます重要になってきます。
フリーランス法は「取引」と「就業環境」の両方を見る法律で
大きく二つのカテゴリーからできています。
一つが、取引の適正化です。
業務を委託する際には、業務内容、報酬額、支払期日などの取引条件を明示する必要があります。
また一定の場合には、
・受領拒否
・報酬の減額
・返品
・買いたたき
・不当な購入、利用強制
・不当な経済上の利益提供要請
・不当なやり直し
なども禁止されます。
もう一つが、就業環境の整備です。
たとえば、
募集情報を正確に表示すること
ハラスメント防止体制を整えること
妊娠・出産・育児・介護への配慮
一定の場合の契約解除・不更新に関する事前予告
などが求められます。
つまりフリーランス法は、
「契約書さえ作ればよい法律」ではありません。
契約を始めるときから、業務を行っている期間、そして契約を終了するときまで、取引全体のあり方を見ている法律です。
ー2026年からは取適法も施行
さらに2026年1月からは、従来の下請法も大きく見直され、取適法が施行されています。
ここでも大きなテーマになっているのは、
発注する側の立場の強さを利用して、一方的に不利な条件を押し付けていないか
という点です。
価格協議を求められても十分に話し合わず、一方的に価格を決める。
受注側に資金繰り負担を押し付ける。
そうした取引のあり方そのものが、より厳しく問われるようになっています。
ー背景にあるのは「ビジネスと人権」
こうした制度改正を見ていると、私はその背景に、近年強く意識されるようになった「ビジネスと人権」という考え方があるように感じています。
企業の責任は、もはや自社の社員だけを守れば終わりではありません。
取引先。
委託先。
フリーランス。
その先のサプライチェーン。
自社の経済活動によって、誰かに無理を押し付けていないか。
弱い立場の人の犠牲の上に利益が成り立っていないか。
そこまで問われるようになっています。
大企業では、SSBJ基準によるサステナビリティ情報開示も段階的に進み、企業価値だけでなく、環境や社会との関係性についても説明することが求められる時代になっています。
一見すると、フリーランス法、取適法、ビジネスと人権、SSBJ。
それぞれ別々の制度に見えます。
しかし、その根底には共通した流れがあります。
「強い側が一方的に条件を決める経済」から、「関係する人たちの持続可能性を考える経済」へ。
という流れです。
ー公共善エコノミーの認証を受けて
実は、私たち903シティファーム推進協議会は、このたび他の3社とともに、クリスチャン・フェルバー氏が提唱する公共善エコノミーの認証を取得しました。
日本では2番目となる認証グループです。
認証までは約1年半。
ドイツ語や英語での講義を受け、認証のためのレポートを作成しながら、
企業とは何のためにあるのか。
経済とは何のためにあるのか。
利益と公共善はどのような関係にあるのか。
ということを、何度も問い直してきました。
公共善エコノミーが特徴的なのは、
「企業価値を高めるために社会的価値を高める」
というところで終わらないことです。
むしろ、
そもそも経済そのものが、人間の尊厳、連帯、公正、環境、民主的な参加といった公共善のためにあるのではないか
というところまで問いかけます。
ここに私は、フリーランス法や取適法、ビジネスと人権との非常に深いつながりを感じています。
ー契約書の話で終わらない
フリーランス法への対応というと、「新しい業務委託契約書を作らなければ」という話になりがちです。
もちろん、それは必要です。
しかし、本当に問われているのは契約書の書式だけではありません。
報酬はいくらか。
いつ支払うのか。
業務範囲はどこまでか。
成果物の権利は誰に帰属するのか。
途中解約の場合はどうするのか。
ハラスメント相談はどこで受けるのか。
育児や介護が生じた場合にはどうするのか。
そしてそもそも、この働き方は本当に業務委託なのか。
こうしたことを一つひとつ確認していく。
それは単なるコンプライアンス対応ではなく、
企業とフリーランスとの関係をどうつくるか
という話なのだと思います。
ー「法律を守る」から「関係を育てる」へ
これから企業に必要なのは、
「法律に違反しないための業務委託契約書」から、
「取引相手と持続可能な関係をつくるための業務委託契約書」へ発想を変えることではないでしょうか。
フリーランス法も、取適法も、ビジネスと人権も、公共善エコノミーも、私には、すべて同じ方向を指しているように見えます。
それは、
企業が利益だけでなく、関係性そのものに責任を持つ時代への変化です。
社員だけではなく、取引先や委託先、フリーランス。地域や自然環境も。
その企業に関わるさまざまな存在が、長く持続可能でいられるか。
これからのコンプライアンスとは、単に法律を守ることではなく、
「私たちの事業は、関わる人たちを消耗させていないか」
「その関係は、お互いを豊かにしているか」
を問い続けることなのかもしれません。
公共善エコノミーの認証を受けた今、私たち自身もその問いを実践の中で深めていきたいと思っています。
そして社労士としても、これからの業務委託契約を、単なるリスク回避のための契約ではなく、企業とフリーランスが安心して長く関係を築いていくための「関係の土台」として考えていきたいと思います。
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<今回のピックアップ記事>
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・健康経営と組織開発の重なり合い〜AIDAマップの実践〜
https://note.com/j_r_community/n/nd456a9c6b058?sub_rt=share_pb
・海に溶ける水辺の振る舞い
https://note.com/j_r_community/n/n36f07c774542?sub_rt=share_pb
・「担い手」は、どうやって生まれるのか――農から考える、「遊ぶ力」と「ケアする力」が循環する組織
https://note.com/j_r_community/n/ndf0ef6d6bed8?sub_rt=share_pb
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・職場に身体性を取り戻す
https://esr-j.com/kokohore-studio-202609/
・田心ジンジャーが切り拓く カンパニーAI挑戦の道
https://esr-j.com/kokohore-studio-202608/
・健康について考える〜私たちの健康経営への取り組み〜
https://esr-j.com/kokohore-studio-202607
<TERAKOYAオンライン一覧>
https://esr-j.com/category/terakoya/
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