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今週の統計データ / Weekly Focus第43号
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フォーカスマーケティングの蛭川です。
今週は3連休明けからスタートしましたが、来週は秋分の日があります。
レジャーやお出掛けになる方も多いと思います。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は先週、長女の高校の文化祭へ行ってきました。
生徒たちが各々楽しんでいる姿を微笑ましく思いました。
クラスや部活で一致団結して、役割分担するから楽しいのでしょう。

さてそんな3連休でしたが
9月15日は「敬老の日」でした。

総務省が統計トピックスにて「統計からみた我が国の高齢者」
を発表しています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ccpiv0anzwirztylJcF
高齢者の人口推移から住まい、家計の状況まで記述しています。

総人口の25.9%を占める高齢者(65歳以上)ですが、高齢化の傾向は
今後も進み、オリンピックが東京で開催される2020年には約3割(29.1%)
と推計されています。(国立社会保障・人口問題研究所)
総人口の4分の1でも十分多いと感じますが、6年後は約3人に1人
と更に多くなります。

驚くべきは高齢者の就業率の国際比較です。
日本は平成25年20.1%と主要国でトップです。
 2位:アメリカ 17.7%、
 3位:カナダ 12.5%
 4位:ロシア 11.0%
 5位:イギリス 9.5%
 6位:ドイツ 5.4%

アメリカとの差異は、然程大きくありませんが、ロシアや
イギリス、ドイツと比較すると明らかに日本が突出しています。
ちなみに高齢者は65歳以上です。


理由は備えに対する意識であると言えます。
内閣府による「第7回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ccqiv0anzwirztyl6g6
によると

経済的な意味で日々の暮らしに困ることはあるか?という問いに対して
「困っていない」と回答した比率は
 1位:スウェーデン:58.4%
 2位:日本:55.5%
 3位:ドイツ:38.4%
 4位:アメリカ:31.2%
 5位:韓国:11.2%

となっています。

暮らしに困っている人は少ないが、就業率が高いということは、
経済的な問題以外にあるということです。
困っている人の差が20ポイント以上あるアメリカや10ポイントの
差があるドイツの就業率のギャップが大きく、意識の差異が感じられます。


同調査で、仕事を続けたい理由を聞いている設問で
「収入が欲しいから」と回答した比率は
 1位:韓国:64.5%
 2位:アメリカ:49.2%
 3位:日本:43.8%
 4位:ドイツ:38.6%
 5位:スウェーデン:28.6%

韓国、アメリカの比率が高い事、スウェーデンの比率が低い事は納得
できますが、経済的に困っていない人が相対的に少ないドイツよりも
15ポイント多いのは不可解です。


同設問で
「仕事そのものが面白いから、自分の活力になるから」と回答した比率は
 1位:ドイツ:51.5%
 1位:スウェーデン:51.5%
 3位:アメリカ:34.3%
 4位:日本:20.7%
 5位:韓国:19.1%

となっています。

これらの結果は、まさに日本人の国民性をよく表していると感じます。
ドイツ人は「やりがい」を感じて生活費を稼ぐ。
どうせ生活費を稼ぐのなら「やりがいをもって働く」ということでしょう。

日本人はそれ程生活に苦しくはないが、
将来のために蓄えたいと考えている状況が推察できます。
それを楽しむというよりは「働くことを」義務的に感じている状況が
窺えます。

ドイツやスウェーデンのように、仕事そのものが自己実現の手段となって
いるようにありたいと思います。
高齢者に限ったことではないですが、仕事に対する姿勢や「やりがい」を
見出せる社会環境が実現することを願います。



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「技術シーズからの潜在ニーズ抽出法」
2014年09月26日(金曜日) 10:00〜17:00
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ccriv0anzwirztylUrR
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http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0ccsiv0anzwirztylgEx
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(バックナンバー更新 2014年09月19日19時23分)