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第26号 テーマパーク好調の要因を探る

  発行日:2014年05月23日

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顧客満足度向上で需要を伸ばすテーマパーク / Weekly Focus第26号
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フォーカスマーケティングの蛭川速です。
今週は突然の雷雨などがあり、天候の変化に驚かされた一週間でした。
私は雨の要因か、しばらく良好であった腰痛が疼きだし
苦闘しています。皆様はいかがお過ごしでしょうか?

目次
***********************************************************************
1.2次データを読み込む 【顧客満足で需要を伸ばすテーマパーク】
2.無料Webセミナーのご案内
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-----------------------------------------------------------------------------
1.顧客満足度向上で需要を伸ばすテーマパーク
-----------------------------------------------------------------------------

経済産業省の実施する特定サービス産業動態統計月報(平成26年3月分)
が2014年5月21日発表になりました。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbp4u08na4exmye2f3o

それによると2013年度の遊園地・テーマパークの売上高は
前年度比16.6%増の5893億円と4年連続で前年度を上回っております。
東京ディズニーリゾートで来園者数が過去最高としたほか、他のテーマパーク
でも好調なところが多いとのことです。

入場料金・施設利用料金収入は14.5%増と大幅に伸びています。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンが1月に入場料金を値上げしたこと
なども押し上げ要因となっているとのことです。
(以上日経MJ2014年5月21日記事より編集)


月報の数値から以下の数字を算出してみました。

平成25年度は2年前の平成23年度と比較して、
売上高で28%増加しています。

また入場者数は同期間の比較で、14%増加しています。
客単価を計算すると

平成23年度 6854円
平成25年度 7722円
増加率13% となります。

すなわち客数が14%増加するとともに、
客単価も同水準の13%増加しているということで
母数の広がりと価値の深さの両面で伸びていることが分かります。


なぜここまでテーマパークは好調なのでしょうか?

生活者側の要因と施設運営側の要因(努力)の両側面があると
考えています。

まずは生活者側の要因を国民生活世論調査からみていきます。


平成25年6月調査では
現在の所得・収入について満足している割合は
平成25年6月48%と、前年よりも3.7ポイント上昇しています。
同様に不満の比率も、前年よりも4.5ポイント下落しています。


グラフをみると、ここ数年満足度は増加し、不満足は減少傾向にあり、
平成26年は満足と不満が17年ぶりに逆転するのではないか
と期待されます。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbq4u08na4exmye2z9Z


資産・貯蓄に関する満足度に関しても、
平成25年は43%と前年比5.2ポイントの増加が見られています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbr4u08na4exmye2vNY


生活者個人の経済環境は好転している状況が見られます。
それらを背景とした生活の充実感についても


「充実感を感じている」は
平成25年 74% と
前年比1.4ポイント増加となっています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbs4u08na4exmye21o1


経済的満足感から意識的な充実感があるなかで、

レジャー・余暇生活の満足度も
平成25年 62%
前年比2.8ポイント という結果をもたらしています。
http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbt4u08na4exmye2Ybn


テーマパークへ訪れる生活者の背景として、ここ何年かで
生活に対する経済面、意識面において
余裕が見られていることが要因の1つとして考えられます。

ではレジャーとしては、旅行や自然とのふれあい、スポーツ
観劇や映画などがあるなかで、テーマパークが勝っているのは
何故でしょうか?


サービス産業生産性競技会の実施する2013年度JCSI
(日本版顧客満足度指数)によると

http://k.d.combzmail.jp/t/8f9a/d0hbu4u08na4exmye2KtA

2013年度年間で最も満足度が高かったのは
東京ディズニーリゾートでした。

またテーマパークを含む業種「エンタテインメント」は
業種別・業態別の顧客満足度分布で、中央値が83ポイントと
2位のシティホテルの76ポイントを大幅に上回っていることが
分かります。

「エンタテインメント」区分には「劇団四季」などのイベントも
含まれていますが、顧客を満足させる努力の度合が他業態よりも
抜きんでて高い事が分かります。

この顧客を喜ばせるというクオリティの高さが客単価の向上にも
繋がっているのではないかと考えます。

日本企業の多くがアベノミクスによって好調さを取り戻しつつ
あるなかで、事業の基本としての顧客満足に資する
提供価値の重要性が再確認されました。



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2.無料Webセミナーのご案内
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今週より、弊社のメインテーマであります

『マーケティング仮説設定法』

について、
そのダイジェスト版(もっとも重要な部分のエキス)を
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皆さまのご登録をお待ちしております。

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2014年7月1日
「ビジネス統計」入門講座
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(バックナンバー更新 2014年05月23日18時50分)