こんにちは、マーケティング・コンサルタントの松野です。
先日、すごはんのまっすーこと増澤美沙緒さんと
Zoomでミーティングをさせてもらいました。
お互いの近況報告で一番最初に出たのが、このコトバ。
「やっぱり、つながりに助けられているなーと感じる」
これは、コンサルタント業の僕たちだけでなく、
多くの方が感じていることではないかと思うのです。
確かにコロナ禍で、資金調達や販促、新しいビジネスモデルの構築や社内の見直し、
またはこの時期にM&Aや新事業など、様々なことはやっているけど、
やっぱり一番感じるのは「つながりの大切さ」ではないでしょうか?
これまでのお客様と築いてきた関係性に助けられている。
そういっても過言ではないと思います。
つながりに助けられつつ、これまで創ってきたつながりを確認する。
そんな時期だと実感するのです。
僕の周りでは「つながり」について、見直したり、創り出したりしている会社やお店の多い中、
実は、まったく違う方向からの相談もたくさんお受けします。
その中でも、いま流行りのキーワード「DX」について、
少し誤解があるようなのでお伝えしていきますね^^
では、今回もメルマガのスタートです!!
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1、DX(デジタルトランスフォーメーション)の誤解
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最近、本当によくお問い合わせや、相談をいただくのが「DX」と「ビジネスモデル」についてです。
「ビジネスモデル」についてはスゴク大切で、僕も真剣に考えるのですが、
「DX」ってのは、本当に誤解が多いなぁと感じるのです。
ちなみに「DXって、なんですか?」と聞かれたら、
どう答えられますか?
「IT化のこと」
「社内の情報をデジタル化すること」
「情報を整理整頓し、誰でも見れるようにすること」
「社内外の情報を共有し、次の仕事に役立てること」
「一人の情報を、みんなの情報にすること」
DXの相談をお受けした時に、一番にお聞きするのですが、
いままでお聞きした経営者の中では、このような答えが多かったのです。
あなたは、どう答えるでしょうか?
DXというのが流行りの言葉のようになっていて(一時期のイノベーションのよう)
「DXをしないとダメだ!」とか、「DXをしないと生き残れない!」のような感じに
なっているようなイメージを持ってしまうのは僕だけではないはずです。
ちなみに、【DXとは?】で検索してみるとこのような内容が出てきます。
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デジタルトランスフォーメーションとは、
「ITの浸透が、人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させる」
という概念である。
(ウィキペディアより)
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「企業がビジネス環境の激しい変化に対応し、データとデジタル技術を活用して、
顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジネスモデルを変革するとともに、
業務そのものや、組織、プロセス、企業文化・風土を変革し、
競争上の優位性を確立すること」
(経産省・DX推進ガイドラインより)
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これを読む限り、かなり複雑そうです。
もう少し分かりやすいコトバはないかと探していて、見つけました。
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DXとは、一言でいうと
「企業がデータやデジタル技術を活用し、組織やビジネスモデルを変革し続け、
価値提供の方法を抜本的に変えること」です。
こちらをどうぞ→https://seleck.cc/dx
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だいぶん分かりやすくなってきませんか?
僕なりに簡単にお伝えしてしまうと、
DXは手段であり、目的ではないということ。
・コストダウンのためのDXなのか?
・人材育成のためのDXなのか?
・ビジネスモデルを進化させるためのDXなのか?
・お客様とのつながりをつくるためのDXなのか?
などなど。
「何のためか」を明確にすることが大切です。
つまり、この先どうしたいのか?を明確にしたうえで、
・DX自体が必要なのか?
・必要ならば、どのようにしていくのか?
・必要ないなら、他に何が必要なのか?
こう考えていくことで進めていけると思いますし、
相談する場合もうまく進むと思います!
ちなみに、僕のクラアイントさんでも、結果的にDXを進めているところがあります。
そのクライアントさんは、このような順でDXに辿り着きました。
1:自社強みを明確にする
2:自社の強みが一番必要と感じてくれるお客様を明確にする
3:自分たちのやってきたことと、これからやっていきたいことを整理する
4:各部署のやっていることを理解し共有する
5:お客様の情報を全ての部署が共有し、できるコトを考えカタチにする
こうして、しっかりとお客様とつながりを作ったうえで、
お客様情報を社内で共有して、もっと早く対応できる仕組みが大切だということになり、
最初にアナログで実験して、修正しながら、
結果的にデジタルの仕組みを入れることになりました。
目的は、「お客様とのつながりを深めるため」です。
このように結果的には、いろいろなカタチでDXは進めていったほうがいいと思っています。
が、DXは目的ではなく手段ですので、目的を明確にしてから進めることが大切。
いくつかの目的はありますが、
その多くの目的は、「つながり」を深めることだと感じています。
「誰と、どうつながるのか」
しっかりと、つながりをデザインしていきましょう!
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【あとがき】
今回の「DX」もそうですが、少し前は「イノベーション」
「サステナブル」や「SDGs」、SNSも「clubhouse」など、
どんどん新しいコトバやツールが出てきますが、
やっぱりベースになるのは『誰と、どうつながるか』なんだと実感します。
これから10年、何があっても大丈夫なつながり創り。
一緒にやっていきたいですね^^
では、またお会いしましょう!!
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