バックナンバー

  今岡善次郎のマネジメント・メルマガ http://www.bizdyn.jp

□ 最新号

  経営戦略をデザイン思考で考える

□ このメールマガジンを読者登録
   しませんか?

 
メールアドレス

お 名 前

ひとこと欄


解除方法は届いたメルマガ内をご覧下さい
CombzMail コンビーズメールを使って、
メルマガ配信しています。

□ このメールマガジンをRSSリーダーに
   登録しませんか? 
RSSリーダーとは?

     

□ これまでの発行号

  経営戦略をデザイン思考で考え...
二宮尊徳の報恩仕法とドラッカ...
人生を楽しむことで免疫力を上...
デザイン思考はアリストテレス...
覇権主義の世界に日本の和を
社会経済も身体の命のように部...
新時代のイノベーションをデザ...
知覚、感性、美的感覚、芸術で...
食事、運動、生き方など心身の...
アリストテレスの弁証法でイノ...
微生物から植物・動物まで地球...
科学は所詮諸刃の道具と考えて...
現実に起こる様々な問題に対し...
マネジメントを含む仕事は神聖...
今岡ドラッカー塾最終回第12...
科学信仰より現実観察による効...
:2022年12月24日土曜...
Dr. Practiceマネ...
マネジメントとは人生・組織・...
精神性を大事にする日本の伝統...
今岡ドラッカー塾第11回イン...
日本を破壊する邪悪な思想を排...
今岡ドラッカー塾第11回20...
成果を上げる者は仕事からでは...
12月3日土曜日今岡ドラッカ...
組織や事業をデザインするイン...
今岡ドラッカー塾第11回イン...
生命は部分最適の総和は全体最...
今岡善次郎が教授陣の一員とし...
マネジメントの実践と身体の健...
ものづくりドクター鈴木 甫 ...
今岡ドラッカー塾第10回20...
日本の宗教「神道」は日本人の...
第10回「今岡ドラッカー塾」...
戦争のない世界を構築する方法...
ものづくりドクター鈴木 甫 ...
今岡ドラッカー塾第10回タイ...
戦略(軍政)と実戦(オペレー...
今岡ドラッカー塾第10回タイ...
マネジメントの実践における原...
組織も社会も生命現象として個...
第9回9月24日土曜今岡ドラ...
掛け替えのない人生の時間を有...
第9回0924今岡ドラッカー...
日本は外国の影響を混合するの...
第9回今岡ドラッカー塾「デザ...
腸が人間の知情意を活性化し生...
自動車生産から食事作りまで共...
今岡ドラッカー塾ご案内:20...
日本人は外国文化を受け入れ、...
第8回今岡ドラッカー塾[弁証...
現状を見るとは俯瞰的に問題を...
セミナー:ヒラメキ発想の手法...
敢えて自分に負荷をかけて挑戦...
ありのままの現実を見て成すべ...
今岡マネジメント塾OODAに...
警察力も防衛力も設備の保全も...
今岡ドラッカー塾:緊急時に活...
木を見て森も観る現実認識がマ...
生き残りマネジメントセミナー...
相手を支配することではなく自...
今岡ドラッカー塾「兵法から学...
細分化する専門性ではなく生態...
人生は時間の使い方で決まる
U理論と仏教思想の諸法無我
外から見た日本観で日本のコア...
U理論:深呼吸して奥深い思想...
マネジメントは組織の生命力を...
今岡ドラッカー塾:ヒラメキ発...
カイゼンによる日本経済の復活
志を高く持つことは魂を成長さ...
ご案内セミナー5月28日:ド...
共生は個人や組織の生態系の安...
セミナー『ドラッカーと志マネ...
日本的経営思想にあるアリ型マ...
セミナー「ドラッカーと志マネ...
これからの時代に活きる渋沢栄...
仕事を通して人格を磨く『精進...
松下幸之助の商人道:ドラッカ...
主客分離から主客統合へのシス...
宮本武蔵の兵法:ドラッカー塾...
生命力強化のために両極端の二...
第4回2022年4月30日土...
ドラッカーマネジメントと宮本...
ドラッカー塾第4回「日本的心...
日本の強みはイデオロギーとい...

他のバックナンバー

日本的経営思想にあるアリ型マネジメント

発行部数: 5,313部  発行日:2022年05月11日

このバックナンバーをメールで受け取る
メールアドレスを入力してください。

ここで入力したメールアドレスは
このバックナンバーを送信するためだけに利用され
メールマガジンの読者登録などは行われません。


◆━━━今岡善次郎のマネジメント・メルマガ━━━━━◆
                   第719号
     ★ドラッカーから学ぶ仕事の哲学★ 
     
本メルマガはボランティア寄付金で運営しています。

僕の講演を聞いて頂いたり名刺交換した方に
お送りしておりますが、
ご面倒かけますが本メルマガ最後にある解除手続きお願いします。

配信解除手続き&寄付金制度は最後をご覧ください
お願い;商号変更にともなう寄付金箱の
口座名義が変更になりました。
よろしくお願いします。

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆



「日本的経営思想にあるアリ型マネジメント」


目次
…………………………………………………
〇前書き  「ハチ型社会とアリ型社会」
〇本文  「生産思想の革命であったトヨタ生産方式」
〇編集後記「社会性昆虫のアリ」
…………………………………………………



いつもお読みいただきありがとうございます。


令和4年5月11日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き「ハチ型社会とアリ型社会」


■ハチは複眼で周囲をよく見て素早く動くのに対して
アリは地面に這いつくばってゆっくり動きます。

ハチとハチのコミュニケーションは離れた
距離でも視覚で行うのに対して
アリはフェロモンという臭いで
コミュニケーションするらしい。


■人間も昆虫も生態系の生き物で
個として生きるのではなく生態系の繋がり
ネットワークで生きています。

ハチは女王バチというリーダーと働きハチという
その他大勢で集団を形成している。

一方アリにはリーダーがいないけれど
お互いに協力しながらエサを求める。


■一神教の欧米はハチ型社会だが
日本は自然崇拝でアリ型社会かもしれない。

マネジメント思想から言えばハチ型社会は
トップダウンの計画志向であり
アリ型社会は現実対応志向である。

日本的経営は事前にリスク管理が組み込まれた計画志向ではなく
起こってから対処する方が得意かもしれない。


■欧米型は言葉による論理やイデオロギー
など真理として普遍的な拠り所を求める。

バイブルや経典を重視する欧米人に対して
日本は自然が経典として考える。

これはマネジメントスタイルの違いであると
考えられます。

アリ型マネジメントは日本的経営思想に表れています。


次回のドラッカー塾はアリ型の共生的横の繋がり
を重視する思想をテーマにします。



■第5回2022年5月28日土曜日午後14時「今岡ドラッカー塾」ご案内

テーマは「ドラッカーと志マネジメント」

〜マネジメントの基盤としての社会的共生〜



<内容>

1.ドラッカーの社会生態共生思想
2.二宮尊徳・トヨタ式経営に見る共生思想と日本的経営
3.西洋で芽生えた共生思想
4.東洋思想(インド・中国)
5.和魂と日本の共生思想






詳しくは

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nlnp1g0ay7vv5r5obA

■場所アクセス:〒164-0011東京都中野区中央5-3-11ロイヤルプラザ中野606

丸の内線新中野駅徒歩2分荻窪方面出口でて杉山公園交差点から中野通りを北に1分左側柴田屋酒店の隣
今岡の携帯番号090-2538-7867

■対面受講料(講義後カフェ懇親会付)

各回スポット5000円 以下の口座にお振込みの上
申し込みフォームに名前、アドレス、申し込み区分を記載の上本メール返信して下さい。

<振込口座>

三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
(普通)口座番号 5324740
口座名義 株式会社21世紀ものづくり日本
 

オンラインZOOMのみでのご参加も可能です。
 
■お申込みフォーム
お名前:
メールアドレス:

参加動機、キャリア等自由記述:



詳しくは

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nmnp1g0ay7vv5r5oN6


〇本文
■さて、
本日のテーマ
===========================
「生産思想の革命であったトヨタ生産方式」

「トヨタ生産方式のIE的考察」(新郷重夫、日刊工業新聞社、1980年)」より
===========================

■自動車業界のみならずトヨタ生産方式は
生産思想、マネジメント思想の革命であった。


大野耐一著「トヨタ生産方式」は英語版で世界で読まれ、
彼の思想からゴールドラットの
「TOC(制約理論)」が生まれました。

又MITの研究からリーン生産方式という概念が
世界に知られました。


■それは従来の予測に基づく
生産計画、大ロットの見込み生産を否定し
実需に基づく受注生産、小ロット生産である。

計画による行動ではなく現実に対処するというのは
トップダウンの欧米スタイルではなく
ボトムアップの日本的スタイルである。

■手法だけ真似てもトヨタ生産方式は成功しない。

多くの意識改革が必要である。

徹底的なムダの排除、
作りすぎのムダ、作業もムダ、運搬のムダ、
非稼働のムダ、早く作るムダ、在庫のムダ・・・

徹底的なムダの排除は
現場現実思考である。

■欧米型の計画先行の
生産マネジメントがハチの生態だとすれば
日本型の生産マネジメントはアリの生態に近い。

不確定要素を容認して在庫で逃げる緩和政策ではなく
現場での因果関係を徹底的に追及する。

トップから現場の作業者に至るまで
明確な認識を持つことが要求される。




〇編集後記(社会性昆虫のアリ)
===========================
アリは社会性昆虫と言われます。女王アリと働きアリと
ごく少数のオスアリが存在し、働きアリたちは様々な任務を
分業し、協働して集団を繁栄させているからです。
このアリの活動は人間社会にも応用できると考えられます。
リーダーなしで協働、分業を行うアリの社会には
人間を上回る能力があることが知られています。
個々のアリがフェロモン(誘引物質)を分泌し、
他のアリがそれを追尾することで、巣と餌を結ぶながい隊列が
維持されるわけです。いわば、フェロモンという「言葉」を
介して、おおぜいのアリが餌のありかに関する情報を共有する。
===========================





■ホームページご案内

SCM(サプライチェーンマネジメント)とは
供給連鎖において在庫削減と欠品防止のジレンマを解消して
利益体質を改善する手法です。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nnnp1g0ay7vv5r59EN




そしてこれらの研究開発を鼓舞した2つのマネジメント思想も
体系化しました。


ホームページご覧ください。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nonp1g0ay7vv5r5fkh


●ご質問ご意見は気軽に
本メールの返信でよろしくお願いします。

imaoka@bizdyn.jp

今岡善次郎


■■■■■寄付金のお願い■■■■

いつもご寄付ありがとうございます。

何度も寄付頂いた方、
個別にお礼メール差し控えますが
大変感謝申し上げます。

これからもあらためて
学生や無職の人でマネジメントを学びたい人のために
ご寄付(お布施・献金)お願いします。

金額やお名義は問いません。

請求や領収書など入金管理はしません。

一口月500円(ワンコイン)を
ベースとして随時受け付けます。

年間まとめ(6000円)、
半年(3000円)
月次(500円)もOK。

寄付金(お布施)箱(口座)

三菱東京UFJ銀行
新宿中央支店(469)
(普通)口座番号 5324740
口座名義 株式会社21世紀ものづくり日本


■ホームページ
ISDI今岡システムダイナミックス研究所
運営 株式会社21世紀ものづくり日本
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07npnp1g0ay7vv5r5ZXy



■今岡善次郎マネジメント・メルマガ
登録・変更・解除はご面倒でも下記のフォームで
お願いします。

https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nqnp1g0ay7vv5r5RJ8

バックナンバー
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nrnp1g0ay7vv5r5EZ7


株式会社21世紀ものづくり日本
https://k.d.combzmail.jp/t/ce7j/l07nsnp1g0ay7vv5r5irW


----------------------------------------------------------------
部分である人は人との関係でしか存在しない。仕事の場で人は組織
の関係でしか、存在しない。どんな専門も他の専門との連携でしか
仕事の成果を生まない。企業は社会との関係でしか存在しない。
科学的管理が説く、外部は単なる環境ではなく、
企業は社会の一部である。