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「宵越しのカネを持たない高齢者の生き方」



目次
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〇前書き   「和田秀樹」
〇本文    「実はストレスが多い高齢者」
〇編集後記　「 QOL（Quality of Life）」
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いつもお読みいただきありがとうございます。


令和7年8月27日水曜日メルマガ配信します。


〇前書き   「和田秀樹」
■ホームページ
https://k.d.mail-magazine.co.jp/t/ce7j/o0sap3p1h5s7eccxir
より

老人の生き方に多くのヒントをくれる
和田秀樹先生は現代に医療に不信を抱いています。

元気なのに“医療のベルトコンベア”に乗せられ、
いつの間にか病名を付けられ、病人にされ、薬をたくさん処方され、
生活指導で節制を強いられ、ヨボヨボにされ、

生きる意味を見失っている。

人生の主役はあなた自身。
医者でも病院でもありません。 

■高齢者専門の精神科医として30年以上
高齢者医療の現場に携わっている和田秀樹先生。

日ごろから
「高齢者の幸せはお金を使ってこそ」
「お金を残すと、本人も家族も社会にとっても不幸しか生まれない」
と豪語されています。

かくいうご自身は「ゼロで死ぬ」どころか
「ゼロで生きる」を体現されています。
高齢者の幸せはお金を使いきることに直結している。

■ご自身の財布事情と金銭観を導入にして、
高齢者がお金を使うことで得られるメリットを、

「高齢者自身の幸福感」や
「高齢者の健康に与える影響」などの観点から説く。

■「人生80年」といわれる時代。
近年では定年以降も仕事をしたり趣味に没頭したり、
まだまだアクティブに過ごす人が多いでしょう。

でも、若い頃とは体や心、環境も大きく変化するもの。

宵越しのカネを持たない、
時代の庶民の生き方が高齢者のメンタルに良いかもしれない。



本文
■さて、本日のテーマ
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「実はストレスが多い高齢者」
(「長生きはメンタルが9割」和田秀樹、徳間書店）より
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■高齢者は経験豊かでストレスとは無縁な
イメージが持たれていますが
実は高齢者のストレスが意外に大きい。

体の衰えに対する恐れ、
外に出ることや人付き合いが億劫になり、
不安感が高くなる。


■健康診断が拍車をかける。

血圧、血糖値、コレストロール値で
正常/異常の判定。

医者から
異常値があれば食事や行動に指導がかかる。


■しかしながら
そもそも「異常値＝病気」とは限らない。

統計的数値でしかない。
平均的年齢において正常異常の判定しているだけ
個別に見ていない。

医者も患者も正常値を目指して
好きな食べ物を我慢し、
正常値にするため薬を飲む。


■しかし薬が本人から活力を奪う。

生活の質QOLを下げ、
我慢することでストレスが大きくなる。

医療が健康を促進するどころか
病気を作っている。


〇編集後記（ QOL（Quality of Life））
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QOL（Quality of Life）は「生活の質」「人生の質」と訳され、
単に身体的な健康だけでなく、精神的、社会的、経済的な状況を含めた
総合的な幸福度や満足度を指す、個々人にとって主観的な概念です。
医療や福祉の分野では、病気や高齢による変化の中で、
自分らしく納得のいく生活を送ることを目指す考え方として重視され、
患者や利用者が主体となってQOLの向上を追求する上で、
治療法やサービスの選択に用いられます。
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