Nameさん
こんにちは！

やすらぎの杜整体院の上川名です。

先日メールでお伝えしたとおり、
4月1日から通常通り営業を再開します。

とはいっても
我が家もそうですがまだまだライフラインが完全復旧していないし
相変わらずガソリンは長時間行列に並ばないと手に入らないし
ＪＲもまだ運転がストップしています。

まずはNameさんご自身とご家族の健康を第一に考えて下さい。
それから家のこと、お仕事のこと、今後に向けてこれからやるべきことも
たくさんあるかとお察しいたします。

状況が落ち着いた方から、
心と体のケアのお手伝いをさせていただけるように
整体院を開けてお待ちしています！！！

ぜひ落ち着いたらご連絡をお待ちしています(^.^)

※3/11の震災発生前にいただいたご予約はいったんすべてキャンセルとなります。
以前にご予約いただいた方も、状況が落ち着き次第、
改めてご予約いただければと思います。


さて、連日の報道にもあるように福島の原発の問題で
不安な気持ちになっている方もたくさんいらっしゃるかと思います。
デマや不安を煽るようなチェーンメールも飛び交っています。

数年前から情報交換をさせていただいている医師の先生から
本日、個人的に放射線の影響に関するメールをいただきました。
それを読んでとても安心することができたので、
添付してシェアさせていただきますね。

ご参考にしていただければ幸いです。


内容は以下になります。
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上川名先生

原発からの照射線漏れ、ご心配だと思います。

私はいちおう放射線科医なので、普通の人より知識はあると思
っています。おせっかいかとは思いますが、現在の状況につい
て、私が理解している内容を以下にまとめてみました。

現在、避難地域の外では、原子力発電所にある核燃料から直接
放射線が届いているわけではありません。
ヨウ素131やセシウム137は、温度が上がると気体になるので、
それらが空中にばらまかれて、風に乗って遠くに飛んでいます
。ただし、最終的には冷えて、気体ではなく微粒子になってい
ます。イメージとしては、杉の木から花粉が飛んでいるような
感じです。

このヨウ素131やセシウム137は、γ線とβ線の両方を出してい
ます。
モニタリングポストで発表されている数値は、おそらく主にγ
線の値だと思います。γ線は、放射線治療使われる放射線で、X
線と同じく、まっすく飛んで、人体を突き抜ける力があります
。

3月29日現在の線量で考えると、福島市や郡山市の屋外にずっ
といたとして、1ヶ月に2mSvぐらい被曝します。これは、空中
に漂っているヨウ素131やセシウム137から出ているγ線からの
被曝です。

これを外部からの被曝という意味で外部被曝と言います。花粉
と同じで室内にいれば、被曝は減ります。室内では１０分の１
ぐらいと言われています。

１ヶ月２mSvでは、人体への影響はないと思われます（原発の
事故がなければ、私たちは年間２ｍSvぐらい被曝しています。
）これは政府の発表を信じていいと思います。原発からもっと
離れた都市では、なおさら大丈夫です。

さて、ヨウ素131やセシウム137は、β線も出します。というよ
りも、こちらの方がたくさん出ていると思います。β線の特徴
は、皮膚に付着したとしても人体の奥深くまで届かないことで
す。せいぜい2mm程度だと思います。したがって外部被曝とし
ては皮膚以外への影響は全くありません。東電の社員が、汚染
された水に浸かって作業をして、皮膚にやけどを負ったようで
すが、あれは濃度がすごく高い特殊な場合です。その場合でも
、皮膚以外への影響はありません。現在のβ線の量で皮膚癌が
増えるという事はないと思います。

β線で問題になるのは、内部被曝です。すなわち、ヨウ素131
やセシウム137を食べてしまって腸から吸収され、その原子が
からだの細胞の一部に組み込まれる場合です（私達のからだは
、放射線を出さないヨウ素125と放射線を出すヨウ素131を区別
できません。）この場合、β線が2mmしか飛ばなくても、すぐ
隣にある細胞が被曝します。たとえば、ヨウ素131の場合、甲
状腺に集まり、甲状腺の細胞が被曝します。チョルノブイリで
は、小児の甲状腺癌の原因になりました（不思議な事に、チェ
ルノブイリではあれだけ放射線をまき散らしながらも、大人の
甲状腺癌やその他の部位の癌が増えたという証拠はないようで
す。ただし、消火にあたった消防士が多数死亡しました。）

さて、外部被曝は空中線量が高い地域に住んでいれば、完全に
は避けられませんが、内部被曝は、汚染された水や食物を一切
口にしなければ防ぐことができます。現在、水や野菜の放射線
量が測定されており、安全なものしか出荷されていないので、
内部被曝は気にする必要がないと思います。

人間のからだの中には、そもそもカリウム40などの、放射線を
出す原子がたくさん含まれていて、1秒間に4000回ぐらい崩壊
して、放射線を出しています。すなわち内部被曝しています。
東京の水道水に含まれていたのは、１リットルあたり1秒間に200
回そこそこ崩壊であり、問題にならないぐらい低い数値だと思
います。
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