Nameさん こんにちは!
やすらぎの杜整体院の上川名です。
■同時相関相補性
操体法では、健康になるためには
「息、食、動、想」の自己責任行動と
「環境」を自然の法則と調和させていく必要があると説いています。
自然の法則と調和する=快適
となります。
もし毎日の生活が不快なことでいっぱいだったら、
自然の法則との不調和がいっぱいあるということです。
4つの自己責任行動を快適なものにしていくことがとても大切なのです。
そして「息、食、動、想」の4つはそれぞれがお互いに関連し合っています。
この関係を「同時相関相補性」といいます。
わかりやすく解説してみましょう。
例えばとても嫌なことがあったとします。
「あ〜あ、やだなぁ」と考えると、
自然とうつむき気味になります。
姿勢も猫背になります。
肩が前に入り、背中が丸くなります。
そうすると胸郭の容積が狭くなりますから、
呼吸のガス交換も制限されます。
また、姿勢が悪いと、骨格で重さを支えられない分、
筋肉で身体を支えるようになります。
そうすると筋肉が緊張し、呼吸のための筋肉が、
姿勢を維持するために使用されます。
その結果、呼吸が浅くなります。
さらに、筋肉が緊張するので血流が悪くなりやすく、
老廃物がたまり、コリができやすくなります。
特に首や肩や背中がこりやすくなります。
そうすると自律神経の働きも低下します。
食欲不振や、逆にやけ食い、過食などの症状が出ます。
頭痛、不眠、自律神経失調症などにもなりやすくなってしまいます。
あ〜あ、やだなぁ(想)
姿勢の悪化(動)
呼吸の制限(息)
食欲不振や過食(食)
必ずこのようになるわけでなく、
あくまで一つの例ですが息食動想は連動しています。
ですから精神面で問題を抱えているときに、
必ず精神面からアプローチしなくてはいけないということもないのです。
そういうときは、姿勢をよくしたり、運動したり、食を改善したりするうちに、
自然と気持ちが前向きになるということもあるのです。
私たちにはできることとできないことがあります。
心臓のリズムを変えたり、痛みを消したりというのは、
自分の意識で調節するのは難しいです。
(ヨガの行者などなら可能かもしれませんが)
でも息、食、動、想は自分で調節することができるのです。
できないことをやろうとしたり、自分がコントロールできないことを嘆くのではなく、
今できる範囲でできることを改善することがとても大切です。
Nameさんが今できることをできる範囲で取り組んでいくとよいのです。
そんな毎日の積み重ねが症状の改善につながるのです。
ぜひ今日からできることを探してみて下さいね!
※何から取り組んだらよいのかわからない方はメールしてくださいね。
■あとがき
昨日義弟の結婚式で妻の実家の方へ行ってました。
田舎の長男なので盛大な結婚式でした。
結婚式は感動しますね♪
そして結婚式の前日に妻の親戚のおじさんが亡くなったので、
結婚式が終わったらネクタイを変えておじさんの家にお線香をあげに行ってきました。
1日のうちに人生の喜びと悲しみの両極端の場面に出会ったのでした。
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慢性症状専門
仙台やすらぎの杜整体院
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