福岡アジア文化賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【 アジアの風だより Vol.133 】
 ◆ 福岡アジア文化賞市民フォーラム、登壇者決定!
 ◆ http://fukuoka-prize.org/
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           福岡アジア文化賞市民フォーラム、登壇者決定!

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◆◆◆ もくじ ◆◆◆

≪1≫ 福岡アジア文化賞市民フォーラム、登壇者決定!

≪2≫ 九州大学主催シンポジウムに大賞受賞者2名が登壇!

≪3≫ 歴代受賞者ニュース&その他トピックス


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≪1≫ 福岡アジア文化賞市民フォーラム、登壇者決定!
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ついに開催まであと1か月を切った、2017年(第28回)福岡アジア文化賞
授賞式&市民フォーラム。市民フォーラムの登壇者が決定しましたので、
ご紹介いたします。申込締切は【9/11(月)】です。
皆様のご参加、お待ちしております!

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 授賞式・市民フォーラムのお申し込みはコチラから
 ⇒ http://fukuoka-prize.org/contact/apply/
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 ● 大賞/パースック・ポンパイチット氏 および クリス・ベーカー氏
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[ タイトル ]『愛と喪失の物語:三つのタイ古典文学と、
                  今を生きる私たちへのメッセージ』
[ 開催日時 ] 2017年9月24日(日)11:00〜13:00
[  会 場 ] エルガーラホール 8F 大ホール
[ 参 加 費 ] 無料(要申込)
[  内 容 ] 愛、その抗しがたい魅力、喪失、その別離の悲哀。愛する歓
びと愛を失う苦しみは、人間の心を揺らすもっとも偉大な力だろう。タイの
代表的な3つの文芸作品(神話的物語、16世紀の宮廷詩歌、17〜18世紀の民
衆叙事詩)を取り上げ、人々を引きつけた魅力と、混迷する現在へのメッセ
ージを考えます。

◆コメンテーター/宇戸 清治(東京外国語大学名誉教授)
福岡県大牟田市生れ。専門は、タイ文学、タイ映画論、タイ語。主な編著書
・翻訳に、『東南アジア文学への招待』(段々社)、『タイを知るための
72章』(明石書店)、チャート著『狂犬たち』(Bangkok Horn出版)、
プラープダー著『物語の島アジア:パンダ』(東京外国語大学出版会)、
『島田庄司選アジア本格推理:二つの時計の謎』(講談社)、『初級タイ
語のすべて』(IBCパブリッシング)、『日タイ英・タイ日英辞典』(三省堂)
など。福岡アジア文化賞芸術・文化賞選考委員。

◆コーディネーター/清水 展(関西大学特任教授・京都大学名誉教授)
専門は、文化人類学、地域研究(東南アジア)。主な著書に『出来事の民族
誌:フィリピン・ネグリート社会の変化と持続』『文化のなかの政治:フィ
リピン“二月革命”の物語』『噴火のこだま:ピナトゥボ・アエタの被災と
新生をめぐる文化・開発・NGO』『草の根グローバリゼーション:世界遺
産棚田村の文化実践と生活戦略』など。第11回日本文化人類学会賞(2016)、
第107回日本学士院賞(2017)受賞。福岡アジア文化賞学術研究賞選考委員会
委員長。

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 ● 学術研究賞/王 名(ワン・ミン)氏
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[ タイトル ]『環境問題における日中協力の課題と可能性:
                       市民社会の現在と未来』
[ 開催日時 ] 2017年9月23日(土)13:00〜14:30
[  会 場 ] エルガーラホール 8F 大ホール
[ 参 加 費 ] 無料(要申込)
[  内 容 ] 経済の持続的な高度成長に伴い中国は様々な環境問題に直面
しています。そのような状況に対して環境NGOを柱とする中国の市民社会は
積極的な役割を果たしています。一方、日本の市民社会は環境問題に立ち
向かってきた長い歴史があり、日中の市民社会には、環境問題に取り組む
うえで広範な協力の可能性があります。今回、日中の環境問題における市
民社会の現在と未来について考えます。

◆パネリスト/大塚 健司(ジェトロ・アジア経済研究所新領域研究センタ
ー環境・資源研究グループ長))
専門は、環境学(ガバナンス論)、中国地域研究。筑波大学大学院修士課程
環境科学研究科修了後、1年間の社団法人システム科学研究所勤務を経て、
1993年にアジア経済研究所に入所。1997年から99年にアジア経済研究所海
外派遣員として北京大学環境科学センター(持続発展研究センター)にて
客員研究員。2009年より主任研究員、2015年より現職。著書に『アジアの
生態危機と持続可能性―フィールドからのサステイナビリティ論』『中国
の水環境保全とガバナンス―太湖流域における制度構築に向けて』『流域
ガバナンス―中国・日本の課題と国際協力の展望』(いずれも編著、アジ
ア経済研究所)、『中国環境ハンドブック2011-2012年版』(共編著、蒼蒼
社)など。

◆コーディネーター/天児 慧(早稲田大学大学院アジア太平洋研究科教授)
専門は、現代中国論、東アジア国際関係論。主な著書に『中華人民共和国史 
新版』、『中国共産党論』『東アジアの和解』、『巨龍の胎動―毛沢東VS
小平』、『日中対立―習近平の中国をよむ』など多数。

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 ● 芸術・文化賞/コン・ナイ氏
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[ タイトル ]『未来につなぐカンボジアの心:
                  コン・ナイの語り物音楽の世界』
[ 開催日時 ] 2017年9月23日(土)16:00〜17:30
[  会 場 ] イムズ 9F イムズホール
[ 参 加 費 ] 無料(要申込)
[  内 容 ] カンボジアにはチャパイという弦楽器を弾きながら、様々な
物語やできごと、感情を謳い上げる語り物音楽があります。コン・ナイ氏
は現代にこの貴重な音楽を伝える数少ない伝承者の一人です。氏はしばし
ば「カンボジアのレイ・チャールズ」と称されますが、それは過酷な経験
に裏打ちされた氏の音楽が、ブルーズやソウル音楽のように、聴く者の心
に深く響くからです。このフォーラムでは、コン・ナイ氏の音楽を通して、
カンボジアの豊かな精神世界を味わいます。

◆パネリスト/寺田 吉孝(国立民族学博物館 学術資源開発研究センター教授)
民族音楽学専攻。ワシントン大学音楽部から博士号(PhD)取得。アジアの
伝統音楽と欧米のアジア系移民社会の音楽実践を研究するとともに、音楽の
保全・活性化における映像音響メディアの可能性を検討している。1999年
よりカンボジアの音楽芸能の映像記録に従事し、クメール人の影絵芝居や
少数民族の音楽に関する映像番組を制作している。映像作品に「スバエク
・トム―カンボジアの大型影絵芝居」(2009年)、編書に*Authenticity 
and Cultural Identity: Performing Arts* *inSoutheast Asia(* 2007年)
など。

◆パネリスト/久保 真紀子(日本学術振興会特別研究員)
カンボジア美術史、クメール建築の装飾研究を専門とし、2013年上智大学
で博士号取得。2012〜2015年、みずほ国際交流奨学財団奨学生としてカン
ボジアに留学。主な論文は、「アンコールのプレア・カーン寺院における
尊像配置とその意味-出入口の浮彫図像と碑文の比較を通して-」『佛教藝
術』、「禅定印仏坐像の表現と配置構成-アンコールのプレア・カンの出入
口に施された浮彫装飾を中心に-」『東南アジア-歴史と文化-』など。

◆コーディネーター/寺内 直子(神戸大学国際文化学研究科教授)
専門は音楽学。日本、沖縄の音楽・芸能をアジア、欧米など様々な地域と
の関連において多角的に研究。主な著書に『雅楽のリズム構造』、
Performing Japan: Contemporary Expressions of Cultural Identity(共著) 
Analyticaland Cross-Cultural Studies in World Music(共著)、『雅楽の
〈近代〉と〈現代〉』、『雅楽を聴く』、Japanese Tradit ional Music : 
Kokusai Bunka Shinkokai1941(vol.1-5)(CD)など。

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 授賞式・市民フォーラムのお申し込みはコチラから
 ⇒ http://fukuoka-prize.org/contact/apply/
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≪2≫ 九州大学主催シンポジウムに大賞受賞者2名が登壇!
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アクロス福岡国際会議場にて開催される九州大学主催の一般向けシンポジ
ウム『アジアの未来を拓く―九州大学の挑戦―』に、第28回福岡アジア文
化賞大賞受賞者パースック・ポンパイチット氏とクリス・ベーカー氏が登
壇されます!参加費は無料です。ぜひご参加ください。

[ タイトル ]『アジアの未来を拓く―九州大学の挑戦―』
[ 開催日時 ] 2017年9月22日(金)15:00〜18:30
[  会 場 ] アクロス福岡4階 国際会議場
[ 参 加 費 ] 無料(要申込/先着150名)

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 申し込み方法等、シンポジウムの詳細はコチラ
 ⇒ http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/events/view/334
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≪3≫ 歴代受賞者ニュース&その他トピックス
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歴代受賞者の最新状況や、その他トピックスをご紹介します。

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■ アジアフォーカスのオープニングにディック・リー氏登場!
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9月15日から24日までの10日間、ユナイテッドシネマ・キャナルシティ13にて
開催される「アジアフォーカス・福岡国際映画祭」。9月15日(金)19時15分
から開催されるオープニングセレモニーに、ディック・リー氏
(2003年(第14回)福岡アジア文化賞芸術・文化賞受賞)がいらっしゃいま
す(入場無料)。また、ディック・リー氏が共同脚本・共同監督を務めた映
画『ワンダーボーイ・ストーリー』がオープニング上映に決まりました(抽
選150組300名をご招待)。申し込み方法等、詳しくはアジアフォーカス・
福岡国際映画祭の公式ホームページをご覧ください↓↓↓

http://www.focus-on-asia.com/

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■ 2017年福岡アジア文化賞ポスター&デジタルサイネージ
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今年の福岡アジア文化賞のポスターが完成しました!今年もアジアンパーティ
3事業で共通のデザインモチーフを採用しています。9/11より地下鉄駅構内や
観光案内所他、福岡市内各所に貼られます。

また、デジタルサイネージ(動画)も公開中です。市役所1階にある大型
ビジョンと天神の西鉄ソラリアビジョン(渡辺通り沿い)にて放映中です。

是非チェックしてみてくださいね!(^^)!↓↓↓

http://fukuoka-prize.org/library/movie/002989.php

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