福岡アジア文化賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 【 アジアの風だより Vol.117 】
 ◆ アピチャッポン・ウィーラセタクンとディック・リーが今週末、福岡へ!
 ◆ http://fukuoka-prize.org/
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 アピチャッポン・ウィーラセタクンとディック・リーが今週末、福岡へ!

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2013年芸術・文化賞受賞 タイの映画作家、アピチャッポン・ウィーラセタク
ン監督と、2003年同じく芸術・文化賞受賞のシンガポールの歌手、ディック・
リー氏が、時を同じくして今週末、福岡へやって来ます!
お二人を間近で見られるめったにないチャンス。今週末は是非彼らに会いに
お出かけください!


◆◆◆ もくじ ◆◆◆

≪1≫ アピチャッポン監督、今週末いよいよ福岡へ@TAP

≪2≫ ディック・リー氏、福岡市美術館へコレクション寄贈

≪3≫ 歴代受賞者ニュース&その他トピックス


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≪1≫ アピチャッポン監督、今週末いよいよ福岡へ@TAP
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2013年芸術・文化賞受賞 タイの映画作家、アピチャッポン・ウィーラセタク
ン監督と、福岡の映画人との中長期的な交流をサポートしていくプロジェクト
「TAP」(天神アピチャッポンプロジェクト、通称:タップ)。そのワーク
ショップに参加するため、アピチャッポン監督がいよいよ今週末、福岡へやっ
て来ます!

アピチャッポン監督は、4月15日〜17日までの3日間、福岡アジア美術館あじび
ホールにて開催されるワークショップに参加し、福岡の映像クリエイターたち
とともに「天神」をテーマにショートフィルムを共同制作されます。

ワークショップは3日間ですが、それに先立ち、アピチャッポン監督とクリエ
イターの方々は、事前に何度もSkypeなどを使って打ち合わせを行ってきまし
た。コミュニケーションはバッチリ、みなさん準備万端で挑みます!
映画界に旋風を巻き起こしている世界のアピチャッポン監督と若き映像クリ
エイターたちは、私たちにどんな「天神」を見せてくれるのでしょうか!?

ワークショップの様子は一部公開するとともに、最終日には完成作品を上映。
上映後にはアピチャッポン監督のトークショーもありますよ!
申込み不要、観覧無料です、是非お越しください。

【公開ワークショップ見学】
●日時/2016年4月16日(土)13:00〜17:00の時間内
●会場/福岡アジア美術館8F あじびホール
●料金/申込み不要・観覧無料(来場者多数の場合は入場制限あり)
●参加クリエイター/水江未来(アニメーション作家)幸洋子(アニメーショ
ン作家)、橘剛史(映像作家)他10名

【完成した作品の上映会&トークショー】
●日時/2016年4月17日(日)15:00〜17:00(開場14:30)
●会場/福岡アジア美術館8F あじびホール
●料金/申込み不要・入場無料(来場者多数の場合は先着順で入場制限あり)

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   TAPワークショップ・上映会のお知らせ
   ⇒ http://fukuoka-prize.org/news/release/002747.php
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≪2≫ ディック・リー氏、福岡市美術館へコレクション寄贈&来福
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日本・シンガポール外交樹立50周年を記念して、『サロンクバヤ|シンガ
ポール麗しのスタイル つながりあう世界のプラナカン・ファッション』と
題した企画展が、4月17日から福岡市美術館にて開催されます。

今回の展示は、サロン(スカート)とクバヤ(ブラウス)を組み合わせた
女性ファッションに代表されるプラナカン文化(※)を紹介するもので、
シンガポール国立アジア文明博物館と、シンガポールの名家であるリー・
キップリー氏から寄贈されたコレクションが中心となっています。
(※プラナカン:主にマレーシアを中心とする東南アジアへ移住し現地女性
と結婚し定住した中国系移民)

そのリー・キップリー氏の長男が、実はあのディック・リー氏!ディック・
リーといえば、言わずと知れた世界的に有名なシンガポール出身のシンガー
ソングライターで、2003年には福岡アジア文化賞芸術・文化賞も受賞してい
ます。

リー家のコレクションはシンガポール国内でも有名で、この展示会のために
50点近くのコレクションが福岡市美術館に寄贈されました。今回ディック・
リー氏が福岡を訪ずれるのは、感謝状贈呈式へ出席するため。リー家を代表
して長男であるディック・リー氏が感謝状を受けられます。

4月17日のオープニングイベントには、氏も参加。福岡市美術館でオープニ
ングのテープカットやスピーチが行われる予定です。

また午後からは美術史家で本展ゲストキュレーターでもあるピーター・リー
氏(ディック・リー氏の弟)による、出品作品やプラナカン文化についての
講演会もあります。

【オープニングイベント】
●日時/2016年4月17日(日)9:00〜9:30
●会場/福岡市美術館1階ロビー
●料金/申込み不要・観覧無料
●ディック・リー氏によるテープカット、スピーチあり

【講演会】
●日時/2016年4月17日(日) 14:00〜15:30
●会場/福岡市美術館1階 講堂(定員240名)
●料金/入場無料
●講師/ピーター・リー氏、岩永悦子氏(福岡市美術館学芸課長)
※事前申込みは締め切っていますが、席に若干の余裕がありますので、当日
会場にお越しくだされば入場できます。開始15分前から受付をいたします。

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   サロンクバヤ|シンガポール麗しのスタイル
   ⇒ http://www.fukuoka-art-museum.jp/jb/html/jb01/fs_jb01.html
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≪3≫ 歴代受賞者ニュース&その他トピックス
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歴代受賞者の最新状況や、その他トピックスをご紹介します。

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■ 市民フォーラム基調講演<動画>を公開
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2015年福岡アジア文化賞受賞 タン・ミン・ウー氏及び、学術研究賞受賞 ラーマ
チャンドラ・グハ氏による市民フォーラムでの基調講演を動画にてUPしました。
文面からでは見えてこない熱い想いを是非ご視聴ください。

タン・ミン・ウー「21世紀のミャンマーはどこに向かうか」 
http://fukuoka-prize.org/library/movie/002753.php

ラーマチャンドラ・グハ「ガンディーとインド、そして世界」 
http://fukuoka-prize.org/library/movie/002737.php

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■ ベトナム国営テレビでミン・ハン
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3月20日に開催された福岡アジアコレクション(FACo)に初参加された昨年の
受賞者ミン・ハン氏。

毎日およそ2000万人以上が視聴しているというベトナム国営テレビ(VTV)の
夜7時からのニュースに、その様子が取り上げられました。以下サイトからご覧
いただけます。(43分のところから約2分間)

http://vtv.vn/video/thoi-su-19h-25-3-2016-124569.htm

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■ 第26回福岡アジア文化賞授賞式・関連行事「報告書」が完成
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昨年9月に開催された第26回福岡アジア文化賞の報告書が完成いたしました。

受賞者スピーチなど授賞式会場の様子はもちろんのこと、各受賞者が福岡の学
校を訪問し、直接生徒と対話する学校訪問やファッションショーなどの特別
イベントの様子なども掲載されて内容盛りだくさんです。

報告書はPDFとして以下よりダウンロードできます。
http://fukuoka-prize.org/library/report/002736.php

また、各イベントの模様はHPにも掲載しておりますので、そちらもあわせて
ご覧ください。
http://fukuoka-prize.org/event/2015/

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■ ドナルド・キーン『石川啄木』出版
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ドナルド・キーン氏による石川啄木評伝『石川啄木』が新潮社より出版されま
した!1991年(第2回)芸術・文化賞受賞者のドナルド・キーン氏が、膨大な資
料をもとに啄木の生涯と作品を丹念に読み解いた傑作評伝。

http://fukuoka-prize.org/library/book/002741.php



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発信元: 福岡アジア文化賞委員会事務局
     〒810-8620 福岡市中央区天神1-8-1 福岡市役所国際部内
     広報担当:円城寺・有馬・仲原
     電話:092-711-4930  FAX:092-735-4130
     ウェブサイト:http://fukuoka-prize.org/
     Facebook:https://www.facebook.com/FukuokaPrize
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