福岡アジア文化賞 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【 アジアの風だより Vol.47 】
◆ 第21回学術研究賞受賞者、毛里和子氏が「中国学研究貢献賞」を受賞
◆ http://www.asianmonth.com/prize/
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第21回学術研究賞受賞者、毛里和子氏が「中国学研究貢献賞」を受賞
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Name 様
早いもので、今年も残りあとわずか。
日に日に寒くなる季節を後目に、我が福岡アジア文化賞の受賞者たちは、精力的
な活動を続けています。
そんななか、今年度の学術研究賞を受賞された毛里和子氏が「中国学研究貢献賞」
を受賞されるという一報が入ってきました!
今回は、毛里氏以外にも様々な活動を続ける受賞者たちの活動の一端をご紹介して
いきます。寒さを吹き飛ばす彼らのエネルギーに注目です。
◆◆◆ もくじ ◆◆◆
≪1≫ 第21回学術研究賞受賞者、毛里和子氏が「中国学研究貢献賞」を受賞
≪2≫ 第20回芸術・文化賞受賞、三木稔氏の活動報告
≪3≫ その他、過去受賞者の最近の活動報告
≪4≫ 静岡アジア・太平洋学術フォーラムのお知らせ
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≪1≫ 第21回学術研究賞受賞者、毛里和子氏が「中国学研究貢献賞」を受賞
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第21回福岡アジア文化賞 学術研究賞を受賞された毛里和子氏が、またまた
快挙達成です!「中国学研究貢献賞」を受賞されました!
中国に関する研究成果を各国の専門家が発表する「第4回世界中国学フォーラム」
が11月6日、7日に上海で開催され「調和の取れた共存:中国と世界の融合の道」
をテーマに、参加した国内外の学者300人が、中国と世界がどのように共存すべ
きかについて討議しました。
そのフォーラムにおいて、中国学研究分野で誉れ高い研究を続けている海外学
者に贈られる「中国学研究貢献賞」が、毛里和子氏に授与されました。
同賞には、毛里氏をはじめ、ロシアの元中国駐在大使・ロガチェフ氏、コレー
ジュ・ド・フランスのゲルネト名誉教授、ハーバード大学のキューン教授など
長年にわたって中国学研究に携わってきた4人が合わせて受賞しました。
現在『中国外交概論』(仮)という本を執筆中の毛里氏。精力的な活動を続ける
毛里氏から今後も目が離せません。
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毛里和子氏の経歴(福岡アジア文化賞ウェブサイト)
⇒ http://www.asianmonth.com/prize/21/index.html#thisyear3
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≪2≫ 第20回芸術・文化賞受賞、三木稔氏の活動報告
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第20回福岡アジア文化賞 芸術・文化賞を受賞した三木稔氏。大病を克服しての
偉業達成に只々感服するばかりです。
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■「三木稔、日本史オペラ九連作」が完成
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最終第9作《幸せのパゴダ》が完成し、処女作《春琴抄》着想以来37年かけた
大作が遂に完成。
5世紀から21世紀に至る各時代をカバーしつつ、それぞれの熾烈な時代精神を描
いた本作。各時代に勃興、興隆期を迎えた雅楽・伎楽・声明・能・狂言・
歌舞伎・人形浄瑠璃・地歌箏曲等の日本独自の芸能をオペラの中で生かしつつ、
ボーカルスコア・ フルスコア等合わせて1,000ページ、20時間を超える空前絶
後の作品を完成させました。
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■「愛怨」ドイツで初演
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瀬戸内寂聴の台本による、日本の遣唐使の青年と中国人の女性琵琶奏者の愛を
描いた作品「愛怨」が2月にハイデンベルク市立劇場にて上演。
ドイツ人演出家による熱烈なラブコールに答えて実現したこのコンサートは、
外国人キャストによる日本語オペラというハンデをものともせず、満員御礼&
高い新聞評を得て大成功に終わりました。
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■「箏のロマンス」「花凛」が完成
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箏・三絃・尺八・小鼓のための「箏のロマンス」、および絃筝ソロのための
「花凛」の筝作品2作が完成。結出版から出版予定です。
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■「三木作品コンサート&公演」スケジュール
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▼11月27日(土)/福岡銀行本店大ホール
福岡 RKB女声合唱団 定期演奏会
昨年、福岡アジア文化賞市民フォーラムでも披露された女声合唱組曲
《岬・道行》を演奏予定
▼12月6日(月)/四谷区民会館
三木稔筝作品の夕べ
《文様I、II》《竜田の曲》《雅の歌、雛ぶりの踊り》《絃の春秋》他
▼12月21日(火)/ソウル国立劇場
カヤグム・文良淑リサイタル「三木作品コンサート」
カヤグムとパンソリの共演《ベロ出しチョンマ》他
来年度以降の公演スケジュールは三木稔HPより
⇒ http://www.m-miki.com/
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三木稔氏の経歴(福岡アジア文化賞ウェブサイト)
⇒ http://www.asianmonth.com/prize/winner/20_03.html
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≪3≫ その他、過去受賞者の最近の活動報告
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■ 第2回芸術・文化賞受賞、ドナルド・キーン氏の最新著書
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今年8月に出版された、第2回芸術・文化賞受賞者、ドナルド・キーン氏の最新
著作「私の大事な場所」。
京都や東京など思い出の場所、そして大切な友人たち…。日本文学研究に人生を
捧げた著者による、変わらないものへの愛情にあふれた自伝的エッセイ集です。
「私の大事な場所」はamazonからもご購入いただけます。
⇒ http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4122053536/hatena-hamazou-22/
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ドナルド・キーン氏の経歴(福岡アジア文化賞ウェブサイト)
⇒ http://www.asianmonth.com/prize/winner/02_04.html
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■ 第6回芸術・文化賞受賞、ナム・ジュン・パイク氏の回顧展
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第6回芸術・文化賞受賞者であり、ビデオ・アートの開拓者でもあるナム・
ジュン・パイク氏の回顧展と合わせて「Nam June Paik Award 2010」がドイツ、
デュッセルドルフのクンストパラスト美術館にて同時開催されました。
2年に1度開催されるNam June Paik Award。ビデオアートなどパイク氏と関連
する分野で活躍する若手アーティストが、数週間のライブ&共同展示を行い、
そのなかから授賞が決定される同賞。
今年はクンストパラスト美術館にて9月30日に授賞式が、また先日の11月21日
までナム・ジュン・パイク氏の回顧展が開催されていました。
ノミネートされた各アーティストの作品は来年1月23日まで展示予定です。
「Nam June Paik Award 2010」について(英文)
⇒ http://www.namjunepaikaward.de/njp_award_10/index.html
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ナム・ジュン・パイク氏の経歴(福岡アジア文化賞ウェブサイト)
⇒ http://www.asianmonth.com/prize/winner/06_04.html
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≪4≫ 静岡アジア・太平洋学術フォーラムのお知らせ
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アジアの新興国における経済成長の要因を、企業の経営形態・経営システムに
着目・分析するとともに、20年に渡り経済の停滞が続く日本産業、企業の進む
べき方向を考えるフォーラム「アジア型企業経営−新興国の経済成長の理由を
探る」が静岡市で開催されます。
12月4日開催の第2部では、第17回福岡アジア文化賞 学術研究賞を受賞した
濱下武志氏(龍谷大学客員教授)も中国経済について発表予定です。
アジア型企業経営−新興国の経済成長の理由について、また今後の日本経済の
進むべき方向性を探ります。
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● 日 付:12月4日(土)
● 時 間:09:30〜16:45
● 会 場:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」11階
● 入場料:無料(要事前申込)
● 主 催:静岡県、静岡アジア・太平洋学術フォーラム組織委員会
▼ 基調講演「日本の東アジア戦略」
伊藤元重(東京大学大学院経済学研究科教授)
▼ 第1部「インド社会が育んだ企業の経営システム」
【座長】小島眞(拓殖大学国際学部教授)
言語、宗教、カースト等の多様性を抱えるインド社会において、財閥系企業を
中心とした民間企業が躍進した理由、さらにはその経営形態・経営システムの
特色について
▼ 第2部「中国における国家の企業戦略と経営管理」
【座長】濱下武志(第17回福岡アジア文化賞学術研究賞受賞、龍谷大学客員教授)
中国経済について、現在、国有企業の積極的な企業活動が見られるが、経済発展
政策を進める国家の企業戦略と経営管理について
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● 日 付:12月5日(日)
● 時 間:10:00〜16:45
● 会 場:静岡県コンベンションアーツセンター「グランシップ」11階
● 入場料:無料(要事前申込)
● 主 催:静岡県、静岡アジア・太平洋学術フォーラム組織委員会
▼ 第3部「世界のハイテク産業を支える韓国・台湾企業」
【座長】深川由起子(早稲田大学政治経済学術院教授)
世界市場におけるサプライ・チェーン・マネジメント全体の観点から韓国・台湾
企業が、中国など新興国のキャッチアップをどう振り切って成長を維持しようと
しているのかについて
▼ 県民フォーラム「アジア経済の急膨張と日本・静岡の将来」
【座長】竹内 宏((財)静岡総合研究機構理事長)
アメリカや日本と異なった政治・経済システム、企業ガバナンスを持った成長著
しい中国、インド、ASEAN諸国、また韓国、台湾、ロシアなどに対してどう
対応すべきか
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◆ 財団法人静岡総合研究機構 学術グループへの事前申し込みが必要です。
以下フォームよりお申し込みください
⇒ http://www.sri.or.jp/form/asia_form15th.html
TEL:054-249-1821
FAX:054-249-1820
詳細は財団法人静岡総合研究機構HPより
⇒ http://www.sri.or.jp/forum_symposium/asia/15th/asia15th.html
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濱下武志の経歴(福岡アジア文化賞ウェブサイト)
⇒ http://www.asianmonth.com/prize/winner/17_03.html
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