2016/09/21  vol.265               http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆様、こんにちは!
監督の豪田トモです。

いつもメールマガジンをお読みくださり、ありがとうございます☆

最近、義妹の夫婦に赤ちゃんが生まれたのですが、
新米パパになったばかりの義弟の悪戦苦闘ぶりが初々しくて
久々に、“父親になる”ということを考えてみました。

イベントや講演などで、よく話をさせていただいているのですが、
やっぱり男性というのは、本当の意味で“父親になる”には
時間がかかるものです。

ママには、”母親になる”準備ができる大きな「転換点」が、
4回もあるんです。

まず、

1. つらい「つわり」があって、
2. 徐々に「お腹が大きくなる」のを楽しみながら
3. おなかの中で動き回る「胎動」を感じる!
4. そして、最後に「出産」があります。

明らかに身体的な変化があるわけです。

そして半ば強制的にとでもいいますか、10か月という時をかけて
少しずつ身体と共に心も母親になっていく準備ができるのです。

女性も「妊娠しましたよ」と言われてから

「つわり」も
「胎動」も
「お腹が大きくなること」も
「出産」もなく、

10ヶ月経って、
いきなり「あなたのお子さんですよ」と言われても、

「あたしはこの子のママなのよ♪」とは
なりにくい人もいらっしゃるのではないでしょうか?


ところが、男性の場合は
妻が出産するまでは何の転換期もなく、

いきなり父親にならなければなりません。


母親は、段階を踏んで自然に親になれるけれども、
いわば

【父親は “不自然な形”で親にならないといけない】

のです。

まず、そういった根本的な違いがあるということを、
これからママになるみなさん、あるいはママになったばかりの人に、
夫婦でうまく育児・子育てをするために知っておいていただきたいなあ、
と思っています。


パパとママでは、

親になるための準備がスタート地点からして

大きく違うんですよね。

パパが気づいたときには、

ママはすでに遙か彼方の

ずーっと先を進んでいる


のです。

しかも、
ママはF1カーに乗ってものすごいスピードで爆走しているのに、
パパはそのずっと後ろをママチャリにでも乗って追いかけているようなもの。

どう頑張っても、追いつかないのです(笑)。


そんな感じだから、どんどん先を行くママに置いてきぼりをくらって、
パパは育児に自信をなくす。

「自分は子育てはあまり得意じゃないから、
 妻に任せておいたほうがいいのかな?」

などと思ってしまうことが多いのではないでしょうか。

これは僕の感覚ですが(^^;、周りのパパたちから分析してみると、


多くのパパに父親意識が芽生えるのは、

平均すると子どもが生まれてから「生後8か月」くらい


かかるのではないかと思っています。


「妊娠」8ヶ月じゃないですよ。
「生後」8ヶ月です(笑)。


妻が妊娠したということがわかった時点で、
父親になったと思える人は、たぶん2〜3%しかいない。


妊娠期間中に産院に一緒に行ったりするようになった段階でも、
20〜30%でしょう。


さらに、出産に立ち会ったところで、
ようやく50〜60%くらいになるわけです。


その後、子どもと接する頻度にもよるとは思いますが、
産後8か月くらいまでに子どもと接する機会が徐々に増えていくなかで、

やっと大多数の男性に
父親意識が芽生えていくようになるんじゃないかな、
と思います。


なぜ8か月なのかと言いますと、

生後8か月くらいになると、

自分がやったことに赤ちゃんが反応してくれるようになる時期だからです。

ケラケラ笑ってくれるようになるんです(^^)。

この笑顔に触れることで、子どもと何となく
コミュニケーションが取れるようになったような気がして、
多くの男性に父親意識が芽生えるようになるのではないでしょうか。


はい、遅いですね(^^;

でも、パパとママでは、やっぱり親として自覚できる
スタート時点からして違うんですね〜。


日本全国のパパ・ママのみなさん、
がんばっていきましょう〜!(^^)



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◆ 目次
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├【1作目『うまれる』自主上映会】今後3週間のご案内
├【2作目『ずっと、いっしょ。』自主上映会】今後3週間のご案内
├【あとがき】娘・詩草の胎内記憶vol.2!


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◆【1作目『うまれる』自主上映会】の今後3週間のご案内
 (9月中旬〜10月上旬)
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赤ちゃんと一緒に観られる上映会は「※ママ」、無料上映は「※無料」と書かれています。

◆【2016年9/22(祝) 10時〜 山形県酒田市】 ※ママ
齋藤絵里子/mikanz0319@gmail.com/090-6478-8995/
ボランティアスタッフ募集中/「ダブル上映」/定員80名


◆【2016年9/22(祝) 10時半〜 神奈川県横浜市 】 ※ママ
マザーズ高田産医院/小林明美/moon.maman9@gmail.com/
090-1538-7054/ブルーレイ上映/定員300名


◆【2016年9/22(祝) 10時半〜 東京都西東京市】 ※ママ ※無料
武蔵野大学 社会福祉学科 山田利子ゼミ/https://goo.gl/DnLEzO/
岩田詩歩/umarerufamily@gmail.com/090-6715-9751/
バリアフリー上映/「ダブル上映」/定員 6号館:600名 7号館:90名


◆【2016年9/25(日) 10時半〜 東京都葛飾区】 ※ママ
ハハモコモひろば/後藤美智/hahamokomo123hiroba@yahoo.co.jp/
090-1803-0454/満席御礼/定員55名


◆【2016年9/25(日) 12時〜 岡山県岡山市】 
アクロポート株式会社/安広啓示/acroport@cello.ocn.ne.jp/
086-952-2855/バリアフリー上映/関係者用上映だが一般申し込みも可/
ボランティアスタッフ募集中/定員250名


◆【2016年9/25(日) 13時〜 長崎県長崎市】 ※無料
長崎市立図書館・長崎県 医療的ケアが必要な在宅小児等への支援事業/
長崎市立図書館・黒岩/095-829-4946/上映途中に映像を止めての休憩あり/
定員80名


◆【2016年9/26(月) 10時半〜 東京都江戸川区】 ※ママ
ハハモコモひろば/後藤美智/hahamokomo123hiroba@yahoo.co.jp/
090-1803-0454/満席御礼/定員60名


◆【2016年10/1(土)〜10/2(日) 10時〜 13時半〜 埼玉県桶川市】 ※ママ
NPO法人エンジョイ・パートナーほっと/川久保寛/office@ephot.jp/
048-782-7895/10/2のみバリアフリー上映/ボランティアスタッフ募集中/
定員200名


◆【2016年10/4(火) 12時〜 複数回 東京都新宿区】  ※ママ
阿萬由美/umareru.waseda@gmail.com/03-5272-1785/
バリアフリー上映/各回定員60名


◆【2016年10/8(土) 10時半〜 東京都国立市】  ※ママ
国立キネマ/こぐまどものいえ 薮田 (やぶた)/042-571-2312/
関係者用上映だが一般申し込みも可/開場10時〜/定員85名
詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。



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◆【2作目『ずっと、いっしょ。』自主上映会】の今後3週間のご案内
 (9月中旬〜10月上旬)
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赤ちゃんと一緒に観られる上映会は「※ママ」、無料上映は「※無料」と書かれています。


【今後3週間の自主上映会予定】


◆【2016年9/22(祝) 13時〜 山形県酒田市】  ※ママ
齋藤絵里子/mikanz0319@gmail.com/090-6478-8995/
ボランティアスタッフ募集中/「ダブル上映」/定員80名


◆【2016年9/22(祝) 13時半〜 東京都西東京市】 ※ママ ※無料
武蔵野大学 社会福祉学科 山田利子ゼミ/https://goo.gl/u8beoO/
岩田詩歩/umarerufamily@gmail.com/090-6715-9751/
バリアフリー上映/「ダブル上映」/定員 6号館:600名 7号館:90名


◆【2016年9/28(水) 19時〜 熊本県熊本市】 ※無料
北部東子育て応援隊/島岡翠/shima.go@san.bbiq.jp/
096-345-9967/定員30名


◆【2016年10/2(日) 13時半〜 京都府京都市】 ※無料
京都新聞/「こころのわ」事務局/keikaku@mb.kyoto-np.co.jp/
075-241-6170/バリアフリー上映/第一部に川村妙慶氏講演あり/
定員450名


◆【2016年10/2(日) 12時半〜 島根県鹿足郡津和野町】 ※無料
津和野町役/中村博巳/hiromi-nakamura@town.tsuwano.lg.jp/
0856-72-0657/定員150名


詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。



★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
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★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



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◆ 【あとがき】娘・詩草の胎内記憶vol.2!
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お子さんに胎内記憶がありました!という方、いらっしゃいますか?

脳の片隅に眠っていた淡い記憶か、
それともはたまた、子どもの持つ素晴らしい創造力による
ストーリー・テリング、、、、

真実は、誰にも分かりませんが(^^;

胎内記憶って、やっぱり親が聞くと癒されるし、面白い!ですよね。


胎内記憶の第一人者である池川明先生によると、
3歳くらいの子どものうち、3割くらいの子に胎内記憶があると
言われていますが、

我が家の5歳児の娘には、2歳くらいの頃に
「なんちゃって胎内記憶」がありました(笑)。

★僕の知らないところで妻が聞いてしまった胎内記憶!?
http://www.umareru.jp/blog/2013/04/post-977.html


そして、つい先日、「胎内記憶Vol.2」とでも言えるような話を
始めたんです。


いつものように朝ご飯を食べている時に、
最近ハマっている「日本地図」を見ながら、

最近は台風の被害などが
多いこともあって、これまであった大きな災害の話をしていたんです。

たとえば、最近の東北・北海道での台風の被害や、
東日本大震災や福島での放射線被害、
熊本での大地震などなど。

その時に、

「まだ、詩草が生まれる前のずーーーっと昔に、
 今住んでいる東京でも関東大震災っていう大きい地震があったんだよ」

と話し始めたら、、、、


「あぁ、そうなんだぁ、、、
 しぐさは、やっぱり今生まれてきて良かった〜。

ほんとはね、東京に大きい地震があるちょっと前に生まれようかと
思って、パパとママを探していたら、大きい龍みたいなのがきて、
地震がくるからもうちょっと待った方がいいよ、って言われたの。

それで、あー、そっか、そっか、じゃあ、もう少ししてからいこう、
と思って、パタパタ空にもどって、今の東京にきたの。」


なんて言い始めたんです(!!)。

ほぉ、ほぉ、それで、ママとパパのところに来てくれたのね、と聞いたら、


「ママのおなかに入る前に、誰にしようかなー、と思って探してたら
みんな、おばさんだったんだけど、1人、かわいいお姉さんがいる!
と思っておなかに入ろうと思ったんだけど、

お父さんがいなくて、あれ、いないなぁ、と思って探したら
いたんだけど、お父さんがすごいこわそうだったから
やっぱりやめたー、と思って、パタパタまたもどっちゃったの。

で、もう一回、望遠鏡でみてみたら、またかわいいお姉さんがいて、
一緒にいるお父さんもみてみたら、面白そうなお兄さんだったから、
よし、ここにしようと思って

パタパタ、ポイーン、って、ママのおなかに入ったの。

きてみたら、本当にパパがおもしろいお兄さんだったからよかったー★」


なんていう話をしてくれました(笑)。

あっちの世界では、きっと、100年くらいは一瞬の瞬きくらいだったり
するのでしょうか。

ママがかわいいお姉さんかどうかは分かりませんが(笑)、
毎日、手を変え品を変え、いろいろな形で遊んでいる今の僕は、
きっと詩草には「面白いお兄さん」に見えるのかな? 


毎度言いますが、
僕は胎内記憶が真実かどうかはそんなに大切な事だと思っていません。

よくいるんですよ。

「そんなのありえない」
「科学的じゃない」
「エビデンス(証拠)がない」

と言う人(笑)。

そういう事じゃないんだよなぁ。。。(^^;


世の中、ありえない事、想定外の事はたくさん起こります。
そしてそれがあるからこそ、深みと面白みが出ます。
すべて予想通りだったら何て面白くない世の中、人生なんでしょう。

愛情も友情も数値化できるものじゃないし、
親の愛情、家族の絆だって「エビデンス」で語るものじゃない。


胎内記憶は子供からの宝のようなプレゼント・ストーリー、
って事でもいいと思うし、真実だと信じたければそれでも全く構わないし、
子育てのエネルギーをくれた、というその「事実」だけでも
いいんじゃないかなぁと

僕は思います。


ちなみに、、、

『うまれる』のホームページでは、
皆さまからの胎内記憶の体験談が山のように掲載されていて
とっても面白いですよ☆

★胎内記憶の体験談
http://www.umareru.jp/experience/16-all-comment-t.html




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