2013/04/02  vol.183              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!


次回作の撮影が順調に進んでおります。

本年度より、

・人生の終末期 (ホスピス・緩和ケア・介護) 
・闘病
・ガン治療による不妊症・不育症
・養子縁組・里親制度
・親子関係と愛着障害
・乳児院・児童養護施設などの要保護児童

というテーマで次回作の製作に入っておりますが、現在は


◎ 小さなお子さんを育てながらガンと闘うママ


◎ 最期の時間を長年住み慣れた自宅で家族と共に過ごされる方


◎前夫との子どもを育てながら、新しい夫との子どもを望み、
不妊治療を続ける女性と、その子どもを養子として
受け入れる、本人も養子の男性


◎ 再発リスクと闘いながら不妊治療を続けるガン・サバイバーの女性


などを撮影させていただいております
(虎ちゃんも引き続き、撮影させていただいております!)。


これから撮影させていただく方々は増えていくと思いますが、
ブログやメルマガ、Facebookなどを通して、
少しずつ「いのちの物語」をお伝えしていければと思っております。


【撮影にご協力いただける方を募集】


いたしておりますので、
ご興味ございましたらhttp://umareru.jp/series.htmlのページをご覧くださいませ。

今後ともよろしくお願いいたします。


★ 映画『うまれる』次回作に関するページ ★
http://www.umareru.jp/series.html
http://www.umareru.jp/blog/cat155/



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◆ 目次
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├ 千葉市の驚きの子育て政策: 三世代同居に補助金!!
├【上映会の最低保証料金が約30%OFF!!】
├ ブログ更新のお知らせ
├【自主上映会】開催決定場所のお知らせ
├【自主上映会】のご案内
├ あとがき: 3月28日は椿ちゃんの命日でした

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◆ 千葉市の驚きの子育て政策: 三世代同居に補助金!!
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千葉市の熊谷俊人(くまがい・としひと)市長にお会いしてきました。

2012年の7月に千葉市で開催された
映画『うまれる』の上映会で対談をさせていただき
(主催いただいた行木さん、ありがとうございました!)、

千葉市の子育て支援に、そして何より、
熊谷市長の子育てに対する想いの強さに感激して、
再びじっくりとお話を伺わせていただきました。


熊谷市長は現在35歳。

就任当時は31歳で、市長としては歴代最年少。
現在も【政令市の市長としては最年少】です。


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熊谷市長にとって「子どもは未来」であり、
子育ては地域や国を活性化する大切な希望
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であると捉えられていらっしゃいます。


熊谷市長の子育て政策で、僕がとっても驚いた事の一つが、
【三世代同居の推進】です。

熊谷市長は、

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核家族化し、地域の絆が薄れた現代社会において、
経験の少ない若い親だけで育児をする負担と弊害も考え、
祖父母との同居を選択肢の一つとして推奨
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しています。
具体的には、

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三世帯同居における引っ越しや増改築
などの費用を市が最大130万円まで負担する
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という事。
ただし、

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「一緒に住む」事がかえって負担になる家族
もいるので、「1km圏内」も助成金の対象
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にしています。


凄いですね。


初年度は当事業に5,000万円の予算を投じたところ、
多数の申込があり、約半年で使い切ってしまいました。

次年度は1億円と予算を倍増しましたが、
利用者は増え続けているそうです。

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予算が増えると財政が心配になりますが、
転入によって税収が増えるようで、
3年間、住んでもらえれば予算を回収できる
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そうなのです。

この計算、
政治家の枠組みを超えていて(良い意味で)、
実に巧みです。

お話をお聞きしていると、
熊谷市長は理想と現実、政策と財政のバランス感覚が
非常に優れていらっしゃると感じます。


熊谷市長、ただものではありません。。。!


※ ご注意

市長は政治家であるので、
当然の事ながら、子育て支援だけでなく、様々な仕事があります。

おそらく、すべての政策を理想的に実行する事は難しいと思いますし、
中には大きく反対したい政策もあるかもしれませんが、

1つダメだから全部ダメ、なのではなく、
良い事は良い、という観点から今回のお話を
ご紹介させていただきました。

もし宜しければ、皆さまがお住まいの地域でも
「千葉市ではこういう事をやっているみたいですよ」と
ご紹介いただければ、何かが前進するかもしれません。

ただし、政治家はスキャンダル的な要素と無縁ではいられない職業ですので、
いつ何が起こるかは分かりませんが、
それとこれとは別個の「政策」として捉えたいと思っています。

ちなみにまた、僕は千葉市の住民ではありませんので、
市長と利害関係は全くありません☆



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◆ 上映会の最低保証料金が約30%OFF!!
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これまで、有料上映による自主上映会の最低保証料金は7万円と
なっておりましたが、今月より

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最低保証料金を約30%OFFの【5万円】に引き下げ
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させていただく事になりました。(税別)

※ 「最低保証料金」とは、鑑賞者の数に限らず、
例え、入場者売上が5万円を超えない場合でもお支払いいただく金額です。

これを機に

「赤字になるのが怖くて上映会ができなかった」
「200人も呼ぶ大規模なイベントを運営するパワーがない」
「50〜100人くらいの規模で研修などに利用したいのだけれど。。。」

と、上映会の開催に二の足を踏まれていた方々にも、
ご利用いただければと思っています♪


★ 詳しくはコチラのページを御覧くださいませ ★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html#08



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◆ ブログ更新のお知らせ
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先週はこんな内容でブログを書いていました。

● 2013.03.28 今日は椿ちゃんの命日です ※ 写真あり
hhttp://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-976.html

● 2013.03.27 サッカー日本代表を応援する時は選手を批判しない
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-906.html

● 2013.03.26 児童養護施設の職員さんは子育ての知識が豊富 ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-936.html

● 2013.03.25 体験談より「不妊治療は自分を愛するための時間」
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-951.html

● 2013.03.24 「支援する側と支援される側をつないでくれた」
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/post-973.html

● 2013.03.23 【人生は3万日】
http://www.umareru.jp/blog/2013/03/3-5.html


<Facebook公式ファン・ページ>

約1万6千人に登録していただいているFacebookでは
1日何回か、投稿いたしております。
http://www.facebook.com/umareruthemovie


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◆ 【自主上映会】のご案内 (4月上旬〜4月中旬)
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赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。


◆【2013年4/6(土) 9時15分〜11時30分〜 埼玉県深谷市】
一般社団法人深谷青年会議所青少年交流委員会/r.a.umareru@gmail.com
048-571-1117又は080-3124-0817/各回定員100名


◆【2013年4/7(日) 10時〜複数回  愛媛県松山市】 ※ママ
特定非営利活動法人ラ・ファミリエ/西朋子/089-935-6437/
t_nishi@cc-sodan.jp/バリアフリー上映/定員200名


◆【2013年4/7(日) 10時半〜13時半〜 福岡県福岡市】 ※ママ
エフコープエフクラブちゅーりっぷ畑/http://tinyurl.com/csftk4r/
長田(おさだ)/092-210-3537/jackandblues@yahoo.co.jp/定員各回265名


◆【2013年4/13(土) 10時〜 東京都千代田区】 ※ママ
第2回 映画「うまれる」丸の内上映会/http://tinyurl.com/bs4p793/
大川耕司/070-6450-2878/okawa1975@gmail.com/定員100名


◆【2013年4/13(土) 10時〜 新潟県新潟市】 ※無料
新潟医療福祉大学健康科学部看護学科母性看護学・助産学/山口典子/
025-257-4545/umareru@nuhw.ac.jp/定員300名


◆【2013年4/13(土) 9時〜複数回 愛知県日進市】 ※ママ ※無料
日進市自立支援協議会権利擁護部会/http://tinyurl.com/ceduu7d/手塚健太
syougaisoudan@nisshin-shakyo.or.jp/0561-72-0853/バリアフリー上映


◆【2013年4/14(日) 10時〜複数回 愛知県名古屋市】 ※ママ
映画『うまれる』を何度も×3観る会/http://tinyurl.com/cdxjqa7/
前田助産院/nandomo3umareru@gmail.com/052-486-1761/定員200名


◆【2013年4/14(日) 10時〜14時〜 滋賀県守山市】 ※ママ
ママが輝く☆プロジェクト/http://tinyurl.com/d9l9zhw/
関係者用上映だが一般申し込みも可/定員各回100名


◆【2013年4/14(日) 10時〜複数回 鹿児島県鹿児島市】 ※ママ
映画「うまれる」IN鹿児島実行委員会/http://tinyurl.com/bmwdsfu/
野中涼子/0997-82-0660/gajyumaru@umareru.jp/定員300名


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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html


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◆ あとがき: 3月28日は椿ちゃんの命日でした
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映画『うまれる』にご出演いただいた関根さん夫婦は、
出産予定日にお腹の赤ちゃんを亡くされました。

天使になった赤ちゃんは「椿」と名付けられ、
今でもご家族と共に「生きて」います。

命日を迎え、現在は旦那さまの仕事の関係でポートランドに
お住まいの関根麻紀さんから、こんなメッセージをいただきました。

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28日で椿も4歳です。
オレゴンでも椿が見頃を迎えました。

毎年この季節が近付くと切なさも込み上げてきますが、
一年で一番 娘を近くに感じられるので、大好きな季節です。


椿は家族の絆をより深いものにしてくれました。

この4年、変わらず私の心にはいつも椿の存在があります。


もうすぐ2歳10ヶ月になる妹の菖(あやめ)も、
ますますおしゃべりになり、活発になっています。

時折、ふと思い出したように、


「椿姉ちゃんもね、母ちゃんのこと好きなんだって 」


と言います。
きっと、妹と椿も見えない絆で結ばれているのでしょうね。


私たちは元気です。
オレゴンでの生活も半年が過ぎました。
これからますます楽しんでいきたいと思います。

皆さんもお元気で。また会えますように☆

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僕が個人的に関根さんたちから
学ばせていただいた大切な事は、

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究極の悲しみ・苦しみは記憶から削除できない。
だから共存するしかない。
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という事です。

辛く、苦しいけれど、あった事、存在していた事を
忘れようとするのではなく、
向き合い、受け止め、共に歩んで行く。

そこに「道」がうまれるのかな、と感じました。


もちろん自分は関根さんやその他の天使ファミリーさんたちが
経験されたような悲しみや苦しみを分かるはずもないのですが、
理解したい、何か役に立ちたいという気持ちだけはあります。

改めて、
椿ちゃん、そしてすべての天使ちゃんたちのご冥福を祈ります。



監督・父
豪田トモ

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