2013/01/21  vol.176              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!


娘の詩草(しぐさ)は早いもので2歳2ヶ月になりました。

最近は、妻と一緒に蒸しパンを作ったり、
カエルの歌やキラキラボシ、ミッキーマウスのテーマを歌ったり

(聞いたことのないほどの音痴で、
途中まで聞かないと何の曲か分からないのですが、笑)、

ますます成長しています。


人を笑わせるのが面白いと思って来たみたいで、

「見て〜」

と言って、ヘン顔をしてきたり、
よく分からないポーズをしてきたりします(笑)。


新しい事にチャレンジするのも楽しいようで、

人生初の歯科検診に行った時は、
ほぼ100%のお子ちゃまがギャン泣きする中、

おじさん先生に「あーん」と
大きな口をあけて見てもらうのが気に入ったらしく、

「もういっかい!」
「もういっかい!」

と一人で粘っておりました(笑)。


今日はどんなチャレンジをするのでしょうか?



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◆ 目次
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├ 【取材】脳は覚えている虐待のトラウマ
├ 講演会の料金が一部改訂になりました
├ ブログ更新のお知らせ
├【自主上映会】開催決定場所のお知らせ
├ 【自主上映会】のご案内
├ あとがき:自分が傷つけられるよりも「無関心」が怖い


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◆ 【取材】脳は覚えている虐待のトラウマ
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乳児院に取材した際にお聞きした話です。

身体的虐待が原因で
生後4ヶ月の時に乳児院にやって来た男の子。


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保護された時は、眼の上を「火鉢で焼かれ」、
火傷の痕が残っていた
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そうです。

しかし、乳児院の職員さんの尽力もあり、
まるでそんな経験はなかったかのように、

笑顔の絶えない子に育っていきました。


虐待を受けた子どもは、夜中に泣き叫んだりする事が
多いのだそうですが、そんな事もなかったため、

「産まれてすぐだったから、覚えていないのだろうか」

と職員さんは半ば、肯定的に受け止めていました。


しかし、ある夏の事。


部屋の布団からお庭での花火を見た瞬間、

顔が氷りつき、布団で顔を覆いながら、
後ずさりを始めたそうです。


身体は震え、涙が止まらない男の子。

何があったのかは、その子と母親以外、誰にも分かりませんが、


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生後4ヶ月であっても、
虐待の記憶は明確に脳に残っていた
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ようです。

きっとその子は、これからの人生、
ずっとこのトラウマと闘っていくのでしょう。

周りからの十分なサポートを受けて、
少しずつ解放されて行く事を願っています。



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◆ 講演会の料金が一部改訂になりました
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次回作の製作のため、
首都圏以外での講演会は原則的にお断りさせていただいておりますが、

講演会場が

・渋谷区
・新宿区
・杉並区
・世田谷区
・港区
・目黒区

の場合は、【40%OFFの30,000円】(税別)とさせていただく事になりました。

詳しくはこちらよりどうぞ!
http://www.umareru.jp/everycinema-7.html



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◆ ブログ更新のお知らせ
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先週はこんな内容でブログを書いていました。

● 2013.01.19「映画」と「自主上映会」にこだわる理由 ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/post-902.html

● 2013.01.17アイデアがうまれる7つの瞬間
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/7-5.html

● 2013.01.16伴さん一家と新年会!  ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/post-913.html

● 2013.01.15今朝は雪かきを頑張ってしまいました。 ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/post-914.html

● 2013.01.15「忙しい」と「心が亡くなる」?
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/post-895.html

● 2013.01.14プラス思考の罠
http://www.umareru.jp/blog/2013/01/post-898.html



<FaceBook公式ファン・ページ>

約1万3千人に登録していただいているFaceBookでは
1日何回か、投稿いたしております。
http://www.facebook.com/umareruthemovie



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◆ 【自主上映会】開催決定場所のお知らせ
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先週は以下の場所で開催が決定いたしました。
皆さま、ありがとうございます!


岡山県浅口市(13/02/02、02/03) 熊本県熊本市(13/03/10)
山口県下関市(13/03/12) 鳥取県鳥取市(13/03/24) 大阪府大阪市(13/03/31)
静岡県浜松市(13/04/21) 佐賀県武雄市(13/04/27) 
神奈川県相模原市(13/05/03) 東京都板橋区(13/07/13)



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◆ 【自主上映会】のご案内 (1月下旬〜2月上旬)
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赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。


【1月27日(日)に大分市で監督・豪田トモの講演会が開催されます!!】


◆【2013年1/22(火)〜2/1(金)北海道石狩市】※ ママ ※ 無料
http://tinyurl.com/agpwslf/いしかり子育てネット/吉田真由美/
k-shien@city.ishikari.hokkaido.jp/0133-72-3631/定員600名


◆【2013年1/22(火)14時〜東京都世田谷区】 ※ ママ
http://tinyurl.com/azwgfpv/せたがや子育てネット/杉田理枝/
info@setagaya-kosodate.net/03-3309-8115/定員50名


◆【2013年1/26(土)10時〜, 13時〜千葉県千葉市】 ※ ママ
http://npo-harmony.or.jp/screening_party/はぁもにぃ/
行木佐衣子/umareru.chiba@gmail.com/080-5452-1805/定員500名


◆【2013年1/26(土)10時〜複数回愛知県大口町】 ※ ママ
大口町子育て団体連絡協議会/岩根佐代子/
npo-bihoku@aq.wakwak.com/0587-94-1223/定員180名


◆【2013年1/27(日)10時〜愛知県豊田市】
特定非営利活動法人さくらの杜/鈴木雅博/skr@hm6.aitai.ne.jp/
0565-34-0737/定員80名


◆【2013年1/27(日)10時〜複数回新潟県佐渡市】 ※ ママ
http://www.facebook.com/umarerujyoueikaisado/kina@minos.ocn.ne.jp
佐渡で「うまれる」を上映する会/渡辺純子/0259-55-2656/定員300名


◆【2013年1/27(日)10時〜千葉県船橋市】 ※ ママ
http://ameblo.jp/funabashikaraumareru/うまれる@船橋実行委員会/
funabashi0127umareru@gmail.com/090-6501-7709/定員220名


◆【2013年1/27(日)13時〜大分県大分市】 ※ ママ  ※ 無料
大分市役所 子育て支援課/深堀翠/
kosodatesien1@city.oita.oita.jp/097-537-5675/定員300名

※監督・豪田トモ講演会あり


◆【2013年1/27(日)13時半〜福岡県筑後市】
特定非営利活動法人筑後市障害者協議会/北島スエ子/0942-53-6556/
hanetusko-no-kai@cma.bbiq.jp/定員150名/ブルーレイ上映


◆【2013年1/27(日)10時〜複数回鹿児島県奄美市】 ※ ママ
井田陽平/info@yohei.biz /0997-54-5120/定員200名


◆【2013年1/29(火)18時〜東京都荒川区】
http://seide-umareru.jimdo.com/コンサートサロン創造空間『ざいで』/
谷口竜雄/concert@o-chez.com/090-4153-2110/定員100名


◆【2013年2/2(土)詳細は主催者まで兵庫県神戸市】 ※ ママ ※ 無料
みのり保育園/平野一永/minorinursury07@gmail.com/078-232-0516
関係者用上映だが一般申し込みも可


◆【2013年2/2(土), 3(日)13時半〜複数回岡山県浅口市】※ママ ※無料
http://www.fukushiokayama.or.jp/asakuchi/浅口市社会福祉協議会
0865-44-7744/各回定員250〜500名/バリアフリー上映


◆【2013年2/3(日)10時〜北海道旭川市】 ※ ママ
藤原さんち保育園/藤原陽子/zun@lapis.plala.or.jp/0166-76-5301/
定員200名


◆【2013年2/3(日)13時半〜大阪府八尾市】 ※ ママ ※ 無料
八尾市立障害者総合福祉センター/金田仁美/info@kizuna-yao.org/
072-993-0294/定員100名/バリアフリー上映



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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



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◆ あとがき:自分が傷つけられるよりも「無関心」が怖い
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原発や放射能というテーマで映画を作り続けている鎌仲ひとみ監督に、
「よくある質問」をしてみました。


「原発推進派からの反対行動だったり、誹謗中傷みたいなものに
気分を害したり、身の危険を感じて怖くなったりませんか?」


僕はとても弱い人間なので、
些細な非難や反対意見で深くふさぎ込んでしまう時があります(笑)。

おかげさまでFacebookは非常に多くの方にご覧いただいて
いるのですが、数ヶ月に一度は、
「もう、やめてしまおうかな。。。」と思う出来事が起こります。

(その度にフォローしてくださる方がいるので続けられています。
ありがとうございます)。


鎌仲さんみたいに極端に「リスキー」な活動をしている方から、
一体どうやって自分の中で受け止めていけばいいのか、
正直、聞いてみたかったんです。

自分を守るために。。。


でも、やっぱりそこは鎌仲さん。
真にミッションを遂行している人は、意識が違います。

「そんな事はどうでも良いんですよ。


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自分の心と身体が傷つけられる可能性よりも、
原発や放射能といった事に無関心である人たちがいる事の方が怖い。
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自分の命や家族、絆が脅かされている中で、
何も知ろうとしない、変えようとしない、行動しようとしない、

「自分だけは大丈夫なはずだ」と信じ込もうとする人がいる
事の方が私にとっては恐怖」


と語られていて、

「この人、すごいなぁ」と感嘆しました。

おそらく、鎌仲さんだって傷ついて、
心が折れてしまうような事は、たくさんあるはずなのに、
それ以上に、「未来に生きる人たち」を真剣に考えている姿勢を感じて、

「この人は“本物”だなぁ」

と感じました。

と同時に、傷ついたり、ストレスになる事はあっても、
僕は本当にたくさんの方々に支えていただいているのに、
「自分を守るために」質問をした自分の弱さを改めて痛感。。。


これからも修行していきます。
でも、あんまりヤンヤ言わないでくださいね(笑)。



監督・父
豪田トモ


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