2012/12/26  vol.173              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!


映画に出演していただいた松本虎ちゃんが、
昨日12月25日に、

何と4歳になりました!


生まれてくる事自体が非常に難しく、
1歳までに90%の子が亡くなってしまうという18トリソミーの虎ちゃんですが、

パパとママの愛情や医療、応援してくださる方々のエネルギーに支えられて、
元気にすくすくと育っています☆


僕たちも、誕生パーティに行かせていただきましたが、
虎ちゃんのご両親ともに


「毎年同じ事を言ってしまって申し訳ないのですが、
この日が来るなんて本当に奇跡的!

一日一日を大切に過ごしたい」


と語られていました。

誕生パーティに同席されていた方が、


「虎ちゃんに会うと、
みんなに平等に与えられている24時間という時間を、

虎ちゃんは、“大切に大切に過ごしている”けれど、
僕は“使ってしまっている”んじゃないかと思わされる。

虎ちゃんは言葉ではなく、
色々な方法で僕らに大切な事を教えてくれる」


と語られていたのが印象的でした。


虎ちゃんは「4歳」という「サウンド」が分かるのか、

「もうすぐ4歳だね」
「今度4歳になるんです」

という会話が聞こえると、
必ず笑顔になっていて可愛かったです。


今年は、福岡などにもお出かけした虎一家ですが、
来年は北海道、いつかは海外に行きたい!と燃えておりました。

いつまでも虎ちゃん一家を応援していきたいと思います☆


★ ブログに写真が掲載されてまーす。
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/4-2.html


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◆ 目次
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├ 【取材】死を前にして家族が急に仲良くなるわけではない
├ 子どもとキャンドル哲学
├ ブログ更新のお知らせ
├ 【自主上映会】のご案内
├ あとがき:働く女性陣と保育する僕


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◆ 【取材】死を前にして家族が急に仲良くなるわけではない
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真宗大谷派の僧侶・中下大樹さんは
死に寄り添う活動を続けていらっしゃいます。

終末期の医療施設でたくさんの方を看とられたご経験から彼が思う事は、


「死を前にして家族が急に仲良くなるわけではない」


という事。

映画やドラマだと余命を宣告された後に家族が再生し、、、
という美しい物語はありますが、

実際にそのようなご家族は100組のうち2-3家族くらいだそうです。


・普段からの関係性が大切であること(往き方は生き方)
・一日一日を大事に過ごすこと


と語るお言葉には、とても説得力がありました。



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◆ 子どもとキャンドル哲学
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結婚や子育てなどを考える「婚学カレッジ」を運営されている
ワーキング・ウーマン、池倫子さんに聞いた素敵なお話です。

池さんは三世代で同居しながら、
シングルで、小学2年生の息子さんを育てていらっしゃいます。

先日、少しお子さんがイヤイヤしてしまう時が続いていたので、
どうしたものかと考え、、、、何と、


【キャンドルを点して、子どもと2人で「哲学」について語り合ってみた】


そうなんです。


「家族って何だろう?」

「人が死ぬってどういう事なんだろう?」


などなど、じっくりと深い話をしてみると、

子どものイヤイヤがおさまり、笑顔が増え、よく寝るようになり、
精神的にとっても落ち着いたのだそうです。

きっとママとゆっくりとお話する時間が持てた事で、
愛情タンクが満たされたんでしょうね☆

池さんによると、この


【「哲学」という「答えの出ない問い」について話をするのが大切】


なのだそうで、
相手の意見を否定したり、
余計な議論にもならないので、

喧嘩になる事もないそうです。


◎ 病気になるって?

◎ 父親と離れて暮らすって?

◎ いじめって?


など、大事だけど普段の生活の中ではなかなか話せない事を、
冷静に、2人っきりで、キャンドルを間にして話す習慣ができつつあるそうです。



◎「痛いって?」


というテーマについて話していた時は、
最初は「身体が痛い」というところから話が始まったそうですが、


息子さんから「気持ちも痛い時ってあるよねぇ」な〜んて
言ってきたそうです。


何だか、凄い男子になりそうです!


今では何か話したいことがあったり、
甘えたい時には、息子さんから

「○○について哲学しようよ!」

とか「今日の夜さ、あれしようよ!笑」と言った感じで、
「哲学時間」をリクエストしてきたりするようになっているそうです。


「キャンドルで子どもと哲学」


なんて、素敵なコミュニケーションの方法だなぁって思いました。

うちの娘はまだ言葉を話し始めたばっかりですが、
チャレンジできる日がいまから楽しみです☆


★ 池さんの婚学カレッジ
http://www.facebook.com/kongakucollege



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◆ ブログ更新のお知らせ
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先週はこんな内容でブログを書いていました。

● 2012.12.25【取材】「嫌な日はとても多かったがいらん日は1日もなかった」
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/post-870.html

● 2012.12.24親ばか日誌: 冗談を言うようになりました ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/post-909.html

● 2012.12.23書籍「シーラという子」
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/post-900.html

● 2012.12.22国民的有名人(つるの剛士さん)を影で支える人 ※ 写真あり
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/2-15.html

● 2012.12.21愛知県が3位浮上!(累計入場者数)
http://www.umareru.jp/blog/2012/12/3-2.html


<FaceBook公式ファン・ページ>

約1万2千人に登録していただいているFaceBookでは
1日何回か、投稿いたしております。
http://www.facebook.com/umareruthemovie



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◆ 【自主上映会】のご案内 (12月下旬〜1月上旬)
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先週は以下の場所で開催が決定いたしました。
皆さま、ありがとうございます!

和歌山県和歌山市(13/01/26) 東京都世田谷区(13/02/16) 滋賀県野洲市(13/03/01) 
宮城県仙台市(13/03/09) 鹿児島県枕崎市(13/03/10) 東京都新宿区(13/03/16)
島根県出雲市(13/04/20) 岡山県倉敷市(13/06/30)


赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。


◆【2013年1/5(土)9時〜 複数回新潟県三条市】 ※ ママ
ママサークルりっぷる/渡辺明矢子/masako27320@yahoo.co.jp
090-7002-1897/定員150名


◆【2013年1/6(日) 14時〜, 18時半〜 神奈川県厚木市】 ※ ママ
麺処明かり家foryou/金澤洋平/046-296-7710/menforyou2011@yahoo.co.jp
定員100名,300名


◆【2013年1/12(土)10時〜 14時〜東京都杉並区】 ※ ママ
http://kokucheese.com/event/index/60610/中林洋一/090-9327-2383/
umareru@world-bridger.net/定員各回:150名


◆【2013年1/19(土)10時〜複数回東京都大田区】 ※ ママ
http://homepage3.nifty.com/kodomo-kouryuu-c/子ども交流センター/藤林
cbc13164@nifty.com/03-5753-6801/定員100名


◆【2013年1/19(土)10時〜 13時〜東京都新宿区】 ※ ママ
チームバンクシア/木村高士/mirokunoyo2008@yahoo.co.jp/090-3982-6021/
定員120名, 150名

※ 池川明先生の講演会あり


◆【2013年1/19(土)10時〜複数回岩手県盛岡市】 ※ ママ
http://todokeyou.jp/映画を届けようプロジェクト/小苅米健太郎/
umareru.morioka@gmail.com/090-8347-0474/定員300名


◆【2013年1/20(日)14時〜 静岡県静岡市】
静岡県社会福祉士会中部支部例会/小長井雅代/054-252-9877/
masayo.konagai@gmail.com/関係者用上映だが一般申し込みも可/定員:200名



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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



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◆ あとがき:働く女性陣と保育する僕
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現在、新しいスタッフが研修のために、
毎週土曜日の午前中にいらっしゃっています。

旦那さまが週末にお仕事をされているとの事で、
2歳と5歳の男の子と一緒に来て、
直属であるプロデューサーの牛山朋子と研修している間、

娘も含めて、

僕が3人の子どもの「保育」をしています(笑)。


僕は子どもと遊ぶのは大好きなので、
全く苦ではないのですが、

・3人の子どもを見る男性
・働く2人の女性

という図式を見るにつけ、「世の中、変わったなぁ」
って思います(笑)。


これまで親御さんがいる中で一緒に遊ぶという経験は多々ありましたが、
2時間、3人の面倒を一手に引き受けるというのは、

なかなかタイヘン!


誰かが「DVD見たい!」と言うのはいいんですが、
3人とも見たいのが違って、それで喧嘩になったり、
大泣きになったりします(笑)。

公園に行くと、3人同時に1つのブランコに乗りたがったり、
順番が守れなかったり、気がつくと視界から消えていたり、
3人のうち2人が「抱っこ〜」っと言って、ダブル・アームしたり、

こりゃあ、心身共にタイヘンだ!!!(笑)


でも、嬉しい気づきもありました。


子どもは、ちゃーんと向き合えば、
ちゃーんと聞いてくれるんですね。


例えば、
鼻水を垂らしている子を、ある子が揶揄していた時に

「君もさ、鼻水でちゃう事あるよね?
その時に「鼻水やだから、あっち行け!」って言われたら、どう思う?
イヤじゃない?」

と言うと、「うん、イヤだ」と言って、
それ以来、言わなくなりました。


順番が守れなかった時は、

「Aちゃんの次はBちゃんだったでしょ? 
Bちゃんの後に、必ず遊んであげるから、ちょっとだけ待てる?
少〜し待ってくれたら嬉しいなぁー」

と言えば、「うん」と協力してくれます。

みんな、いい子だ〜!!!!

いい子に囲まれていると、僕もいい子になれそう☆



監督・父
豪田トモ


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