2012/08/21   vol.156              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!

お元気ですか?


NHK・Eテレの「バリバラ」という番組をご存知ですか?


「バリバラ」とは障がい者の方々によるバラエティという、
今までになかった革命的なテレビ番組です。


先日、この番組で、
僕らが映画『うまれる』を製作する前に
ドキュメンタリーを作らせていただいた

「蔵王すずしろ」という施設が紹介されていて、
か〜なり嬉しかったです。


宮城県蔵王にある「蔵王すずしろ」では、
障がいを持った方々が豆腐作りに励んでいて、
水、豆、にがりにこだわった豆腐の味はとにかく絶品!!


いまのところ、僕の人生で最も美味しい豆腐、豆乳、湯葉は、
この「蔵王すずしろ」に軍配が上がります。


以前にも書かせていただきましたが、

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障がい者が働く作業所での
全国の平均賃金は約13,000円(月額です)。
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しかし、

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「蔵王すずしろ」は月額約6万円と
全国平均の4倍近い数字を上げている奇跡の作業所
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なのです。


「売上をあげないと、障がい者の生活は向上しない」


という信念のもと、職員の方々が「仕事」というものを
徹底研究して、常に様々なチャレンジを続けています。


作業所は原則的に「福祉施設」であるため、
売上を求める姿勢は他の作業所からあまり良く思われていない
部分もあるようですが(それが月額賃金13,000円という結果に
なってしまっているという意見も。)、

そんな事はお構いなしに、
自分たちの信じる事に向かって突き進んでいる姿が
すんごいカッコ良く見えました。


僕たちも、
障がいを持ちながら生き生きと仕事をしている方々に出会い、
そして、彼らを信じて「仕事を作る」という事に従事している
職員の方々に出会い、


人生観が一変する経験をさせていただきました。


いつかまた、障がい者の方々に
出ていただけるような作品が作りたいですね。



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◆ 目次
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├ ママさん雑誌『Neem』で連載中〜
├ 「子どもが親を選ぶ」3つの理由
├ 【自主上映会】のご案内
├ あとがき:赤ちゃんのパワー


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◆ ママさん雑誌『Neem』で連載中〜
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ママさん雑誌『Neem』さんで2Pの連載をさせていただいています☆ 
今月のテーマは「永続的な家庭円満」。

94Pに掲載されております。
ぜひご覧ください!



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◆ 「子どもが親を選ぶ」3つの理由
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胎内記憶の伝道者として知られる、
産科医の池川明先生は、

「子どもが親を選ぶ」理由として主に3つあるとお話されています。


【1. 優しそうだから】

→楽しくて幸せな人生が送れそう!


【2. 寂しそうだから】


→自分が行けば役に立てる!


ここまではよく知られていますが、


【3. 修行・成長になるから】


という点はあまり知られていません。

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困難な人生が待っている事を敢えて受け入れ、
魂の修行、成長にために命となり、
場合によっては自己犠牲を受け入れてでも、
人類にとって必要な行動をする、、、
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という事のようです。


たぶん、僕は「3」に当てはまります(笑)。

残念ながら、自己犠牲の精神は持っていませんが、、、

自分で両親を選んだと仮定してみた事で、
僕自身が大きな修行をし、人間として成長できた気がいたします。


30過ぎてからではなく、
もっと若いうちに気づいていたら、
もっと生きやすかったのかなぁとは思いますが、

あのタイミングでないと受け入れられなかったかもしれないし、、、

難しいところです。



僕の4歳年下の弟は、
身体が弱い状態で産まれ、小さい頃、
手術と入退院を繰り返していましたが、彼は


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「自分で選んだ」と考えた事で、
どこにもぶつけようのなかった怒りや失望を克服
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でき、
母は

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「産まれる事は出来るけれど、とても身体が弱い。
それでもお母さんに会いたいから来た」
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と当時、思えていたら、どれだけ育児が楽になったのかな
って思います(今ではそう考える事でとても楽になっているようです)。

以前、小さい頃に親から虐待を受け、
長らく親を憎み、ご自身も苦しんできたという方とお話した時、


「こんな親を選んだ事によって、修行になった。人間として成長できた」


とおっしゃっていましたが、
長い月日を経て、そのような境地にいたれた彼は、
とても心の広くて大きな人のように見えました。


なかなか赤ちゃんが授からずに待たれている方も、


「選ばれていない」と考えるのか、


「選ばれるのならしっかりと生きよう」と考えるのか。


もしくは


「私はおそらく子供を生まずに、
他の事で社会に貢献する人生を選んで生まれて来たんだ」


と考えるのか。。。


捉え方によって毎日の生活が全く異なります。


僕は、胎内記憶を100%信じているかというと、そういうわけではなく、

「そうだったら楽しいな」

「そう思ってみた事で人生の大きな課題が解決できた」

という2点で肯定派です。


とは言え、、、

虐待など人類の重大な問題は、
胎内記憶ではとても癒えるものではないかもしれませんし、
このような事は、

頭では理解できても、身体・心が反応しない

という事もあると思いますので、
やはり

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胎内記憶という「概念」だけではなく、
パートナーを中心とした「絆」によるサポートが大切で、
結局のところは人には「きづき」と「支え」が必要
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なのだなぁと思います。

「胎内記憶」は本当に色々なことを考えさせてくれます。



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◆ 【自主上映会】のご案内 (8月下旬)
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☆ 8月下旬の上映は以下の日時・場所で行われます ☆


赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。


◆【8/25(土) 10時10分〜 埼玉県春日部市】 ※ ママ
主催:株式会社AsMama/木村康恵/080-2039-4870/info@asmama.jp
http://ameblo.jp/lien-aroma/entry-11245362143.html/託児あり

※ 35mmフィルム上映


◆【8/25(土) 10時〜 複数回 愛媛県松山市】 ※ ママ
主催:ABクラブ/http://ameblo.jp/ab-club/entry-11275331010.html
村上智子/089-994-3117/awai.ab.club@gmail.com


◆【8/25(土) 10時〜 複数回 千葉県浦安市】 ※ ママ
主催:NPO法人i-net 明海つどいの広場子育てテラスふらっと
中島純子/047-720-2200/minnade@shinura-kosodate.net


◆【8/26(日)10:00〜 14:00〜 岡山県倉敷市】 ※ ママ
主催:『うまれる』上映実行委員会 ままくる/神崎智美/090-5695-7840
http://ameblo.jp/kaorunn2523/mamakuru2012@yahoo.co.jp


◆【8/26(日)13:30〜 山形県寒河江市】 ※ ママ
主催:子ども家庭支援センター チェリー/0237-84-7111
cherry7111@bz03.plala.or.jp/http://www.cherry.hs.plala.or.jp/

※ ブルーレイ上映


◆【8/26(日)13:30〜富山県朝日町】 ※ ママ ※ 無料
主催:社会福祉法人 朝日町社会福祉協議会/秀永 有紀子/0765-83-0576
syakyou@pri.town.asahi.toyama.jp/託児あり/上映後に意見交換会あり


◆【8/30(木)17:50〜福井県福井市】 ※ 無料
主催:総合福祉施設 あけぼの園/中谷 誉子/090-2379-8796
akebonoen52@miracle.ocn.ne.jp/関係者用上映だが一般申し込みも可能


◆【8/30(木)19:00〜Vancouver, Canada】 ※ 無料上映(ドネーション)
主催:J Wave Communications Inc./英語字幕版
604-899-5436/info@oopsweb.com

※ 上映前に監督・豪田トモの挨拶あり



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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



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◆ あとがき:赤ちゃんのパワー
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★ これはぜひ写真を見てください! ★
http://www.umareru.jp/blog/2012/08/post-768.html

※ 先日、FaceBookのファンページにアップしたところ、
20万人以上の方が「いいね!」を押してくださいました。
http://www.facebook.com/umareruthemovie


双子で生まれた赤ちゃん。
女の子は身体が弱く、死が迫っていました。

ある時、看護師さんが通例を破って、2人を同じ保育器に入れると、
男の子の方が女の子にハグをしました。

すると、その後、女の子の容態は安定するようになったそうです。

人は誰でも、人を癒す力がある☆


監督・父
豪田トモ


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