2012/07/23   vol.152              http://umareru.jp/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!

お元気ですか?


新年のメルマガで、今年の夢・目標に

【映画『うまれる』の海外配給をすること】

というものを掲げておりましたが、
ようやく光が見えてきました。


映画の海外配給は以下のような仕組みでなっていますが、

======================================

1. 製作会社(僕たち)
  ↓
2. 販売代理店
  ↓
3. 海外各国の配給会社
  ↓
4. 海外各国の映画館・テレビ局・ネット放送局など
  ↓
5. 視聴者・鑑賞者

======================================

最近、『うまれる』を取り扱っていただける、
販売代理店さん(上の2番目)との契約が決まりました。


また、8月下旬に僕の第2の故郷でもある、
【カナダ・バンクーバーでの上映も正式に決定】いたしました。
(僕は約4年、カナダで映画製作の勉強をして、2006年に帰国しました)

講演会も予定されているので、家族を連れて伺います!


海外の方々に映画を観ていただくための
道のりはまだまだ長いですが、まずは、一歩、です。


★ バンクーバーでの上映概要
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html#07

★ ブログ「新年の夢」
http://www.umareru.jp/blog/2012/01/post-636.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 目次
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

├ 親ばか日誌:イヤイヤ期を乗り切る7つの方法
├ 【自主上映会】のご案内
├ あとがき:ジョン・レノン、スティーブ・ジョブズ、MJの共通点


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 親ばか日誌:イヤイヤ期を乗り切る7つの方法
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

1歳8ヶ月になった娘・詩草(しぐさ)に、いよいよイヤイヤ期が到来〜☆

靴を履くのがイヤ。服を着るのがイヤ。
食べるのがイヤ。寝るのがイヤ。

イヤ、イヤ、イヤ。。。


自分の意向に反する事には徹底抗戦しますし、
「着たくなかった服を着させられた」事を理由に、
数分間、泣き続ける事もしばしば(笑)。

子どもに泣き続けられると、やっぱりストレスがたまりますよね〜。


でも、最近、この難題の「原因」と「対処法」がやっと分かりました。

これはあくまで娘を見てのものですから、
すべてのお子さんに通じるかは分からないのですが、

イヤイヤ・モードになるのは、

1. 
自我・自立の芽生えで、
「自分で出来る・考える力があるのに、頭ごなしに色々やられるのがイヤ」

2. 
自分の主張があるのに、言語的コミュニケーションが
発達していないため、相手にうまく伝わらない事によるストレス


という2点が原因なのだろうと思います。
ですから、ここでの対応は、

=======================================================
◎ 子どもの自我・自立の芽生えを「歓迎すべき成長」として受け入れる
◎ 自分の主張を伝えられないストレスを減らす
=======================================================

事が基本になります。
具体的には以下の7点が、うちの娘には有効のようです。


1.「イヤだよねー」と、まずは子どものイヤイヤを受け入れる。

2.子どもが何をしたいのか分からなくても「うん、うん」と聞く。

3.「どうしたい?」と尋ねてみる。

4.「どれがいい?」と選ばせる。

5.ある程度は我慢し、目の前で起きている現実を笑う!

6.視点を切り替える。

7.場合によっては強制終了☆


うちの娘はこれをやっていれば、
「イヤイヤモード」に入る事は、ほっとんどないですし、
なっても9割方、1分以内に終了します。


ただ、この7つの対処法は時間的・精神的な余裕が必要なので、
「イヤイヤは成長」、「イヤイヤは成長」と自分に言い聞かせたり、
普段からパートナーとの関係を良くしておく事も重要。


もし、「イヤ〜!!!」っと、暴れモードに入った時には、
なんでイヤイヤなのか、本人もよく分からなくなって
しまっている場合がほとんどなので、

「視点の切り替え」

が必要です。


「あ、ニャーニャー(猫)だ!」と指差したりして、
全く無関係のものに視点を向けさせると、「え、なになに?」

と、その方向を向いてイヤイヤしていた事を
忘れちゃうことが、よくあります(笑)。


=====================================
最も効果が薄いのは、
「こんなに小さい子が自分の主張があるわけがない」
という意識からの態度と言動
=====================================


なのかなと思います。

思春期の子どももそうですが、

【親がどう思おうと、「自分はできる」と思っている】

わけですから、
頭ごなしに対応しても、反発するだけ
(僕の若い頃もそうだった!笑)。

逆に

「小さい子でも自分で選んで生まれて来たわけだから、
ちゃんと意思があるよね。だから自分で選ぶ事も出来るよね」

という視点に立って寄り添うと、
イヤイヤ期も全く大した事なくなりました。



たぶんここで

=========================================

「ワガママな子になるから」という事で子どもの要求に
向き合わないと、自立抑制の連鎖が始まり、

そのうち子どもは「どうせ言っても無駄だ」と感じ、
「自分で考えて行動できない子ども」に育ってしまう

==========================================

のでは?と感じています。

「いつでも子どもの要求を受け入れているとワガママな子になるかも」
というちょっとした恐れが僕にもありましたが、色々と研究してみると、


【人がワガママになるのは、自分の要求が受け入れられないから】


という理由が多いようです。

正直言って、僕はかなりワガママな男ですが(笑)、
これは

=======================================================
小さいときから自分が受け入れられているという感覚がなかったため、
自分の要求を常に通し続けないと(ワガママにならないと)、
自分らしさがなくなってしまうのではないかという強迫観念から
=======================================================

だと自己分析しています。

いまは、落ち着いていますし(笑)、
他人のワガママも受け入れられるようになってきていますが(成長しましたっ!)、
これは


妻や『うまれる』を支えてくださっている方々のおかげで、
【自分が受け入れられ、認められていると感じられているから】


なのだと思います(ありがとうございます!)。

============================
自分のワガママを聞いてくれたら、
人のワガママも聞いてあげようと思う。
============================

これはおそらく、39歳も1歳8ヶ月も変わらない。

ちゃんと向き合って、受け入れる関係性が出来ると、
他人の要求も受け入れられるようになり、
逆にワガママにならないのだと思います。

実際、娘のイヤイヤ期は最初に比べて、あっという間に落ち着きを見せ始め、
1歳8ヶ月にして「譲るところは譲る」ことも覚えつつあります。

「しつけ」も大切ですが、

========================
「しつけ」をすればするほど、
「クリエイティビティ」はなくなっていく
========================

ので、バランスに気をつけないといけない。


【「クリエイティビティ」とは脳と心で現状を打破する力】


「しつけ」とどちらが大事かと言えば、
僕は、何を産み出す可能性のある「クリエイティビティ」の方を取ります。



そういう意味でも、ここの
【イヤイヤ期の対処は、子育てには、とーーーーっても大切】ですね!

====================================
この段階で子どもと向き合えなかったら、
おそらく、子どもと向き合えない歴史が始まる
====================================

のだろうと思います。


【「反抗期」というものは、「第二のイヤイヤ期」】


なんじゃないかと思っているんですが、
娘が思春期を迎えたら、今を思い出して向き合っていこうと思います。

まぁ、あと13年くらいあるから、覚えていられるか微妙ですが(笑)。 

育児は本当に勉強になります!


※ 今回の文面は人によってご意見様々だと思いますので、
「こういう考えもあるのだなぁ」と思っていただければ嬉しく思います☆



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 【自主上映会】のご案内 (7月下旬)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

先週は以下の場所で開催が決定いたしました。
皆さま、ありがとうございます!

愛知県春日井市(9/1) 山梨県富士吉田市(9/8) 愛知県豊川市(10/20)
青森県東北町(10/28) 兵庫県三田市(11/17) 兵庫県小野市(11/18)
宮城県仙台市(11/20) 千葉県千葉市(12/8) 熊本県熊本市(12/01/14)

☆ 7月下旬の上映は以下の日時・場所で行われます ☆


赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。

◆【7/25(水) 13:00〜 東京都江東区】 ※ ママ
主催:一般社団法人 マザー・ニア
大江 久留美/03-5858-5025/info@mother-nia.com

※ 株式会社ベアーズ創業者・高橋ゆきさんと監督・豪田トモの対談あり


◆【7/27(金)10:00〜 複数回 神奈川県横浜市】 ※ ママ
主催:特定非営利法人 カフェ・デラ・テラ
石渡由布子/080-6597-0166/ann48.y@gmail.com


◆【7/28(土)10:00〜 、12:00〜 大阪府大阪市】  ※ ママ
https://sites.google.com/site/umareru20120728/
福崎浩/06-6365-7560/fukuzaki@tenma-lo.jp

※ 監督・豪田トモの講演会あり


◆【7/28(土)10:00〜 複数回 愛知県東海市】 ※ ママ
主催:東海市民生児童委員・主任児童委員会
石川真理子/090-4210-2269/ishikawamariko1962@gmail.com



===========================================


詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ あとがき:ジョン・レノン、スティーブ・ジョブズ、MJの共通点
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・ジョン・レノン
・スティーブ・ジョブズ
・マイケル・ジャクソン

の共通点は、、、、


実の親の愛情に恵まれなかったけれど、

親を許し、

愛する人に出会い、

幸せな家庭を築き、

子育ての素晴らしさを知り、

そしていま、

天国にいること。



監督・父
豪田トモ


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆◇◆◇ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◇◆◇◆
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□発行者:うまれるパートナーズLLP
□映画「うまれる」ホームページ:http://umareru.jp/
□お問い合わせ先:info@umareru.jp
 ※ 携帯のメールアドレスはご遠慮ください。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□本メールマガジンの著作権は発行者・執筆者に帰属しておりますが、
「世のため、人のため」とご判断された場合は、出典先を明らかにした
上で許可なくご自由に転送、転載、回覧していただいて構いません。
ただし、記載記事及びデータにより、損害が生じた場合も、
当方では一切の責任を負いかねます。ご了承くださいませ。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□本メールマガジンは、サイトからご登録いただいた方、当映画製作
のスタッフ及び、株式会社インディゴ・フィルムズのクルーが名刺
交換をさせていただいた方にお送りさせていただいております。
ご不要の方は、お手数ですが以下にございますページより解除を
お願いいたします。ありがとうございます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
□本メールマガジンのお届け先アドレスの変更・配信停止は、
恐れ入りますが、下記ページより行ってください。
 http://umareru.jp/mail/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Copyright (c) 2012 UMARERU LLP, All rights reserved