2012/07/04   vol.149              http://umareru.jp/
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◆◇◆◇◆ドキュメンタリー映画「うまれる」メールマガジン◆◇◆◇◆
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皆さま、こんにちは!

映画『うまれる』監督・プロデューサーの豪田トモです!

お元気ですか?


お仕事で沖縄に来ています。

同行した娘の詩草(しぐさ)にとっては、夏休み! 

とにかく「ちゃぷちゃぷ(プール)」が大好きで、
毎日、コーフンの時間を過ごしています!

詩草が生まれてから、
笑顔の総量ではナンバーワンの日々かもしれません。


最初の2日だけ僕の両親も来ていましたが、
最高の親孝行が出来ました。


5年前には全く考えていなかった展開に、
自分でビックリしています(笑)。


改めて、家族あっての自分だなぁと思います。


★ ブログに写真が掲載されています ★
http://www.umareru.jp/blog/2012/07/post-696.html



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◆ 目次
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├  今後増える「父親に親権」のケース
├ 【営業・広報担当のスタッフを募集中!!】
├ 【自主上映会】のご案内
├  あとがき   映画『モテキ』


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◆ 今後増える「父親に親権」のケース
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今回のお話は、あまり共感を得ていただけないかもしれません。
でも、どうしてもお伝えしたいので書かせていただきました。


先日、僕の友人の女性が、【親権を持たずに離婚】しました。


多くのママにとっては「え?」という決断かもしれません。
もしかしたら反発を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。


「ふつう、女性が親権を持つんじゃないの?」


と。

それも仕方がないかもしれません。
ただ、


【なぜ彼女(以後、Aさんと書きます)がその決断に至ったのか】


という点については、ぜひ知っていただきたいと思っています。


離婚に至ってしまうのは、とても残念な事ではありますが、
男女の問題は様々な事があるので、

僕はある程度、致し方ない部分があるのかなと思っています
(僕も離婚経験があります)。


一緒にいて幸せを感じられない人といるのは、とても辛い事です。


両親の不仲を見るのは、子どもにとっても辛い事でしょう。

度重なる夫婦喧嘩に子どもは敏感に反応します。



大好きなパパとママが言い争う姿は、
おそらく子どもにとっては世界で最も一番見たくないこと。


喧嘩の原因は自分にあるのではないかと思ったり、
「ママは僕(私)の事、好きじゃなくなっちゃったの?」
と投げかけたりもするようです。



僕自身、長年、不仲だった両親の姿を見ていて、
「なぜ離婚しないのだろう?」と不思議に思っていました。

「いっそ、離れていてくれた方が、こっちにとばっちりが来なくなる」

とまで思っていました。

今は結構、仲が良いので、男女は本当によく分からんなぁと思います(笑)。



中には「子どものために離婚をしない」という方もいらっしゃるかと
思いますが、逆に


【「子どものために離婚をする」という決断も尊重されても良い】


のかなとも思います。

結局、Aさんは後者を選択したのですが、
彼女の話を聞いてすごいなと思ったのは、


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元夫は超がつくほどのイクメンで、
育児に関しては、彼の方が優れていると認めた
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という事です。

自分はおっちょこちょいで天然で、
至らない点が多々あるけれど、


元夫は今後2年間、彼女が子どもと会うスケジュールを
びっちりと組むほど、とてもしっかりしている。


育休も取り、オムツ替えやお風呂入れ、寝かしつけなどお手のもの。
保育園への送り迎えも喜んでする。
家事も料理も問題ない。

子どもからの信頼も厚い。


彼が主張を曲げるタイプではない事も知っていたし、
もし裁判になれば泥沼化して、子どもが傷つく。。。



愛する子どもの将来を考えた場合、


しっかり者の彼に育ててもらった方が子どものためなのではないか、



おそらく彼女の中では相当、思い悩み、
【人生で最も辛い決断をした】のだと思うのです。


これは本当にすごい事だと思います。


僕は元旦那さまにはお会いした事はないんですが、
Aさんやお子さんには何度も会っていて、
Aさんがお子さんを心から愛している事をとても良く知っています。


決して、母性が劣っている、とか、そういう事ではありません。


当然、自分で引き取って育てたい気持ちはあったと思うのですが、
彼女は


【自分の母性よりも子どもの将来を優先する】


という英断を下したのです。


今回、親権を譲った女性は
心に深いダメージを負っています。


しかし、日本では非常に稀なケースであるため、
周りは理解を示してくれず、


「子供を捨てた」

「あなたの事は理解できない」


等の言葉を投げかけられることで、離婚や子供と離れて暮らす寂しさの上に、
さらに精神的に、二重にも三重にも苦しんでいます。



これまで、子どものいる家庭の離婚は、
女性が親権を持ち、シングル・マザーとして育てる事がほとんどでした。

しかし、


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現在は「父性」に目覚め、育児に取り組む男性も非常に増えていますし、
キャリアを積み、自活可能な女性も過去よりも圧倒的に増えています。
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僕自身の事を考えた場合、
離婚をするという選択肢はありえませんが、万が一、そうなった場合、
娘を巡る争いがないとは絶対に言い切れません。


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今後はそう簡単に親権を放棄しない父親も増えるでしょうし、
おそらく、今回のように
【父親に親権】+【母親はキャリアを持ちながら定期的なサポート】
というケースは増えていくのではないか
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と思います。

その時に
周りの人間に求められることは、


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子どもを手放したことを非難するのではなく、
子供を手放さなければならなかった女性(男性)の心痛は
どれほどのものなのか、、、と推察して、寄り添うこと
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なのではないかなと思います。

一刻も早く、Aさんに再び、心からの笑顔が戻る事を祈っています。

そして、
様々な事情で、
様々な家族の形を持たれている方々を応援しています。


今回の文面でご気分を害された方がいらっしゃったら、
すみません。



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◆ 【営業・広報担当のスタッフを募集中】
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メルマガやブログで告知させていただいておりますが、現在

【営業・広報担当のスタッフ(リレーションシップ・マネージャ)を募集】

させていただいております。

既に数多くの方にご応募いただいておりますが、
まだまだ募集させていただいております。


映画『うまれる』を愛してくださって、
メッセージを届けたいと熱い想いを持ち、そして行動力のある方、
と共に新たな一歩を歩めればと思っています。


★ ご興味ある方は以下より詳細をお読みくださいませ。
http://www.umareru.jp/relationshipmanager.html



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◆ 【自主上映会】のご案内 (7月上旬〜7月中旬)
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先週・先々週は以下の場所で開催が決定いたしました。
皆さま、ありがとうございます!

群馬県渋川市(8/4) 岡山県倉敷市(9/1) 東京都中野区(9/8)
大分県日出町(9/11) 愛知県名古屋市(9/17) 沖縄県うるま市(9/28)
東京都国立市(11/12) 東京都江戸川区(12/25)


☆ 7月上旬〜7月中旬の上映は以下の日時・場所で行われます ☆


赤ちゃんと一緒に観れる上映会は「※ママ」、
無料上映は「※無料」と書かれています。


◆【7/7(土) 10:00〜 複数回 長野県諏訪市】
主催:NPO法人 すわ子ども文化ステーション/宮澤 節子/0266-58-3494/
sukobust@cameo.plala.or.jp/ブルーレイ上映


◆【7/7(土) 19:00〜 新潟県新潟市】
主催:白根コミュニティ協議会
阿部、吉川/02-5373-2800/shirone.community@ninus.ocn.ne.jp


◆【7/7(土) 10:00〜 複数回 岐阜県恵那市】 ※ ママ
主催:いのち伝え隊/小泉晴子/090-5548-5486/seiko560910@yahoo.co.jp
ボランティアスタッフ募集中


◆【7/8(日) 10:00〜 岐阜県岐阜市】
主催:ミキグループ・ハートの会
松原知子/058-245-9233/pinefield@re.commufa.jp


◆【7/8(日) 10:00〜、14:00〜 滋賀県近江八幡市】 ※ ママ
主催:52年会/http://ameblo.jp/team-sora52/entry-11161323265.html
清田 みな子/090-6826-9519/team_sky52@yahoo.co.jp


◆【7/8(日) 13:00〜 東京都目黒区】 ※ 無料
http://www.city.meguro.tokyo.jp/event/forum2012ivent/index.html
目黒区人権政策課 男女平等政策係/03-5722-9214(直通)/jinken02@city.meguro.tokyo.jp

※ 監督・豪田トモの講演あり


◆【7/8(日) 詳細は主催者まで 東京都中央区】
主催:佐々木均/042-334-1458/h.1124.ssk@gmail.com


◆【7/8(日) 10:00〜 複数回 愛媛県四国中央市】 ※ ママ
主催:パズル/ホームページ:http://ameblo.jp/miya425//篠原美也子
090-7146-3311/makomiya425@yahoo.co.jp/ボランティアスタッフ募集中


◆【7/8(日) 14:00〜 佐賀県佐賀市】 ※ ママ
主催:佐賀ビッグフット
中尾朱実/080-1762-7226/vissake722@gmail.com


◆【7/13(金) 14:00〜、19:00〜 東京都武蔵野市】 ※ ママ
http://ameblo.jp/afropapapa/西本咲子/0422-53-8005
papamama.kichijoji@gmail.com/託児あり要事前予約/


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詳細やお申込に関しては各主催者様にお問い合わせください。


★上映会スケジュール一覧はコチラ★
http://www.umareru.jp/everycinema-schedule.html


★上映会開催ご希望者はコチラから詳細を御確認ください★
http://www.umareru.jp/everycinema-2.html


★自主上映会を開催した事のない方のために「はじめての上映会」
というページもあります★
http://www.umareru.jp/everycinema-first-time.html



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◆ あとがき  映画『モテキ』
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いやー、面白かったです!!!!


ここ数年で最高の日本製娯楽作品の一つですね!


基本的には「ボーイ・ミーツ・ガール」の
いままで何度も観た事のあるストーリーですが、

飽きさせない映像表現と音楽の使い方で、
新鮮な映画として見事に生まれ変わっています。


主人公も女性陣も上司も、
皆いい味を出していて、
すべての役者さんがピタリ!


原作の漫画もテレビ・ドラマも観ていませんので、
どこまでが映画オリジナルのアイデアなのかは分かりませんが、

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「観てもらう人に楽しんでもらおう!」という作り手の愛情を感じるだけでなく、
照明やカメラワーク、編集などの映像技術・アイデアも、
おそらく現在の日本では最高峰のもの
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ではないかと思います。


映像表現・技術ばかりを見せようとして
観る側の心理を切り捨てる作品が多い中、

とても好感の持てる作り方をされているなぁと感じました。


僕もこんな映画が作れるようになりたいです☆



監督・父
豪田トモ


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